国際社会学科 中東専攻
偏差値
69
中東を知ることは世界を理解すること 中東は高校の地理や世界史において西アジアと北アフリカと分類される二つの地域を一般的に指します。 東京外国語大学中東専攻では、アラビア語、ペルシア語、トルコ語のうちの一つを専攻言語として選ぶことができます。アラビア語は教養外国語として学べるほか、クルド語、ヘブライ語の講義も開設されています。 クリミア戦争、聖地管理問題、ロシアの南下政策、インド・中国との通商路確保、そして石油資源――欧州列強は自らの勢力を伸長するためにこの地を争い合いの場としています。中東で紛争やテロが絶えず、混乱が続き、難民問題などが発生するのはそのためです。世界全体がいい意味でも悪い意味でも引き寄せられる場、それが中東であり、世界を理解するためにも中東を知ることは不可欠です。東京外国語大学は、この中東で起きていることを直に学びとることができる数少ない場所です。