農業経済学科
偏差値
64
食料の生産から消費まで、農業・食料と経済社会のあり方を考える 世界の現在の人口は70億人、2025年には80億人となると予想されています。その時、食料や人間をとりまく自然環境はどのようになっているのでしょうか。飽食の一方で飢餓が生まれる世界経済のゆがみ、食料増産の一方で枯渇する生物種や土壌・水などの生産資源、豊かな農地を持ちながらも食料を海外に依存する日本の現状…どのようにしたら、こうした問題を解決できるのでしょうか。 これからの時代、多様な農業形態を再評価しながら、人間と自然との共生を取り戻すことが求められています。そのための問題解決と新たな枠組みづくりを担っていくこと。これが農業経済学の役割であり、農業経済学科の研究の目指すところです。農業経済学科の学生は、さまざまなゼミナール活動に参加し、自分の研究課題に取り組みながら、幅広い知識と科学的な世界観を身につけることができます。