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作成日: 2025/4/11 更新日:2025/4/11

スポーツ学とは何を学ぶ学問?主に学ぶことや知識をいかせる就職先と共に徹底解説

スポーツ学とは何を学ぶ学問?主に学ぶことや知識をいかせる就職先と共に徹底解説

スポーツ学とは具体的に何を学ぶ学問なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、スポーツ学とはどんな学問なのかが分かるように、次の観点などから解説していきます。

  • 専攻すると何を学ぶのか
  • 学べる大学
  • 学んだ後の進路や就職先
  • 向いている人の特徴

スポーツ学とは何を学ぶ学問なのか気になっている方や、キャリア選択の参考にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

スポーツ学とは何を学ぶ学問?わかりやすく簡単に解説

スポーツ学とは何を学ぶ学問?

スポーツ学とは、スポーツや運動に関する幅広いテーマを研究する学問です。競技スポーツだけでなく、健康維持や身体能力の向上、精神的な健康促進も含まれます。

スポーツ学の意義は、スポーツの効果的な実践や指導、健康的なライフスタイルの推進、スポーツビジネスの発展などに貢献することです。

また、スポーツ学は、スポーツの多様な価値を理解し、最大限に活用するための知識とスキルを学ぶことができる学問です。

そのため、理論と実践が重視され、フィールドワークやインターンシップを通じて実践的なスキルも身につけられます。

主に学ぶ分野や専攻内容や研究内容

スポーツ学の分野・専攻・研究内容

スポーツ学を専攻できるスポーツ学部では、スポーツに関連する幅広い分野の学問を総合的に学びます。以下にスポーツ学の主な分野やテーマ、学ぶ内容についてまとめます。

分野
内容
スポーツ生理学
・身体が運動にどのように反応し、適応するかを学びます。
・エネルギー代謝や筋肉の機能、心肺機能の向上などを学びます。
スポーツトレーナー学
・アスリートや一般の人々のトレーニング方法を学びます。
・最適なトレーニングプランを作成するための実践的な知識と技術を身につけます。
スポーツ栄養学
・運動のパフォーマンスを最大化するための栄養管理を学びます。
・食事の計画やサプリメントの使用方法などを学びます。
スポーツ医学
・スポーツに関連する怪我の予防や治療、リハビリテーションについて学びます。
・整形外科的知識や応急処置の技術を学びます。
スポーツ心理学
・アスリートのメンタルヘルスやパフォーマンス向上のための心理的アプローチを学びます。
・モチベーションの維持やストレス管理が重要なテーマです。
コーチング学
・スポーツの練習や指導、トレーニングに関する学問です。
・科学的なトレーニング方法やスポーツ心理学的な研究に基づいてアスリートの能力向上を図ります。
スポーツ経営マネジメント学
・スポーツビジネスやマネジメントについて学びます。
・スポーツイベントの運営やスポーツチームの経営に必要な知識を身につけます。
スポーツ社会学
・スポーツの現状や課題を社会学的な視点から分析・説明します。
・スポーツが社会でどのような機能を持っており、どのような役割を果たしているかについて理解します。
体育・スポーツ史
・体育やスポーツが歴史の中でどのように発展し、社会や文化とどのように関わってきたのかを学びます。

参照元:大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科 カリキュラム

これらの学問を通じてスポーツの科学的理解と実践的な技術を総合的に身につけることができます。それぞれ見ていきましょう。

スポーツ生理学

スポーツ生理学

スポーツ生理学は、運動が身体に与える影響を科学的に分析する学問です。以下に主要な研究対象を示します。

主な研究対象
内容
運動と筋肉の関係

運動時の筋肉の収縮メカニズムや疲労の原因、エネルギー消費との関係についての研究

運動と心臓の働き
運動による心拍数の変化や血液循環の適応反応の分析
運動と呼吸のメカニズム
運動中の酸素摂取量の変化や呼吸調節の仕組みの解明
運動と代謝の関係
運動負荷による代謝の変化とそれに伴うエネルギー供給経路の研究

スポーツ生理学の知見は、競技力の向上に加え、トレーニングプログラムの設計、栄養管理、効率的なリカバリー方法の開発など、実践的な分野でも幅広く応用されています。

スポーツトレーナー学

​スポーツトレーナー学では、アスリートをはじめとするスポーツ競技者を支援する実践的スポーツトレーナーを養成します。

競技スポーツの現場はもちろん、教職や消防、スポーツ産業、健康産業、介護福祉などに従事する際にも役立つ知識・技能を幅広く学びます。

進路の例としては、プロスポーツチームや各種競技団体で活躍するキャリアがあります。主な授業は次のとおりです。

  • スポーツ外傷・障害論
  • コンディショニング論
  • ストレングス&コンディショニング
  • スポーツトレーナー実践論

スポーツ栄養学

スポーツ栄養学

スポーツ栄養学は、トレーニングや競技といった特定の運動状況において、アスリートのパフォーマンス向上や健康維持を目的とした食事と栄養管理の科学です。

例えば、持久系競技におけるエネルギー効率の最適化や、筋力系スポーツでの筋肥大の促進、また試合期におけるコンディション維持など、スポーツシーンに応じたアプローチが求められます。

以下に主要な研究対象を示します。

主な研究対象
内容
運動時における栄養素の代謝
持久運動中のエネルギー源としての糖質・脂質の代謝メカニズムや吸収効率の検討
競技種目別の食事プラン設計
筋力向上を目指すトレーニング期や、減量が必要な階級制競技に応じた栄養戦略
試合前後の栄養補給
パフォーマンスを最大化するための試合前の栄養調整と、リカバリーを促進する試合後の補給法

また、近年では心理的側面にも着目し、栄養と食事の選択がアスリートのメンタルヘルスやモチベーションに与える影響についての研究も進められています。

スポーツ医学

​スポーツ医学とは、スポーツによる健康の向上や競技力の向上を目的とした医学の分野です。運動の役割を医学の視点から研究し、スポーツがもたらす身体への影響や健康への影響を明らかにします。

スポーツ医学の主な内容は次のとおりです。

  • 身体能力の向上
  • スポーツ外傷や障害の予防、治療
  • 競技力向上のためのトレーニング法や指導法の開発
  • スポーツ傷害の予防に関するアドバイス
  • スポーツによる健康づくりのためのアドバイス

​​スポーツ医学の研究成果は、スポーツ選手の競技力向上や、一般のスポーツ愛好者や健康づくりのために運動を取り入れる人が安全にスポーツをするために活用されます。

また、スポーツ医学を活かせる専門職としては、以下の職業があります。

  • スポーツドクター・内科医・外科医
  • アスレティックトレーナー・コーチ
  • 理学療法士・作業療法士
  • 柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

スポーツ心理学

スポーツ心理学

スポーツ心理学は、スポーツ選手やチームの心理的側面を研究する学問です。以下に主要な研究対象を示します。

主な研究対象
内容
パフォーマンス向上
ストレス管理やモチベーションの維持、集中力の向上
チームワーク
チームのダイナミクスや効果的なコミュニケーション方法
メンタルリカバリー
試合後のメンタルリカバリー方法や長期的な目標設定

スポーツ心理学の研究成果は、選手のパフォーマンス向上だけでなく、スポーツ全体の質の向上にも貢献しています。

コーチング学

コーチング学とは、スポーツの練習や指導、トレーニングに関する学問です。

スポーツの現場における疑問や課題を検証し、科学的なトレーニング方法やスポーツ心理学的な研究に基づいて、アスリートの能力向上を図ることを目的としています。コーチング学の役割は次のとおりです。

  • 体力やトレーニング効果を数字で表すことで客観的に評価する
  • 名選手や名将を輩出する可能性を広げる
  • トレーニング科学を学び、スポーツ選手の体調を管理することで、選手の能力向上と安全管理を図る

​​また、コーチング学の研究内容の例は次のとおりです。

  • 走幅跳で遠くに跳ぶためにどのようなウォーミングアップを行うと良いのか
  • 野球やソフトボールのトスバッティング練習において、打者の前からトスをする場合と打者の後ろからトスをする場合で打撃フォームに違いは生まれるのか

このように、​​コーチング学においてトレーニング科学を学ぶことは、選手の能力向上だけでなく、選手の体を守ることにも繋がります。

スポーツ経営マネジメント学

スポーツ経営マネジメント学

​スポーツ経営マネジメント学とは、スポーツの価値を活かしてスポーツ組織の運営やマネジメントなどを行うための学問です。

体育学や経営学に関する知識を学び、プロスポーツチームやスポーツ関連企業と連携して組織運営や管理を学びます。スポーツ経営マネジメント学で学ぶ内容は次のとおりです。

  • スポーツに関わる団体や企業の経営や運営
  • スポーツイベントの企画や運営
  • スポーツ選手の競技以外のマネジメント
  • スポーツの未来や可能性についての考察
  • 科学的データを元にしたスポーツ事業にまつわる課題の解決

​​また、スポーツ経営マネジメント学は次のような組織で活用分野されています。

  • 企業や行政機関
  • スポーツクラブ
  • イベント主催者
  • プロスポーツチーム
  • スポーツ関連企業

​​スポーツ経営マネジメントを活かした仕事には次のようなものがあります。

  • プロスポーツ団体の宣伝活動
  • 地域振興イベントの開催
  • コーチや選手といったスポーツに携わる人々の育成
  • スポーツ施設の管理と運営

スポーツ社会学

​スポーツ社会学とは、スポーツを社会現象と捉えて研究する社会学の一分野です。スポーツ社会学の目的は次のとおりです。

  • スポーツの現状や課題を社会学的な視点から分析・説明する
  • スポーツが社会でどのような機能を持っており、どのような役割を果たしているかについて理解する
  • スポーツが社会に対してどのような影響を与え、また社会からどのような影響を受けているのかを理解し、スポーツの社会的発展に結びつける

また、スポーツ社会学のテーマは次のとおりです。

  • スポーツと政治
  • スポーツと健康
  • スポーツと文化
  • スポーツと福祉
  • スポーツと地域社会

​​スポーツ社会学を学ぶには、社会学的な考え方を前提として、スポーツの現場で起こっている諸現象を批判的・実証的に分析する必要があります。

そのため、スポーツに関わる社会的事象を説明するために、次のような理論を用います。

  • プレイ論
  • スポーツの近代化論
  • スポーツ指導者論
  • ジェンダー論
  • 社会化論

​​このように、スポーツ社会学を学ぶことで、スポーツを普及・振興・指導する上でスポーツを多面的に捉える力や、社会の中でのスポーツの意義や役割などを多角的に捉えて指導できる力を身につけることができます。

体育・スポーツ史

スポーツ史

​体育・スポーツ史とは、体育やスポーツに関する歴史を研究する学問分野です。スポーツ文化の変遷や、スポーツと社会の関わりを明らかにすることを目的としています。

体育・スポーツ史で学ぶ内容は次のとおりです。

  • 古代から現代に至るスポーツ文化の歴史
  • 欧米の体育・スポーツが日本にどのように移入・受容されたか
  • 体育・身体教育思想の歴史
  • 過去のスポーツ指導者・体育家

​​また、体育・スポーツ史の意義は次の点にあります。

  • スポーツの歴史を先史時代から通時的に捉えることで、その国や時代の社会との連関を理解できるようになる
  • 未来の体育・スポーツの在り方について展望する能力を身に付けることができる
  • スポーツ文化の「現在」を知ることで、未来の体育・スポーツの在り方について展望するための手がかりを得る

スポーツ学を学べる大学の例

スポーツ学を学べる大学の一例

スポーツ学を通し、スポーツに関連する多様なテーマを多角的に理解し、実践的なスキルを身につけることができます。スポーツ学で学ぶ内容を理解したところで、ここからはスポーツ学を学べる大学についてお伝えします。

学べる大学の例は以下のとおりです。

  • 立教大学 スポーツウエルネス学部 スポーツウエルネス学科
  • 大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科
  • 東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科

それぞれ見ていきましょう。

立教大学 スポーツウエルネス学部 スポーツウエルネス学科

立教大学

立教大学 スポーツウエルネス学部 スポーツウエルネス学科は、スポーツを通じて心身の健康と生きがいを実現するための教育と研究を行う学科です。

この学科は、運動とスポーツを幅広く学び、健康と生きがいに貢献する人材を育成することを目的としています。

立教大学 スポーツウエルネス学部 スポーツウエルネス学科のカリキュラムには以下のような特徴があります。

  • 心身の健康だけでなく、価値観や生きがいなどを含む多元的な健康観「ウエルネス」を追究できる
  • 「アスリートパフォーマンス領域」「ウエルネススポーツ領域」「環境・スポーツ教育領域」の3つの領域に分かれ、専門的な知識やスキルを学べる
  • スポーツの指導法や医科学的サポート方法など、運動とスポーツの在り方について幅広く学ぶことができる

そのため、スポーツを通じて社会に貢献したいと考える人や、心身の健康だけでなく生きがいや生活の質の向上に興味がある人に向いています。

参照元:立教大学 スポーツウエルネス学部 スポーツウエルネス学科

大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科

大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科は、スポーツ業界で活躍できるプロフェッショナルを育成することを目的としています。

理論と実践を融合させ、アスリート、指導者、インストラクターなど、スポーツの様々な分野で力を発揮する人材を育成します。

大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科のカリキュラムには以下のような特徴があります。

  • 「知識」「技能」「指導力」という3つの柱を基本に、スポーツにおいてトータルに役立つスキルを身につけられる
  • 生理学、バイオメカニクス、解剖学、スポーツ心理学、スポーツ栄養学などを学び、スポーツを科学的理論で解説できる能力を養える
  • スポーツを取り巻く環境や周辺事情を学び、スポーツと社会・地域の関係性について考察できる
  • スポーツビジネスや地域社会におけるスポーツの役割についても理解を深められる

そのため、スポーツに関する理論的な知識を深めて実践に役立てたい人や、スポーツ指導者やインストラクターとして活躍したい人に向いています。

参照元:大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科

東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科

東京成徳大学

東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科は、健康心理学、スポーツ心理学、ポジティブ心理学の3分野を中心に、人々の心身の健康維持・増進に役立つウェルネス支援技術を修得することを目的としています。

東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科のカリキュラムには以下のような特徴があります。

  • 健康を身体面、精神面、生活行動・環境面から総合的に捉え、人々の活力に満ちた生活を支える人材を目指せる
  • スポーツが身体だけでなく心の健康にも良い影響を与えることを学べる
  • スポーツを通じたコミュニケーション能力や協調性を高める力を養える
  • 学んだ知識や技術を実践の場面で活用できるよう、マネジメント能力を養成する
  • カウンセリング技法や社会・組織におけるウェルネスの活用方法も学べる

そのため、人々の心身の健康に貢献したいと考える人や、カウンセリング技法を修得して心理的支援に携わりたい人に向いています。

参照元:東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科

今回取り上げた3校以外でスポーツ学を学べる大学・学部・学科については以下のページでまとめております。

スポーツ学を学べる大学・学部・学科の一覧ページ

スポーツ学を学んだ後の進路の傾向

スポーツ学を学んだあとの進路

スポーツ学を大学で専攻した人は、卒業後にどのような進路を歩んでいるのでしょうか。ここからは、スポーツ学を学べる大学を卒業した人の進路についてお伝えします。

大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科の卒業後の進路

大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科の卒業生の進路

大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科を2023年度に卒業して就職した学生の業種別就職先の内訳は以下のとおりです。

業種
割合
サービス
17.4%
教員、教育支援・学習支援
14.7%
小売
12.8%
製造
11.0%
公務員(教員を除く)
8.3%
建設
7.3%
商社
6.4%
不動産取引(建物・賃貸・管理)
5.5%
情報処理
5.5%
その他
11.0%

参照元:大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科 資格・卒業後の進路

表から分かるように、サービス業や教育分野に進む卒業生が比較的多く見られます。また、公務員や情報処理、建設、不動産など、スポーツ以外の分野でも幅広く活躍していることが分かります。

東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科の卒業後の進路

東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科を2023年度に卒業して就職した学生の業種別就職先の内訳は以下の通りです。

業種
割合
卸売・小売
23.3%
サービス
20.0%
医療・社会福祉
15.0%
教育・学習支援
11.7%
不動産・物品賃貸
8.3%
公務
6.7%
運輸・郵便
5.0%
建設
3.3%
情報通信
3.3%
製造
1.7%
金融・保険
1.7%

参照元:東京成徳大学 応用心理学部 健康・スポーツ心理学科 進路実績データ

表からは、卸売・小売業やサービス業への就職が多いことが分かります。

また、医療・社会福祉や教育分野など、人と関わる職種への関心も高い傾向が見られ、心理学とスポーツの知見を活かし、対人支援や地域貢献に関わるキャリアを選ぶ学生が多いことが特徴です。

スポーツ学の学びが活かせる就職先・職業・仕事

スポーツ学の知識を活かせる就職先・職業・仕事

スポーツ学を専攻した卒業生のキャリアパスは多岐に渡り、専門知識を活かしながら自身の関心や適性に応じて幅広い分野で活躍することが可能です。

ここからは、スポーツ学が活かせる仕事として代表的な4つの就職先・職業について解説します。

  • 教育関係
  • 小売
  • サービス
  • スポーツトレーナー

それぞれ見ていきましょう。

教育関係

教育関係の仕事

スポーツ学を学んだ学生が進むことができる教育関係の職業は多岐にわたります。一例をまとめてみましたのでご覧ください。

職業
仕事内容
中学校・高等学校教員(保健体育)
中学校や高校で体育の授業や部活動の指導を行い、生徒の身体活動や健康教育を担う
大学教員(スポーツ科学分野)
大学でスポーツ科学や運動生理学、スポーツ心理学などを教え、研究活動や後進の育成に携わる
特別支援学校教員
身体的・知的障害を持つ児童や生徒に対し、発達段階に応じた運動指導や支援を行う
スポーツインストラクター/コーチ
地域のスポーツクラブや民間施設などで、子どもから高齢者までの運動指導や健康づくりをサポートする

スポーツ学で身につけた知識とスキルは、教育現場の様々な職業において活かされ、多様な進路の選択肢が広がります。

小売

スポーツ学の知識は、小売業界でも大いに活かすことができます。専門的な視点を持つことで、商品の提案力や接客力に強みを発揮できます。

小売りの中でスポーツ学の知識をいかせる仕事の一例は以下の通りです。

職業
仕事内容
スポーツ用品販売員
ランニングシューズやトレーニング器具の選び方・使い方を説明し、顧客のニーズに合った商品を提案する
販売企画担当
スポーツイベントや季節に合わせた販促キャンペーンを企画し、売上拡大を目指す
ヘルスケア商品の販売スタッフ
サプリメントや健康機器など、パフォーマンス向上や健康維持を目的とした商品の効果や活用法を説明する

このように、スポーツ学で得た知識は小売業界でも幅広く活かされ、顧客との信頼関係構築や販売戦略において大きな強みとなります。

サービス

サービス

スポーツ学の知識を活かせるサービス業の職種は多岐にわたります。健康・運動・観光・イベントなど、さまざまな分野で専門性を発揮することが可能です。


スポーツ学の知識をいかせるサービス業の職種の一例をまとめてみましたので、ご覧ください。

職業
仕事内容
フィットネスインストラクター
個々の会員に合わせたトレーニングプログラムを設計・指導し、健康維持や体力向上をサポートする
スポーツイベントコーディネーター
スポーツ大会やイベントの企画・運営、関係各所との調整、スポンサー対応などを行う
スポーツ施設マネージャー
スポーツ施設の運営管理、設備の維持、安全対策、スタッフ教育などを総合的に担当する
スポーツ用品開発担当者
最新のスポーツ科学を活用し、機能性やニーズに合ったスポーツ用品の企画・開発・改良を行う
スポーツツーリズムプランナー
トレーニング合宿やスポーツイベントを通じて地域資源を活用し、観光振興と地域活性化を図る

これらの職業では、スポーツ学で培った知識と実践力を生かして人々の健康づくりや地域社会への貢献に携わることができます。

スポーツトレーナー

スポーツトレーナーは、アスリートやスポーツ愛好者の体力向上や怪我の予防、リハビリテーションをサポートする専門職です。スポーツトレーナーの仕事内容や主な就職先や取得しておきたい資格の一例をまとめてみました。

項目
詳細
仕事内容

・個々のニーズに合わせたプログラムを作成し、エクササイズやストレッチングを指導する

・食事や栄養面でのアドバイスを行い、パフォーマンスを最大限に引き出す

就職先

・プロスポーツチーム

・スポーツクラブ

・フィットネスクラブ

・リハビリテーションセンター

・学校など

取得しておきたい資格

次の資格は、専門性や信頼性の高さを示すものとして、就職や現場での活躍において大きな強みとなる

・筋力トレーニングやコンディショニング指導の専門知識を有することを証明するNSCA

・運動指導に関する基礎的かつ実践的な知識・技術を習得していることを証明するJATI

スポーツトレーナーは、専門知識と実践的なスキルを駆使して人々の健康とスポーツパフォーマンス向上をサポートします。

よくある質問と各質問への回答

スポーツ学に関するよくある質問

スポーツ学に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。ここからは、よく抱く疑問とその回答を記載していきます。

スポーツ学部、スポーツ学科とは何ですか?

スポーツ学部・学科とは?

スポーツ学部・学科は、運動やスポーツ、健康に関する理論と実践を総合的に学べる学部・学科です。

運動生理学やスポーツ心理学、栄養学、コーチング論、スポーツビジネスなど多岐にわたる分野を学べ、講義に加えて実習や演習も多く、実際に身体を動かしながら理解を深められます。

卒業後は、体育教員やトレーナー、理学療法士、スポーツ関連企業など、幅広い分野での活躍が期待されます。

そのため、スポーツが好きで、将来もその分野で働きたい人にとって、自分の興味や関心を社会に活かす力を身につけられる魅力的な進学先です。

体育学とスポーツ学の違いは?

体育学とスポーツ学は密接に関連していますが、アプローチや目的が異なります。それぞれの特徴を以下の表にまとめます。

項目
体育学
スポーツ学
目的
健康増進や運動能力の向上を重視
スポーツの効果や歴史、医学的・社会的側面を総合的に研究
内容
基本的な運動理論や実践
スポーツ科学、コーチング理論、スポーツ経営など多岐に渡る
アプローチ
実践的・教育的な側面が強い
科学的・研究的な側面が強い

体育学は、教育現場での体育指導や健康促進に焦点を当てており、実践的な運動技術や指導方法を重視します。

一方、スポーツ学は、スポーツの効果を科学的に分析し、社会的な影響やビジネス面も含めた広い視野でスポーツを研究します。

そのため、人と関わることや運動指導に興味がある人には体育学が、スポーツを科学的に探究したり、スポーツを社会・ビジネスの視点から捉えたりしたい人にはスポーツ学が向いていると言えるでしょう。

参考記事:

スポーツ学を学ぶのに向いている人の特徴は?

スポーツ学を学ぶのに向いている人

以下の表に、スポーツ学を学ぶのに向いている人の主要な特徴を5つに絞ってまとめました。

特徴
説明
スポーツに対する強い興味や情熱がある
スポーツの実践だけでなく、その理論や背景についても深く学びたいという意欲がある人
科学的な探究心がある
スポーツの効果や方法について、科学的な視点で研究したい人
人をサポートすることに興味がある
トレーナーやコーチとして、選手を支援することにやりがいを感じる人
コミュニケーション能力がある
チームや選手と効果的にコミュニケーションを取ることができる人
健康や栄養に関心がある
健康管理や栄養の重要性を理解し、それをスポーツに活かしたい人

スポーツ学に向いている人は、スポーツに対する深い関心と科学的な探究心を持ち、人とのコミュニケーションが得意で、他者のサポートに喜びを感じる人です。

また、健康や栄養に関する知識をスポーツの分野で活かしたいという思いを持つ人にも適しています。

まとめ

まとめ

本記事では、スポーツ学の定義から、学ぶ内容、スポーツ学を学べる大学、学んだ後の進路や就職先、向いている人の特徴まで解説しました。

解説した中でも、スポーツ学に関する重要なポイントを最後に記載していきます。

  • スポーツ学とは、スポーツや運動に関する幅広いテーマを研究する学問である
  • 学ぶ分野としては、スポーツ生理学・スポーツ栄養学・スポーツ心理学などが挙げられる
  • スポーツ学を学べる大学の卒業後の主な就職先としては、サービス業や教育関係、小売業などが挙げられる
  • スポーツに対する強い興味や情熱がある人や、人をサポートすることに興味がある人にスポーツ学はおすすめ
  • スポーツ学を専攻できる大学でも入学後のカリキュラムが異なるので、あなたの興味やキャリア目標に合わせて大学を選ぶことが大切

当記事がスポーツ学についての全体像を理解する参考になっていれば幸いです。

スポーツ学とは何を学ぶ学問?主に学ぶことや知識をいかせる就職先と共に徹底解説

スポーツ学とは何を学ぶ学問?主に学ぶことや知識をいかせる就職先と共に徹底解説

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この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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