作成日: 2025/1/15 更新日:2025/1/15
大学受験の試験日までに勉強が間に合わない!挽回するための対処法を解説

「勉強が思うように進まない」
「大学受験の試験日までに勉強が間に合わないかもしれない」
焦りや不安を感じることは少なくありません。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- 受験勉強が間に合わないと感じる理由
- 焦りを抑える具体的な方法
- 受験勉強を始める時期
- 挽回できる人に多い特徴
間に合わないかもしれないという不安は、モチベーションの低下にもつながるものです。
適切な対処法を詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
- 1 不安でつらい!大学受験の勉強が間に合わないと感じる理由
- 1-1 目標としていた点数に届かず、成績が伸びていない
- 1-2 試験日までに出題範囲全体の十分な対策ができなさそう
- 1-3 計画通りに勉強が進まず、遅れが生じている
- 1-4 勉強時間をうまく確保できない
- 1-5 周囲の友人と模試の結果や勉強の進捗を比べて自分の遅れを実感した
- 2 「大学受験に間に合わない」と感じた時の焦りを抑える方法
- 2-1 どこまで勉強できているのかを客観的に把握する
- 2-2 大学入試から逆算して必要な勉強量を洗い出す
- 2-3 勉強の優先順位を明確にして受験勉強計画を立てる
- 2-4 スケジュールを見直す
- 2-5 小さな目標設定をする
- 2-6 外部の力を借りる
- 2-7 受験方式を変更する
- 2-8 志望校を変更する
- 2-9 浪人をする事を前提に勉強する
- 2-10 何はともあれ勉強する
- 3 みんなが受験勉強を始める時期をケース別に紹介
- 4 挽回できる人の特徴
- 5 受験勉強に関するよくある質問
- 6 まとめ
不安でつらい!大学受験の勉強が間に合わないと感じる理由

大学受験の勉強が思うように進まず、試験日までに間に合わないと不安に感じることがあります。
その理由はさまざまです。
例えば下記のような要因があるのではないでしょうか。
- 目標としていた点数に届かず、成績が伸びていない
- 試験日までに出題範囲全体の十分な対策ができなさそう
- 計画通りに勉強が進まず、遅れが生じている
- 勉強時間をうまく確保できない
- 周囲の友人と模試の結果や勉強の進捗を比べて自分の遅れを実感した
それぞれの要因と対策を詳しく見ていきましょう。
目標としていた点数に届かず、成績が伸びていない
受験勉強を始めたものの、期待したほど成績が伸びないことがあります。
成績が伸びない原因は、以下のようなことが考えられます。
- 勉強方法があっていない
- 目標設定が高すぎる
克服するためには、問題点を見直し、適切な対策を行うことが重要です。
対処法は以下のようなものがあるでしょう。
- 過去問題を分析し頻出問題に重点を置く
- 苦手分野の克服に専念する
成績が伸びるまでには時間がかかります。
特に苦手分野を克服するためには、「なぜ苦手なのか」という原因分析も必要です。
科目が苦手なのか、単元が苦手なのか、問題の形式が苦手なのか、ということも把握しておいた方が良いでしょう。
それを理解した上で、長期的な視点で努力を続けることが大切です。
試験日までに出題範囲全体の十分な対策ができなさそう

大学受験は入試範囲が広く、すべてをカバーするのは難しいでしょう。
受験勉強を始めるのが遅かった人は、「試験日までにやらなければいけない勉強が多すぎる」と感じるかもしれません。
効率的な勉強計画を立て、優先順位をつけて学習を進めることが重要です。
具体的には以下のような対策が考えられます。
- 受験する大学の過去問から出題傾向を分析する
- 塾や家庭教師を利用する
- 日ごと、週ごと、月ごとの学習計画を立てる
勉強は自分のやる気もさることながら、周囲から後押しを受けることも重要です。
塾や家庭教師を利用して、アドバイスを受けることも検討しましょう。
計画通りに勉強が進まず、遅れが生じている
大学受験の試験日までの勉強計画を立てたとしても、計画通りに進むとは限りません。
計画に無理があった、予定外のイベントがあった、体調不良になってしまったなど、順調に進められない日もあるでしょう。
計画を立てた後は、週単位、月単位などで見直すことが必要です。
勉強時間をうまく確保できない

学校の授業や部活動、アルバイトなどで勉強時間が十分に確保できないことも、多くの受験生が直面する問題です。
限られた時間の中で効率的に勉強を進めるためには、スケジュールを見直し、無駄な時間を減らすことが必要です。
例えば、以下のような方法があるでしょう。
- スマートフォンやテレビを見る時間を制限する
- 机の上を片付けて勉強に集中できる環境を整える
- 重要な科目や単元に時間を割くなど優先順位をつける
- 朝、いつもよりも早く起きて勉強する
- 通学の電車内で勉強する
通学時間、部活、アルバイトなど、日常生活のスケジュールは個々の事情で大きく変わります。
自分の時間を見直して、うまく勉強時間を捻出してください。
周囲の友人と模試の結果や勉強の進捗を比べて自分の遅れを実感した
自分では計画通りに勉強を進められていても、周囲の人と比較して「遅れている」と感じるパターンもあります。
模試の結果は客観的に現在の学力を表しており、周囲と比べて点数が悪ければ焦る要因になります。
友人との会話する中で自分よりも勉強が進んでいると感じれば、不安になってしまうかもしれません。
一方で、志望校の違いや、得手/不得手分野の違いなど、必ずしも模試や進捗だけが勉強の進み具合を表しているわけではありません。
地に足をつけて、自分の計画をじっくり実行することも大切です。
「大学受験に間に合わない」と感じた時の焦りを抑える方法

受験勉強が思うように進まず間に合わないと感じた時、焦りや不安を感じることもあるでしょう。
まずは冷静に現状を把握し、適切な対策を練りましょう。
やるべきことを明確にすることで、焦りを抑え、前向きに勉強を続けることができます。
どこまで勉強できているのかを客観的に把握する
まずは、自分の学習状況を冷静に把握することが大切です。
一般選抜の受験を目指していれば、受験を予定している大学の過去問に取り組んだり、模試を受けたりしているはず。
それらの結果を参考に、以下の点を振り返ってみましょう。
- 過去問題に取り組むべき目標量と実際に取り組んだ量の差
- 模試の点数と目標点との差
- 模試の結果をもとに得意分野と苦手分野の判別
- それぞれの差から考える、必要な勉強の量と質
大学入試から逆算して必要な勉強量を洗い出す

入試日から逆算して、残りの期間でどれだけの勉強が必要かを洗い出します。
具体的な勉強量を明確にすることで、現実的な勉強計画を立てられます。
例えば、以下のような考え方です。
- 試験日……2月15日
- 今日の日付……8月1日
- 残り期間……6ヶ月15日(184日)
- 残りの勉強範囲……5教科の参考書を合計で3000ページ
- 入試日までの期間で1日に必要な勉強量……3000ページ÷184日=16.3ページ
これで1日に必要な勉強量が大まかに割り出すことができます。
「間に合わない」と不安を感じる原因のひとつが、具体的なスケジュールや勉強量が把握できていないことです。
上記のようにスケジュールを見直して計画を立てれば、冷静に勉強を進めることができます。
もちろん、体調が悪かったり、家族や友人との外出したりして勉強できない日もあるでしょう。
そういった日も踏まえて、少し余裕を持って計画を立てるのがおすすめです。
勉強の優先順位を明確にして受験勉強計画を立てる
上記のように、必要な勉強量の洗い出しができたとします。
ここからさらに、どの日にどの教科を勉強するかなど、より具体的な計画を立てていきます。
一方で、参考書のすべてをカバーしなければいけないわけではありません。
すでに十分覚えている範囲は復習を見送り、苦手な範囲に集中してもよいでしょう。
入試の出題範囲外の内容は、参考書に記載があっても飛ばしてかまいません。
このように優先順位を決めて勉強の範囲を絞り、「間に合う勉強」の計画を立てる必要があります。
上記の1日16.3ページという勉強量は、教材、学力、勉強習慣によってはかなり大変な量になります。
出題範囲や自分の苦手/得意分野を絞ることで、より効率的な「間に合う勉強」の計画を立てることができます。
スケジュールを見直す

勉強計画を立て、それに沿って実行しようとしても、いざ勉強を始めると計画通りに進まないことがあります。
具体的には、以下のようなケースが考えられます。
- 体調を崩して勉強時間が確保できなかった
- 急な外出や冠婚葬祭などの対応が必要になった
- 予定していた時間に勉強ができなかった
- 苦手分野の問題を解くのに思った以上に時間がかかった
- 集中が続かず勉強が進まなかった
こうした事態が起き計画通りに勉強を勧められなかった場合は、スケジュールを見直すことが必要です。
ただしその際は、ただ後ろ倒しにしたり勉強量を減らしたりするだけで不十分です。
例えば「苦手分野の問題を解くのに思った以上に時間がかかった」のであれば、反対に得意分野は計画よりも短時間で勉強できた、というケースもあるかもしれません。
時間配分を見直すなど、全体の勉強量を変えずに、公立よく勉強できるスケジュールの見直しを行う必要があります。
小さな目標設定をする
このような勉強計画を確実に立てるためには、小さな目標を設定し、ひとつずつ達成していくことが重要です。
「1日16.3ページ」は、1日単位の目標です。
1週間続けたとすると、1週間で114.1ページの勉強をすることになります。
小さな目標設定とその達成は、成功体験を積み重ね、喜びや達成感を感じることができ、モチベーションの維持につながります。
外部の力を借りる

受験勉強は、自分だけでは続けることが難しい時もあります。
そうした時は、外部の力に頼るのがよいでしょう。
具体的には以下のような人やツールです。
- 学校の先生に相談する
- 友人と一緒に勉強する
- 家庭教師を雇う
- 塾や予備校に通う
- YouTubeで紹介されている勉強法を見る
ただし、家庭教師、塾、予備校は、多額の費用がかかります。
保護者とよく話し合って、利用を決めるようにしましょう。
受験方式を変更する
ここまでは一般入試の勉強計画について解説してきました。
しかし、総合型選抜や公募推薦など、他の受験方式を検討することも一つの方法です。
総合型選抜や公募推薦は、面接が小論文が重視されます。
高校生活で取り組んだ部活、生徒会、ボランティアなど、アピールできるポイントが多ければ、一般入試よりも合格の可能性が高い場合もあります。
小論文や面接の対策は、志望する大学にもよりますが、人によっては数週間から1ヶ月程度で対策ができる場合もあります。
自分のアピールポイントが多いと感じる場合は、総合型選抜や公募推薦も検討しましょう。
志望校を変更する

現状に応じて志望校を再考することも、一つの選択肢です。
志望校を変更する際には、自分の興味や将来の目標に合った学校を選ぶことが重要です。
例えば、偏差値が高すぎる大学に固執せず、自分の実力に見合った大学を選び直すことで、安心して受験勉強に集中できるでしょう。
ただし、早すぎる時期の志望校の変更は、モチベーションの低下につながるためおすすめできません。
高3の2学期以降、10月以降など、時期を決めた上で「もう間に合わない」と感じてから変更するようにしましょう。
浪人をする事を前提に勉強する
多くの高校生は、現役合格を目指して勉強しているでしょう。
現役合格を目指すことは大前提の上で、浪人を視野に入れるのも選択肢の一つです。
浪人をする場合は、今の勉強は次年度に向けての基礎固めと考えることができます。
ただし、浪人は以下のようなデメリットもあることを知っておきましょう。
- 当年の受験料、翌年の受験料、予備校費用、新しい参考書など、費用がかかる
- 予備校に通わない場合は一人で勉強することになる
浪人のリスクとデメリットを乗り越えてでも進学したい大学がある、という場合には、浪人を検討しましょう。
何はともあれ勉強する

焦りや不安がある中でも、とにかく勉強を続けることがもっとも大切です。
計画や見通しを立てても、実際に手を動かさなければ意味がありません。
重要なのは、小さな成功体験を積み重ねることです。
1日1つの小さな目標を設定し、それを達成することで、自信を持って勉強に取り組むことができます。
「もう間に合わない」と悲観する前に手を動かしましょう。
みんなが受験勉強を始める時期をケース別に紹介

これから受験勉強を始める人が「受験勉強が間に合わない」と感じることがないように、一般的な大学受験生が受験勉強を始める時期について紹介します。
大学受験は他の受験生との競争です。
したがって、他人よりも早く受験勉強などの準備を開始することで優位に立てる可能性がでてきます。
下記のような時期に受験勉強を開始する人が多いことを把握し、より早く本格的な受験勉強を開始することを検討してください。
高校2年生の4月から
意識の高い人は高校2年生から受験勉強を始めています。
早めに始めることで、余裕をもった計画を立てることができます。
また、勉強を続けていく中で、思ったよりも成績が伸びない、思わぬ苦手分野が出てくる、などの想定外のケースもあります。
しかし、高校2年生から始めれば受験日まで余裕があるので、計画の修正も可能です。
実際に高校2年生から受験勉強を始める人はあまり多くありませんが、早期に始めるメリットは多いでしょう。
高校2年生の夏休みから

高校2年生の夏休みからは、徐々に受験勉強を始める人が増えてきます。
1学期の終わりに進路指導などで大学受験を意識することが、受験勉強を始めるきっかけになるようです。
1年生と2年生1学期の成績から、自分が狙える大学も具体的に見えてくるでしょう。
志望校を明確にするためにも、高校2年生の夏休みは受験勉強を始めるのに適した時期といえます。
高校2年生の年明け(1月)から
高校2年生の1月は、大学受験試験日のほぼ1年前です。
新年という目標を設定しやすいタイミングでもあり、ここから受験勉強を始める人も多いようです。
約1年間という期間は勉強計画も立てやすいでしょう。
高校3年生の4月から

多くの高校生は、高校3年生の4月から受験勉強を本格的に始めています。
私立高校ではこのタイミングで高校の基礎的なカリキュラムが終わり、受験対策に切り替わるケースが多いようです。
ただし、高校3年生になっても大学受験の範囲が終わっていないこともあります。
その場合は、塾や予備校、家庭教師などを利用するのがおすすめです。
高校3年生の夏休みから
インターハイや各種コンクールなど、高校の部活の最後の大会は多くが夏に開催されます。
それらの大会が終わり、引退してから本格的に受験勉強に臨むという人も多いようです。
その場合、一般入試や共通テストまで半年強という短期間で集中して学習する必要があります。
春に受験勉強を始めた人とは差が生じてしまうため、重点科目や頻出分野に絞って学習することが重要です。
例えば、平日4時間、休日10時間の勉強時間を確保し、週ごとに目標を設定して達成することで、短期間での学力向上を目指します。
また、友人や家族の協力を得て、勉強に集中できる環境を整えることも大切です。
スケジュールを細かく設定し、効率的に勉強を進めましょう。
挽回できる人の特徴

受験勉強がもう間に合わないと感じる中でも、最後まで諦めずに頑張ることで挽回できる人もいます。
そうした人はどのような特徴を持っているのでしょうか?
取捨選択して効率よく勉強ができる
自分の状況を客観的に分析し、取捨選択をして効率よく勉強ができる人です。
受験する大学の入試に必要な範囲、その中の自分の苦手/得意分野を見極め、必要な範囲に絞って勉強します。
特に高校3年生の夏から対策を始める人は、取捨選択が大事だと言えるでしょう。
過去問にしっかり取り組める

過去問を活用して出題傾向を把握し、効果的な対策を立てられる人は、効率的に点数を伸ばすことができます。
例えば、過去10年間の入試問題を解き、出題傾向を分析することで、重点的に学習すべきポイントを見つけ出します。
自身の得意不得意も洗い出せるため、効率的な勉強につながります。
過去問を解く際には、本番の試験時間と同じ時間内で取り組むことで、実戦力を養うこともできます。
前向きに勉強できる
前向きな姿勢で勉強に取り組むことは、成果を上げるために重要です。
ポジティブな人は、困難な状況でも諦めずに努力を続けることができます。
その結果、最後まで成績が伸びるということです。
勉強に取り組み続けることは、成功体験の積み重ねにもつながります。
最後まで前向きな気持ちを持って、諦めず、地道に学習を重ねていきましょう。
高い集中力を維持できる

受験勉強には集中力が必要です。
1日に5時間も机に向かったとしても、そのうち3時間でスマホを見ているなどすれば、勉強しているとは言えません。
机の上を片付ける、青いものを揃える、時間を決めて取り組むなど、集中力を高めると言われている方法を実践するとよいでしょう。
失敗から学ぶことができる
問題が解けなかった、計画通りに勉強できなかったなど、長い受験勉強の中では失敗することもあります。
そうした失敗から学び、原因を分析して改善できるかどうかも、挽回するために必要なことです。
また、そもそも計画を立てないと、失敗していることにすら気付けないという側面もあります。
トライアンドエラーを繰り返すためにも、勉強計画を立てる必要があるでしょう。
受験勉強に関するよくある質問

受験勉強に関する質問とその回答をまとめました。
受験科目のすべての範囲、単元、出題形式を網羅する必要はありますか?
すべての範囲を勉強する必要はありません。
過去問の難易度、出題形式に合わせて必要なものだけにしぼって、効率よく勉強しましょう。
「必要なもの」を絞るためには、過去問題の出題傾向や、各科目の配点などを分析し、自分に必要な単元、出題形式の問題を勉強します。
模試がE判定ですが大丈夫ですか?

模試の判定は、あくまで模試を受けた時点での指標です。
大学受験では、模試を受けてから返却まで1ヶ月以上空くケースが多くあります。
そのため、過去の自分の指標となります。
1ヶ月の間に勉強が進んだり、模試以降の取り組みで学力が大きく向上したりすることもあります。
模試はあくまで指標、その後の努力次第で良くも悪くもなる、と考えるのがよいでしょう。
自分に合った勉強方法がわかりません
必ず成功する勉強方法はありません。
自分に合った勉強法は、試行錯誤しながら自分で探すしかないでしょう。
- 過去問や参考書の問題をとにかく解く
- YouTubeなどの動画投稿サイトの勉強法を真似る
- 友人の勉強法を聞いて実践する
上記のような方法をとり、自分に合った勉強法を探してみてください。
一日何時間勉強すれば良いですか?

個人差がありますが、人間が最大限集中できる時間は15分から50分とされています。
集中できる時間と、休憩時間を挟みながら、1日4~6時間を目安に取り組むと良いでしょう。
なお、以下のような手段が集中力を高めると言われています。
「集中力が続かない」と感じる人はぜひ試してみてください。
- 勉強道具以外のスマホや漫画などをしまう、テレビを消すなどして環境を整える
- 夜19時から23時までなど、1日の中で集中する時間を決める
- 15分などタイマーを設定し、タイマーがなったら少し休憩する
- 文房具、服、照明などを青色で揃える
まとめ

大学受験が間に合わないと不安や焦りを感じることは、多くの受験生が直面する悩みです。
しかし、冷静に現状を把握し、適切な対策を行うことで、挽回のチャンスを掴めるでしょう。
最後に、本記事のまとめを記載します。
- 受験勉強が間に合わないと感じる理由は、成績が伸びない、勉強時間が取れない、などがある
- 焦りを解消するには、自分の状況を客観的に把握する
- 状況を把握できたら、入試日までの勉強計画を立てる
- どうしても間に合わない場合は、受験方式の変更、志望校の変更、浪人なども視野に入れる
- 勉強が間に合う人の特徴は、取捨選択をして効率よく勉強でき、集中力が高く、前向きな気持ちで、失敗から学ぶことができる人
この記事が受験勉強をがんばるみなさんの一助になれば幸いです。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。