作成日: 2025/12/05 更新日:2025/12/05
トリマーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「トリマーのなり方は?」
「トリマーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- トリマーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- トリマーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、トリマーに関するよくある質問にも答えています。
トリマーに興味のある人や、トリマーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
トリマーとは

トリマーとは、犬や猫などのペットの毛をカット、シャンプーや爪切り、耳掃除などを行う美容の専門職です。
見た目を整えるだけでなく、動物の健康状態を観察し、皮膚や被毛のトラブルを早期に発見する役割もあります。
ペットと直接関わるため、技術だけでなく動物への愛情やコミュニケーション能力も大切です。
以下にトリマーの仕事内容や給料についてまとめます。
- トリマーの仕事内容
- トリマーの給料・給与・年収
- トリマーのやりがい
- トリマーの働き方
- トリマーに必要な知識、資格、スキル
- トリマーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
トリマーの仕事内容
トリマーの仕事は、ペットの毛並みを美しく整えるだけでなく、健康面のサポートも行う重要な職業です。
動物たちと直接関わりながら、見た目と心の両面からケアをする専門的な仕事です。
- 被毛のカットやシャンプー、ブローなどのトリミング作業を行う
- 爪切り、耳掃除、歯磨きなどのグルーミングケアを実施する
- ペットの体調や皮膚の状態を観察し、異変があれば飼い主に報告・アドバイスする
- 動物の性格や反応を理解し、ストレスを与えないように配慮する
- 飼い主の要望に合わせてスタイルを提案し、仕上がりを調整する
- 接客、予約管理、会計
トリマーの仕事は、技術力だけでなく動物への深い愛情や観察力が求められる仕事です。
ペットの「美」と「健康」を両立させる存在として、多くの飼い主や動物に信頼されるやりがいのある職業といえます。
トリマーの給料・給与・年収

トリマーの給料は、勤務先や地域によって異なりますが、一般的には月収15万から25万円程度が目安とされています。
経験を積むことで技術が向上し、給与アップや独立のチャンスが増えるため、キャリアを長く続けることで収入が安定していきます。
また、トリマーとしての経験を活かし、ペットショップや動物病院での勤務、あるいは自分のサロンを開業することで大きな収入を得ることも可能です。
職業情報サイトjobtagでは、トリマーの年収は396万円、月給は20.9万円となります。
参照:トリマー:jobtag
トリマーのやりがい
トリマーの仕事は、動物と直接触れ合いながら「美」と「健康」の両面でサポートできる、動物好きにとって理想的な職業です。
ペットの魅力を引き出し、飼い主や動物の笑顔を生み出す瞬間に、大きなやりがいを感じられます。
以下では、やりがいについてまとめました。
- ペットが美しく変身し、飼い主から感謝される瞬間に喜びを感じる
- トリミングを通じてペットの健康を守り、命に関わるサポートができる
- 動物の個性に合わせたケアを行うことで、信頼関係を築ける
- 技術やデザインセンスを磨き続けることで、自分自身の成長を実感できる
- 飼い主とペットの絆を深める架け橋として社会に貢献できる
トリマーのやりがいは、ペットの可愛さを引き出すだけでなく、健康や安心を支える点にもあります。
日々の努力が飼い主や動物の笑顔につながるため、トリマーは「ありがとう」と言われる機会の多い、心温まる職業といえるでしょう。
トリマーの働き方

トリマーの働き方は非常に多様で、自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせて選ぶことができます。
ペット業界の需要が高まる中で、働く場所や雇用形態の選択肢も広がっています。
項目 | 詳細 |
|---|---|
勤務場所、勤務形態 | ペットサロンや動物病院、ペットホテル、ペットショップでの勤務 経験を積むと自宅サロンの開業や出張トリマーとしてフリーランス活動も可能 |
雇用形態 | 正社員、パート、アルバイトなど多様 勤務時間や日数の柔軟性があり、独立後は個人事業主として活動可能 |
特徴 | 繁忙期に忙しくなるが、顧客との信頼関係でリピーターが増える 経験やスキルの向上でキャリアアップできる |
トリマーは、働く場所・時間・スタイルを自由に選べる柔軟な仕事です。
努力と経験がそのまま信頼と成果につながるため、動物を愛し、手に職をつけたい人にとって理想的な働き方といえるでしょう。
トリマーに必要な知識、資格、スキル
トリマーとして活躍するためには、単に技術を身につけるだけでなく、動物に対する深い理解と専門知識が欠かせません。
ペットの健康と快適さを守るための総合的なスキルを身につけることで、飼い主から信頼されるプロフェッショナルとして成長できます。
■必要な知識
- 動物の生態や行動、皮膚・被毛の構造に関する基礎知識
- 犬や猫の品種ごとの特性を理解し、適切なケアを行うための知識
- ペットの心理を読み取り、安心感を与えるコミュニケーションに関する知識
■あると有利な資格
- JKC(ジャパンケネルクラブ)公認トリマー:国内で広く認知されている資格で、トリマーとしての技術や知識を証明できる。
- AAV認定トリマー:動物の扱い方やトリミング技術などを基準に認定される資格で、実務力の証明となる。一般社団法人 全国動物専門学校協会認定
- SAE公認トリマー:実践的なトリミング技術の習得を示すもの。一般社団法人 全日本動物専門教育協会公認
■必要なスキル
- シャンプー、カット、爪切り、耳掃除などの基本的なトリミング技能
- 飼い主との信頼関係を築く接客力やコミュニケーション能力
- 新しい技術やトレンドを学び続ける向上心
トリマーは、知識・資格・スキルの3つをバランスよく磨くことで、一人前のプロへと成長していく職業です。
経験を積むほど信頼と収入が高まり、独立開業も可能なため、動物好きな人にとって大きなやりがいと夢のあるキャリアといえるでしょう。
トリマーという職業の注意点

トリマーは動物の美容と健康を支える魅力的な仕事ですが、安全面や体力面など、注意すべき点も多い職業です。
動物と関わるからこそ、常に冷静で慎重な姿勢が求められます。
以下では、トリマーという職業の注意点をまとめました。
- 動物は予想外の動きをすることがあるため、ケガを防ぐためにも安全第一で作業することが重要
- 被毛や皮膚の異常を見逃さず、異変を感じたら速やかに獣医師や飼い主に報告する責任がある
- 長時間の立ち仕事や、重いペットの抱き上げなど体力を必要とする場面が多い
- アレルギー体質の人は、毛やシャンプー剤による肌トラブルに注意が必要
- 動物にストレスを与えないよう、優しく丁寧な接し方を心がける必要がある
- 飼い主とのコミュニケーションが必要で時には苦労することもある
トリマーは「動物が相手」であることを常に意識し、安全・健康・衛生への配慮を怠らないことが大切です。
技術や知識に加えて、体力と責任感を持って取り組むことで、安心して任せられるプロのトリマーとして信頼を得ることができます。
トリマーになる方法

トリマーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、トリマーのなり方の具体的なステップについて紹介します。
- トリマー養成の大学・専門学校・短期大学に進学する
- 資格を取得する
- 実務経験を積む
それぞれ見ていきましょう。
トリマー養成の大学・専門学校・短期大学に進学する
トリマーを目指す第一歩は、動物に関する専門知識と技術を学べる学校に進学することです。
専門学校や短期大学、大学の動物関連学科では、シャンプーやカットなどの実技はもちろん、動物の生態・健康管理・行動学といった基礎知識も学びます。
実際のトリミング実習を通じて、犬や猫の扱い方、道具の使い方なども身につけることができ、卒業後すぐに現場で活躍できるスキルを習得できます。
資格を取得する

トリマーになるために必須の資格はありません。
しかし、多くのサロンや動物病院では、採用にあたり何らかの資格取得を条件としており、実質的に資格取得が必須と言えます。
特に「日本ペット技能検定協会」や「ジャパンケネルクラブ(JKC)」が認定する資格は業界でも広く認められています。
以下は、代表的なトリマー資格の種類・概要・取得方法・受験要件・特徴をまとめました。
資格名 | 概要 | 取得方法 | 受験要件 | 特徴・違い |
|---|---|---|---|---|
日本ペット技能検定協会認定トリマー資格 | 一般社団法人日本ペット技能検定協会が主催する民間資格 トリミングの基本技術から接客まで幅広く学べる | 指定の養成スクールや通信講座を修了後、協会主催の技能検定試験に合格する | 特に制限なし(中卒以上が望ましい) | 初心者でも取得しやすく、全国の動物系専門学校で導入されている 実務未経験者にもおすすめ |
ジャパンケネルクラブ(JKC)公認トリマー資格 | 日本最大の愛犬団体JKCが認定する業界トップクラスの信頼性を持つ資格 | JKC公認トリマー養成校で学び、規定の実技・学科試験に合格する | JKC会員であり、指定校または認定訓練所でのカリキュラム修了が必要 | レベルがC級~A級まであり、段階的にステップアップ可能 プロトリマーとしての実績を重視する資格 |
AAV認定トリマー資格(全国動物専門学校協会) | 動物系専門学校が加盟するAAVが認定する実践的なトリマー資格 | 加盟校のカリキュラムを修了後、認定試験を受験 | AAV加盟校に在籍していること | 実践重視で即戦力育成に特化 学校ごとの教育内容に柔軟性がある |
SAE公認トリマー資格(全日本動物専門教育協会) | トリミング技術に加え、動物の健康・衛生・福祉面まで学べる総合的な資格 | 協会認定校でのカリキュラム修了後、学科・実技試験に合格 | SAE認定校の在籍が必要 | トリミング以外に動物看護や行動学も学べる ペット業界全般に対応できる資格 |
愛玩動物看護師(国家資格) | 動物看護に特化した国家資格。獣医師の補助業務や医療行為が一部認められる | 指定養成所で3年以上学び、国家試験に合格する | 文部科学大臣・農林水産大臣指定の大学または専門学校の卒業 | トリマーとは異なるが、動物医療分野に強く、病院勤務希望者に有利 看護と美容を両立できる |
トリマー資格には民間資格が中心で、それぞれ学ぶ内容や受験条件、専門性の深さが異なります。
初心者は取得しやすい「日本ペット技能検定協会」認定資格から始め、実務経験を重ねて「JKC公認トリマー」など上位資格を目指すのが一般的です。
資格を取得することで、顧客や企業からの信頼を高め、キャリアの幅を大きく広げることができます。
実務経験を積む
資格を取得した後は、ペットサロンや動物病院などで実務経験を積むことが重要です。
現場では、ペットの性格や体調に合わせた対応力、飼い主とのコミュニケーション能力、そしてスピードや正確性といった実践的なスキルが求められます。
経験を積むことで、より高度なトリミング技術を身につけることができ、将来的には独立開業やフリーランスとしての活動も視野に入れることができます。
トリマーになりたい高校生の進路

トリマーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
動物看護やペットビジネス全般を学びたい人や、動物全般に関する幅広い知識を学びたい人には、大学進学がおすすめです。
大学では、実践的な技術だけでなく、学問的な視点から動物を理解できるのが特徴です。
おすすめ学部・学科と学べる内容
- 動物科学部:動物の生態・行動・栄養などを科学的に学び、動物の健康や飼育環境を総合的に理解する力を養う
- 生物資源学部:生物や環境の関わりを学びながら、動物の生命科学や持続可能な共生についての知識を身につける
- 獣医学部:動物の病気の予防・診断・治療に関する専門知識を学び、生命を守る高度な医療技術を習得
大学での学びは、トリマーとしての実践スキルだけでなく、動物を科学的に理解する力を養うことができます。
専門知識を持つことで、より深いケアができる信頼されるトリマーを目指すことができるでしょう。
短大や専門学校に進学する
より実践的な技術を短期間で身につけたい人には、短大や専門学校への進学が最適です。
現場で即戦力となるスキルを学びながら、動物と触れ合う時間を多く持てるのが魅力です。
おすすめ学部・学科と学べる内容
- 動物看護学科:動物の健康管理や応急処置、獣医師のサポート業務などを学び、医療面からペットを支える力を身につける
- ペット美容学科:シャンプーやカットなどの美容技術を中心に、ペットを美しく整えるトリミング技術と接客スキルを学ぶ
- トリマー専攻:犬や猫のトリミング技術を実践的に学びながら、動物の性格や体調に合わせたケア方法を身につける
短大や専門学校では、実技中心のカリキュラムを通じて、短期間でプロのトリマーとしての技術を身につけられます。
すぐに現場で働きたい人や、動物と実際に関わりながら学びたい人におすすめの進路です。
おすすめの大学

以下では、トリマーを目指す方におすすめな大学を紹介します。
大学名 | 所在地 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
東京都 | 動物看護学部 動物看護学科 動物人間関係学科 | 日本で初めて「動物看護学部」を設置した大学で、動物の医療・福祉・人との共生を専門的に学べる 動物看護師をはじめ、ペット業界で幅広く活躍できる知識と実践力を養うことができる | |
東京都 | 健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科 動物医療コース | 医療・スポーツ・動物の学びを融合したカリキュラムが特徴で、獣医師の補助や動物看護のスキルを実践的に学べる 最新設備を備えた実習環境で、動物医療の現場に直結する力を身につけることができる |
ヤマザキ動物看護大学や帝京平成大学のような動物系の学部・学科では、動物の医療・福祉・美容・人との共生などを幅広く学ぶことができます。
実習を通じて現場力を高められる点が大きな魅力で、卒業後はトリマーや動物看護師など、動物業界で即戦力として活躍できる知識と技術を身につけられます。
トリマーを目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
トリマーを目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
年内入試ナビは、一般選抜以外の形式で受験できる大学や受験情報をまとめたナビサイトです。
評定平均や通学可能な地域を登録すれば、現実的に合格圏内の大学や、自宅から通える範囲の大学が表示されます。
しかも、大学から「あなたに入学してほしい」というオファーをもらえる可能性もあります。
合格を十分に狙うことができ、一般受験を受けずに入学を目指せる大学がわかるので、ぜひ登録してみてください。
おすすめの短期大学、専門学校

以下では、トリマーを目指す方におすすめな短期大学や専門学校を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
東京都 | 動物トータルケア学科 | 動物の医療・看護・トリミング・しつけを総合的に学べる 専門職大学として実践重視のカリキュラムが組まれており、獣医療補助からトリミングまで幅広いスキルを身につけられる | |
東京都 | ペットビジネス学科 | ペットの美容・看護・しつけ・ビジネスの全分野を学べる総合的なカリキュラム トリミング実習を中心に、動物の健康管理や飼い主対応、店舗運営の知識まで幅広く習得 ペット業界で即戦力として活躍できる人材を育成しており、トリマーや動物看護師、ペットショップスタッフなど多様な職種を目指せる | |
東京都 | 愛犬美容科 | トリミング技術を中心に、犬の美容・健康・しつけに関する知識をバランスよく学べる 豊富な実習時間を通じて、現場で即対応できる実践力と確かなカット技術を身につけられる |
これらの専門学校や短期大学では、トリミング技術や動物看護などを実践的に学ぶことができ、卒業後すぐに現場で活躍できるスキルを身につけられます。
実習中心のカリキュラムにより、動物への理解と技術の両方を深められる点が大きな魅力です。
よくある質問

トリマーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
トリマーに向いている人の特徴は?
トリマーは、動物の美容と健康を支える専門職です。
そのため、単に動物が好きというだけでなく、細やかな気配りや責任感、技術を磨き続ける姿勢など、さまざまな資質が求められます。
以下では、トリマーに向いている人の特徴をまとめました。
- 動物が好きで、優しく丁寧に接することができる人
- 細かい作業や集中力を必要とする仕事が得意な人
- 観察力があり、動物の体調や気分の変化に気づける人
- コミュニケーション能力があり、飼い主と信頼関係を築ける人
- 立ち仕事や力仕事にも耐えられる体力と根気がある人
- 美的センスがあり、ペットをより魅力的に見せる工夫ができる人
- 向上心があり、新しい技術やスタイルを学び続けられる人
トリマーに向いているのは、動物への愛情と責任感を持ち、細部までこだわって仕事ができる人です。
技術やセンスは後から磨けますが、動物と真摯に向き合う姿勢が何よりも大切であり、それが信頼されるプロのトリマーへの第一歩となります。
トリマーになるために高校生の頃から必要な勉強は?

トリマーを目指す人が高校生のうちから意識しておくと良いのは、動物に関する知識と人と関わる力を育てることです。
生物では動物の体の仕組みや生態を理解することで、将来の専門知識の基礎になります。
また、国語や英語をしっかり学ぶことで、飼い主とのコミュニケーションや説明力を養えます。
さらに、美術や家庭科を通して手先の器用さやデザイン感覚を磨くこともトリマーにとって大切です。
学校の勉強に加えて、動物と触れ合うボランティアや飼育体験などを積極的に行うと、動物への理解が深まり、将来の学びにもつながります。
トリマーのキャリアパスは?
トリマーのキャリアは、現場での経験を積みながらスキルを磨くことで、さまざまな方向に広がっていきます。
ここでは代表的なキャリアパスを紹介します。
①店舗内で顧客に信頼され、指名されるトリマーになる
まずはペットサロンや動物病院などで経験を積み、技術と接客力を磨くことが第一歩です。
顧客から「この人に任せたい」と指名されるようになると、安定した収入やリピーター獲得につながり、店舗の中でも中心的な存在として活躍できます。
②上位資格を取得して管理職・チーフトリマーになる
現場経験を積んだ後、JKC公認トリマーA級などの上位資格を取得することで、後輩指導や店舗運営を任される管理職への道が開けます。
スタッフの育成や品質管理、顧客満足度の向上など、技術だけでなくマネジメント力も求められます。
③独立して自分の店舗を開く
十分な経験と顧客ネットワークを築いた後は、自分のトリミングサロンを開業する道もあります。
お店のコンセプトやサービス内容を自由に決められるため、自分らしいスタイルで働けるのが魅力です。
経営や集客の知識も必要になりますが、やりがいは非常に大きいです。
④トリマー養成所や専門学校の講師になる
現場での豊富な経験と高い技術力を活かし、次世代のトリマーを育てる講師として活躍する道もあります。
実習指導や授業を通じて後輩を育成し、自身のキャリアに新たな価値を加えることができます。
⑤フリーランス・出張トリマーとして働く
固定店舗を持たず、顧客の自宅に出向いて施術を行う出張トリマーという働き方もあります。
時間や場所の自由度が高く、個人のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
トリマーのキャリアパスは、現場での経験を重ねることで多方面に広がります。
まとめ

本記事では、トリマーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、トリマーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- トリマーとは、犬や猫などのペットをカットやシャンプーで美しく整え、健康をサポートする専門職である
- 主な仕事は、被毛のカットやシャンプー、爪切り、耳掃除などのトリミング業務に加え、動物の体調を観察して飼い主にアドバイスを行うことなどが挙げられる
- トリマーの資格はJKC公認トリマー、AAV認定トリマー、SAE公認トリマーなどが挙げられる
- 動物が好きな人、手先が器用で細かい作業が得意な人にトリマーはおすすめ
- トリマーになりたい高校生は、動物の生態やトリミング技術を学べる動物系の専門学校や短期大学に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「トリマーのなり方ガイド」でまとめています。
年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。
トリマーのなり方・必要な資格・仕事内容を解説
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
