作成日: 2026/2/04 更新日:2026/2/04
タイムマネジメント・習慣化アプリまとめ|高校生が日常的に使いやすいものをご紹介

「計画を立てても三日坊主で終わってしまう」「ついスマホを触って時間が溶けてしまう」といった悩みは、多くの高校生が直面する壁です。しかし、これは意志の弱さではなく、行動を支える「仕組み」が整っていないだけかもしれません。
本記事では、年内入試に向けた準備や日々の学習をスムーズに進めるために役立つ、国内の「タイムマネジメント・習慣化アプリ」を徹底解説します。学習時間をグラフ化して可視化するものから、同じ目標を持つ仲間と励まし合えるものまで、用途別に厳選して紹介。自分にぴったりのツールを味方につけて、限られた時間を最大限に活用し、合格への土台となる「続く習慣」を手に入れましょう。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
「テスト前にいつも焦ってしまう」「勉強を始めようと思っても、気づけばスマホを触って時間が過ぎている」といった悩みを抱える高校生は少なくありません。こうした問題の多くは、個人のやる気や根性ではなく、行動を継続するための「仕組み」が整っていないことに起因しています。自分一人の意志だけで生活リズムを正すのは難しく、客観的に自分の行動を管理するツールが必要です。
本記事では、国内で開発・運営されているアプリの中から、高校生が日常的に使いやすいタイムマネジメント・習慣化ツールを厳選して紹介します。学習指導を目的とした塾連動型ではなく、あくまで自分のペースで行動を最適化できるものに絞りました。これらのアプリを活用して学習時間や日々のタスクを「見える化」することで、無理なく勉強に向かえる状態を作れるようになります。自分の課題に合ったツールを見つけ、理想の生活リズムを手に入れるための参考にしてください。
学習時間・勉強の「見える化」で勉強の土台を作る
勉強が続かない大きな要因は、自分が「いつ、何を、どれくらいやったか」を正確に把握できていないことにあります。
学習内容を記録し、客観的な数値として振り返ることで、勉強量の偏りや改善点に気づけます。まずは現状を知ることから、効率的な学習の土台を作りましょう。
マメトレ
「まずは机に向かう習慣をつけたい」という初心者の方には、記録の負担が少ない「マメトレ」が推奨されます。
このアプリは、短期間の詰め込み学習ではなく、時間をかけて知識を定着させる長期的な学習スタイルを前提に設計されています。勉強した内容をシンプルに残せるため、完璧な記録を目指して疲れてしまう心配がありません。
学習のハードルを極限まで下げることで、勉強が途切れがちな人でも「毎日続ける感覚」を養うことができます。
サービス名 |
集中
引用元:https://bondavi.jp/products/shuchu
勉強中にスマホを触ってしまう状況を根本から変えたい場合は、「集中」の活用が現実的です。
このアプリは「勉強中にスマホを見てしまう」というユーザーの行動を前提に開発されており、スマホ利用を抑制しながら集中した時間を正確にカウントします。自分がどの時間帯に最も集中できているか、どのような傾向で勉強が中断されているかをデータで可視化できます。
環境そのものを整えるサポートをしてくれるため、スマホ依存を自覚している高校生にとって、勉強時間を確保するための強力な武器となります。
サービス名 |
習慣化アプリで「続かない」を仕組みで減らす
三日坊主で終わってしまうのは、意志が弱いからではなく、行動を習慣にするための「型」が決まっていないからです。
習慣化アプリは、毎日の行動を最小単位まで細分化し、無意識に継続できる流れを作るために機能します。気合に頼らず、システムとして毎日の積み重ねを実現できる国内アプリを導入しましょう。
継続する技術
引用元:https://bondavi.jp/products/habit
このアプリは、200万人以上の行動データ(参照元:https://bondavi.jp/products/habit)に基づき、人が挫折しやすいポイントを避けるように設計されています。利用者は一つの目標を決め、毎日タップするだけで記録が完了します。複雑な機能がないからこそ、迷う余地がありません。
勉強や筋トレ、早起きなど、生活リズムの基本となる習慣を「毎日やるのが当たり前」という状態へ導いてくれます。
サービス名 |
みんチャレ
他人の目がある方が頑張れるというタイプには、5人1組のチームで習慣化を目指す「みんチャレ」が非常に効果的です。
同じ目標を持つ仲間とチームを組み、毎日の成果を写真やメッセージで報告し合うことで、一人で取り組むよりも高い継続率を実現できます。高校生同士で勉強報告のチームを作れば、励まし合いながら学習習慣を維持できる環境が手に入ります。
孤独な努力を、仲間との共有という楽しい体験に変えたい方に向いています。
サービス名 |
my nicca
記録すること自体に楽しさを感じたいなら、スタンプ形式で管理できる「my nicca」が使いやすいでしょう。
目標に対して「できた」「できなかった」を直感的な操作で記録できるため、入力のストレスがほとんどありません。
デザイン性にも優れており、おしゃれなインターフェースで日々の行動を管理できます。細かい数値入力が苦手な人でも、カレンダーがスタンプで埋まっていく達成感を味わいながら、気軽に習慣化に取り組めます。
サービス名 |
Habee
引用元:https://momentia.jp/app/habee/
友達や特定の仲間と長期的な目標を共有したい場合には、「Habee」が適しています。
仲間と一緒に「やること」を設定し、日々の進捗を投稿し合うことで、継続の支えになる仕組みが整っています。勉強だけでなく、健康維持や生活習慣の改善など、幅広いジャンルの目標に対応可能です。
一人の力では達成が難しい中長期の目標でも、周囲の応援や投稿を刺激にすることで、最後までやり遂げる力が維持できます。
サービス名 |
予定・タスク・締切管理で“詰み”を防ぐ
提出物やテスト勉強、部活動など、高校生活はやるべきことが重なりがちです。
整理が追いつかないまま放置すると、優先順位が崩壊し、直前になって手が回らなくなる「詰み」の状態を招きます。
予定やタスクをアプリに書き出して外部化すれば、頭の中が整理され、精神的な負担を減らしながら「今やるべきこと」に集中できるようになります。
TimeTree
引用元:https://timetreeapp.com/intl/ja
家族や友人、部活の仲間とスケジュールを共有する必要があるなら、「TimeTree」が最も実用的です。
カレンダー形式で予定を登録でき、複数人での共有機能に特化しているため、学校行事や部活の予定を全員で把握するのに役立ちます。テスト期間や提出期限を色分けして表示すれば、先の予定を視覚的に捉えることができ、予定を忘れるミスを未然に防ぐことが可能です。
サービス名 |
Lifebear
カレンダーだけでなく、ToDoや日記も一つにまとめたい方には「Lifebear」が適しています。
電子手帳のような感覚で、その日の予定と「やるべきタスク」を一画面で確認できるのが強みです。メモ機能も充実しているため、勉強の気づきや日常の出来事を記録するノートとしても活用できます。
複数のアプリを使い分けるのが面倒で、勉強とプライベートの予定を一括管理したい高校生に向いています。
サービス名 |
ジョルテ
紙の手帳と同じような感覚で細かく予定を書き込みたい場合は、「ジョルテ」が適しています。
表示形式や入力項目が非常に豊富で、自分の使いやすいようにカスタマイズできる自由度が魅力です。学校の時間割や部活動の細かいタイムスケジュールなど、詳細な記録を残したい高校生に適しています。
デジタルでありながら、手書き手帳のような丁寧な管理を実現したい方におすすめです。
サービス名 |
NANIO
「やることが多すぎて何から手をつけていいかわからない」という混乱を避けたいなら、タスク管理に特化した「NANIO」が有効です。
複雑な機能は一切なく、タスクを一覧表示し、終わったらチェックを入れて消していくというシンプルな設計が特徴です。
締切前の焦りや、優先順位の混同を防ぐために、やるべきことだけをストレートに管理したい人に向いています。
サービス名 |
Grid ToDo
視覚的にタスクの量や進捗を把握したい方には、「Grid ToDo」が適しています。
タスクをリストではなく、マス目状(グリッド)に配置するため、全体のボリュームが直感的にわかります。
頭の中でタスクがごちゃごちゃになりやすい人でも、マスを埋めたり消したりする視覚的なフィードバックにより、整理整頓された状態で作業を進められます。
サービス名 |
シンプルカレンダー
引用元:https://simplecalendar.komorebi-apps.com/
余計な装飾や多機能を求めず、予定の確認を最速で行いたいなら「シンプルカレンダー」が推奨されます。
最低限必要な機能に絞り込まれているため、アプリの起動が早く、見た目もスッキリしています。文字サイズや色分けのカスタマイズが可能なため、視認性も確保されています。
アプリの操作に時間を取られたくない、効率重視の高校生に適したツールです。
サービス名 |
シンプルToDoリスト
引用元:https://simpletodolist.komorebi-apps.com/
タスク管理そのものが苦手な人でも、「シンプルToDoリスト」なら負担なく使いこなせます。
やるべきことを書き出し、完了したらチェックするだけの極めてベーシックな仕様です。リストが一つに限定されているため、複数のリストにタスクが分散して見失う心配もありません。
複雑な管理手法を学ぶよりも、まずは目の前のタスクを確実にこなしたい方に最適です。
サービス名 |
1dayスケジュール
1日の時間配分を分刻みで計画したい高校生には、「1dayスケジュール」が役立ちます。
時間軸に沿ってスケジュールを組み立て、そこにToDoを組み合わせることで、密度の高い計画を作成できます。
学校から帰宅した後の数時間をどのように使うかなど、限られた時間を最大限に活用したい場面で威力を発揮します。
サービス名 |
一日予定表
引用元:https://dailyplanner.kiyohcorp.com/
24時間の使い方を感覚ではなく、データとして視覚化したいなら「一日予定表」が適しています。
予定を円グラフで表示できるため、勉強、睡眠、娯楽などの時間割合が一目で把握可能です。
合計時間も自動算出されるため、「今日は意外とスマホに時間を使っていた」といった発見が得やすく、生活習慣の改善に直結します。
サービス名 |
週間予定表・ToDoリスト
テスト前など、1週間単位の全体像を把握したい時期には「週間予定表・ToDoリスト」が便利です。
日ごとのタスクだけでなく、1週間で何を終わらせるべきかを俯瞰できるため、特定の日に負荷が集中しすぎるのを防げます。
中長期的なスパンで提出物や勉強計画を管理したい高校生に向いています。
サービス名 |
学習の「集中スイッチ」系(ポモドーロ等)
勉強に取りかかるまでの心理的なハードルが高いのは、長時間続けようと構えすぎてしまうからです。
あらかじめ時間を細かく区切り、強制的に休憩を挟むことで、脳の疲労を抑えつつ集中状態に入りやすくなります。
操作が簡単な国内開発のタイマーを使い、短時間集中のサイクルを作り出しましょう。
ポモドーロタイマー
25分の集中と5分の休憩を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」を手軽に導入したいなら、「ポモドーロタイマー」が適しています。
設定の手間がなく、スタートボタンを押すだけで即座に計測が始まります。画面構成もシンプルで、勉強中にスマホの画面が気にならないよう配慮されています。
勉強を始めるまでの時間を短縮し、リズムを作りたい高校生に適したツールです。
サービス名 |
ポモドーロタイマー〜最もシンプルなアプリ〜
全機能を無料で、迷うことなく使いたい場合は「ポモドーロタイマー〜最もシンプルなアプリ〜」が適しています。
アカウント登録などの煩わしい作業が必要ないため、インストール後すぐに勉強に入れます。
時間の区切りを明確に意識させることで、「まずは25分だけ」という気持ちで取り組むことができ、結果的に長時間の学習を実現しやすくなります。
サービス名 |
「スマホ時間」の習慣を整える(デジタル習慣=時間管理の土台)
どんなに優れた計画を立てても、無意識のスマホ利用が原因で時間が溶けてしまえば意味がありません。
これは意志の強さの問題ではなく、スマホに触れることが習慣化しているだけです。
アプリの利用状況を可視化し、適切な距離を保つためのツールを導入することで、時間管理の土台を固めることができます。
Offly
引用元:https://momentia.jp/app/offly/
スマホとの付き合い方を根本から見直したいなら、「Offly」によるデジタルデトックスの実行を推奨します。
個別のアプリ利用状況をレポート化し、自分の傾向を可視化することで、無駄な時間を自覚できます。単に制限するだけでなく、過去のデータに基づいた無理のない目標設定や、使いすぎを警告するタイマー機能も備えています。
勉強への切り替えが苦手な高校生にとって、時間管理の強力なサポーターとなります。
サービス名 |
beSelf
引用元:https://momentia.jp/app/beself/
学習効率を支える「心身の状態」から整えたい方には、セルフケア習慣を支援する「beSelf」が効果的です。
性格診断や感情の記録、ジャーナリングを通じて、自分がどのような時に集中力が下がり、どのような時に調子が良いのかを分析できます。
ストレス解消法をリスト化し、自分をメンテナンスする習慣を身につけることで、安定した学習時間を確保できる体質作りを支援します。
サービス名 |
追加の“習慣化・目標管理”アプリ
学習以外の生活習慣も改善することで、トータルでの時間管理能力は向上します。
スキマ時間で体を動かしたり、複数の日課を一元管理したりできるツールを使い、成功体験を積み重ねましょう。
習慣チェックカレンダー -週間カレンダーで習慣を記録しよう
勉強や早起きなど、複数の習慣をまとめて管理したい方には「習慣チェックカレンダー -週間カレンダーで習慣を記録しよう」が適しています。
週間カレンダー形式で、実施した項目にチェックを入れるだけのシンプルな仕組みですが、その日の振り返りメモを残せるのが強みです。
なぜ継続できなかったのか、逆に何がうまくいったのかを記録・分析することで、自分に合った生活リズムを科学的に見つけ出すことができます。
サービス名 |
タイムラインーその日の予定を時間ごとに作ろう
1日の計画と実行のズレをなくしたいなら、「タイムラインーその日の予定を時間ごとに作ろう」による時間軸管理が有効です。
タスクを「何時から何時まで」という具体的な時間に配置するため、計画が非現実的になっていないか、いわゆる「詰み」の状態を事前に予測できます。
スケジュールと実際の行動を同じ画面で俯瞰できるため、時間配分が感覚頼りになりがちな人の強力な補助ツールとなります。
サービス名 |
まとめ:自分に合った「仕組み」を選び抜く
タイムマネジメントや習慣化を成功させる上で最も重要なのは、「意志の強さ」に頼らず「仕組み」で自分を支えるという考え方です。
高校生活は学業や部活動など多忙であり、生活リズムが整わないままでは、どれだけ熱心に計画を立てても挫折するリスクが高まります。
本記事で紹介したアプリは、直接的な学力アップを謳うものではなく、その前段階である「行動の型」を作るためのツールです。現状を把握したいなら学習記録系、三日坊主を防ぎたいなら習慣化系、予定の混乱を避けたいならタスク管理系といったように、今自分が直面している課題に応じて選んでください。
最初からすべてを使いこなそうとする必要はありません。まずは一つ、自分の生活に取り入れやすいものから始め、行動を記録して振り返る習慣を作りましょう。その小さな積み重ねが、やがて自分に最適な学習リズムを確立し、目標達成に向けた確かな土台となります。
まずは気になるアプリを一つダウンロードし、今日の学習記録をつけることから始めてみませんか。
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。