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作成日: 2024/12/19 更新日:2024/12/19

教員養成系とは何を学ぶ学問?教員養成課程の内容や教職課程・教育学との違いを解説

教員養成系とは何を学ぶ学問?教員養成課程の内容や教職課程・教育学との違いを解説

本記事で学べることは以下の通りです。

  • 教員養成系とは
  • 教員養成系の大学の4年間の学びの流れ
  • 教員養成課程がある大学・学部
  • 教員養成系の大学を選ぶときのポイント
  • 教員養成の大学を卒業した人の進路
  • 教員養成系がおすすめな人の特徴
  • 教員養成系の大学を志望している人がよく抱く疑問

​教員養成系というと、「学校教員になりたい人だけが行くところ」というイメージをお持ちではないでしょうか?

しかし、教員養成系には教員免許の取得を目指す課程・学科もあれば、教員免許を取得しなくても卒業できる学科もあります!

今回は、そんな教員養成系の概要や各課程の特徴、4年間の学びの流れ、大学選びで注目すべきポイントなどについて解説していきます。

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

  • 1 教員養成とは?
    • 1-1 教員養成課程|学校教員の育成が目的
    • 1-2 新課程(ゼロ免課程)|教員以外の人材育成が目的
  • 2 大学4年間の学びの流れ
    • 2-1 捕捉:教育実習・フィールド学習について
  • 3 教員養成課程がある大学・学部
  • 4 教員養成系の大学を選ぶときのポイント
    • 4-1 取得したい免許に対応したカリキュラムかどうか
    • 4-2 力を入れて学びたい内容が学べるか
    • 4-3 受験を検討している教員採用試験の合格実績は豊富か
  • 5 教員養成系の大学を卒業した人の進路
  • 6 教員養成系への進学がおすすめの人の特徴
    • 6-1 学校教員になりたい人
    • 6-2 学校教育から学校外の教育まで幅広く学びたい人
    • 6-3 将来教育に関わる職業に就きたいと考えている人
  • 7 教員養成系の大学を検討している人がよく抱く疑問
    • 7-1 教員養成課程と教職課程の違いってあるの?
    • 7-2 教員養成系学部に通うのと他学部で教職課程を取るのってどっちがいい?
    • 7-3 教員養成と教育学の違いって?
    • 7-4 教員養成系の教育学部を卒業しても教師にならない選択肢はある?
  • 8 この記事のまとめ


教員養成とは?

教員養成とは

教員養成とは、教育者としての資質や能力を養うための専門的な教育プログラムを指します。

教員養成というと学校教員の育成が目的と思われがちですが、教員養成系大学には以下の2種類のプログラムが設置されていることが多いです。

  1. 教員養成課程
  2. 新課程(ゼロ免課程)

ここでは、それぞれの課程の目的や学べる内容について解説していきます。

教員養成課程|学校教員の育成が目的

教員養成課程は、将来の学校教員を育成することが主な目的です。

多くの大学に設置されているのは小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得する課程ですが、大学によっては特別支援学校や幼稚園、養護教諭の教員免許を取得できる課程を設置していることもあります。

教員養成課程は、教育現場で必要とされる理論と実践をバランスよく習得するためのカリキュラムとなっています。

教育学の基礎から専門科目や生徒指導、学級経営といった専門的な教育知識、そして多くの実習を通じて実際に生徒を指導するための技術を学べるのが特徴です。

こうした学びにより、教員養成課程の学生が教員としての自信とスキルを身につけられるように設計されています。

新課程(ゼロ免課程)|教員以外の人材育成が目的

新課程(ゼロ免課程)は、従来の教員養成課程とは異なり、教員免許を取得することを目的としない教育プログラムです。

希望すれば教員免許の取得も可能ですが、主に学校教員以外の教育関連職や企業内教育、地域社会での教育活動に従事する人材を育成することを目指しています。

新課程は、社会教育や地域教育、生涯教育、国際教育など、学校教育にとらわれないさまざまな教育について学べるカリキュラムとなっています。

大学によって専門的に学べる分野が異なるため、いろいろな大学のカリキュラムを比較してみるといいでしょう。

実践的なフィールドワークやインターンシップを実施していることも多く、学生時代から現場の経験をたくさん積める点も特徴です。

大学4年間の学びの流れ

大学4年間の学びの流れ

​教員養成課程と新課程(ゼロ免課程)の学びの流れは、実習などを除けばほぼ同じです。​

年次

学習内容

1年次

​教育史や教育制度、教育心理学といった基礎的な科目や教科指導・学級経営に関する科目が中心。

基礎的な科目を1年次に重点的に学ぶことにより、教育の基本的な理論や学校教育の基本要素、子どもの発達といった分野の理解を深めます。​

2年次

​基礎的な講義科目だけでなく専門的な科目も導入され、教科教育法や専門教科に関する演習を含む授業が増えます。大学によっては実際に学校などに出向いて実習を行うこともあります。​

3年次

教授の研究室に所属して本格的に研究が始まります。研究テーマを深く探究するゼミナールや研究内容に沿った授業がメインです。

また、教員養成課程の場合は多くの大学で約4週間の教育実習があります。教育実習で実際の指導経験を積むことで、学級運営や教科指導の方法、児童・生徒とのコミュニケーションスキルを実践的に学ぶことができます。​

4年次

母校へ教育実習に赴きます。また、4年間の学びの集大成として卒業論文を作成します。教員就職の場合は教員採用試験もあり、とても忙しくなります。​

捕捉:教育実習・フィールド学習について

教育実習の期間は、小学校・中学校・高等学校でそれぞれ異なります。

主に小学校は4週間、中学校は3週間、高等学校は2週間となっており、複数の教員免許を同時に取得する場合は、それぞれの学校で実習が必要です。

ただし、中学校・高等学校の同時取得はどちらか一方の実習に行けば単位を満たすことができます。

また、教員養成課程の場合、教育実習はだいたい3年次に実施されますが、フィールド学習やインターンシップの実施時期や頻度は大学によって異なります。

教育現場での実践を重視している大学では、3年次以外の年次でも地域の学校でフィールド学習を行うところも少なくありません。

こうした大学外での実践的なカリキュラムは大学や選択する課程によって異なるので、積極的に経験を積みたい場合はこうしたカリキュラムが充実している大学を選ぶのもいいでしょう。

教員養成課程がある大学・学部

教員養成課程がある大学・学部

文部科学省の平成16年時点のデータによると、教員養成課程を設置している大学は、国公立・私立合わせて536校です(文部科学省 資料6 我が国の教員養成について)。

平成16年度の大学総数は709校で、そのうち約75%の536校に教員養成課程が設置されています。

ただし、すべての大学でどの学校種の教員免許も取得できるわけではありません。国立・公立・私立ごとに設置している教員養成課程の特徴が異なります。

国立大学の教員養成課程は、小学校・中学校・高等学校のすべてに対応しているところが多く、特別支援学校や幼稚園、養護教諭の課程を設置している大学も多いです。

それに対して、公立・私立大学は中学校と高等学校の教員養成課程を有する大学が多く、小学校の教員養成課程があるところは少なくなっています。

また、私立大学は幼稚園・養護教諭の教員養成課程を設置する大学が国立大学と同じくらいあるのも特徴です。

教員養成課程は、主に教育学部に設置されています。

教育学部では、学生が教員として必要な知識や技能を身に付けるための専門的な教育を受けることができます。

また教育系の学部でなくても教職課程を履修し、教員免許を取得することは可能です。その際は自身の専攻との両立は非常に大変なので注意が必要です。

教員養成系の大学を選ぶときのポイント

教員養成系の大学を選ぶときのポイント

教員養成系の大学は教員免許を取得できるという点では一致していますが、大学ごとにさまざまな特色があるため、自分の興味関心などに合った大学を選ぶ必要があります。

そこでここからは、教員養成系の大学を選ぶときに注目したい3つのポイントをご紹介します。

取得したい免許に対応したカリキュラムかどうか

教員養成系の大学を選ぶ際に最も重要なポイントの一つは、自分が取得したい免許に対応したカリキュラムが整っているかどうかです。

教員免許は、大学や学部のカリキュラムによって取得できる学校種や科目が異なります。

教員養成課程が設置されていても、すべての学校種・教科の教員免許が取得できるわけではありません。

例えば、カリキュラムや専攻・コースの問題で小学校の教員免許が取得できなかったり、小学校・中学校の同時取得ができなかったりすることもあります。

そのため、大学選びの時点で自分が目指す教員免許がすべて取得できるカリキュラムになっているか確認することが大切です。

特に複数の教員免許を同時に取得しようとお考えの場合は、大学に直接相談するなどしてしっかり確認を取っておくといいでしょう。

力を入れて学びたい内容が学べるか

力を入れて学びたい内容が学べるか

目指す教員免許が取得できることが確認できたら、次に自分が特に力を入れて学びたい内容が学べるかをチェックしましょう。

教員養成系の大学は教員免許の取得が大きな目標の一つですが、研究室でのゼミナールや卒業研究・卒業論文の作成といった大学の専門的な学びも行います。

そのため、大学ごとに多様なカリキュラムが提供されており、さまざまな観点から教育現場で必要な知識や技術を深く学ぶことができます。

例えば、東京学芸大学の教育学部 学校教育教員養成課程では、A類(初等教育専攻)現代教育実践コース/学校教育プログラム、大阪教育大学では次世代教育専攻 ICT教育コースといった、教科とは異なる観点から学校教育について研究するコースが設けられています。

このように、教員養成系の大学では教科教育にとどまらないさまざまな研究コースが設置されているため、自分の興味関心に合うところを選択することが大切です。

具体的にチェックすべき点としては、以下のような点が挙げられます。

  • 設置されている専門科目の内容
  • 教授の研究内容
  • フィールド学習の内容・期間

教授陣の専門分野や研究テーマは注目すべきポイントです。

自分が興味を持っている分野で活躍している教授のもとで学べれば、より質の高い学びが期待できます。

受験を検討している教員採用試験の合格実績は豊富か

教員就職を考えているなら、受験を検討している教員採用合格実績が豊富であるか必ずチェックしましょう。

特定の地域や学校種での教員採用実績が豊富な大学は、その地域や学校種に特化したカリキュラムや教員採用試験を突破するノウハウが豊富であることが多いです。

しっかりと採用試験の対策ができる大学に通うことで、教員採用試験の合格率は確実にアップします。

また、実際にその地域や学校種で働いている卒業生が多い場合、現場での経験談やアドバイスを直接聞くことができるので、試験対策はもちろん就職後も安心して働けます。

このような理由から、大学選びの際に教員採用実績を確認するのはとても重要と言えます。

なお、教員就職には地元の大学が強いと言われるので、就職したい地域が決まっているならその地域の大学の教員養成課程に通うのが最善です。

教員養成系の大学を卒業した人の進路

教員養成系の大学を卒業した人の進路

教員養成系の大学を卒業した人は、一般的に小学校や中学校、高校の教員として働くケースが多いです。

しかし、公務員として教育委員会や公的機関での教育関連の職務に就く人もいますし、教育関連の企業やNPOで働く人も増えています。

また、大学院に進学して教育学の研究を深めたり、専修免許状の取得したりするケースも珍しくありません。

例えば、北海道教育大学 教育学部の就職状況はこのようになっています。

 

教員

公務員

民間企業

大学院

教員養成課程計

66.0%

9.8%

14.4%

5.3%

その他学科計

16.5%

13.1%

52.8%

4.7%

参照元:北海道教育大学キャリアセンター「令和6年3月卒業生の進路状況(学部)」

教員養成課程は教員就職が一番多いですが、民間企業に就職する人も10%以上となっています。

そして新課程に該当するその他の学科は教員就職が16.5%と少なく、民間企業への就職が半数以上を占めています。

教員養成課程は教員就職が多く、新課程は民間就職が多いという特徴はあるものの、どの課程・学科でもさまざまな進路があることがうかがえます。

教員養成系への進学がおすすめの人の特徴

教員養成系への進学がおすすめな人の特徴

教員養成系への進学がおすすめな人の特徴としては、この3つが挙げられます。どの特徴にも共通することは子供が好き、教えることが好きということです。

  1. 学校教員になりたい人
  2. 学校教育から学校外の教育まで幅広く学びたい人
  3. 将来教育に関わる職業に就きたいと考えている人

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

学校教員になりたい人

学校教員を目指しているなら、教員養成系の中でも教員養成課程が最適です。

教員養成課程では、その名の通り教員になるための知識とスキルを4年間かけて学びます。

大学の講義やゼミナールで教育の基礎知識から専門的な教育法、学級運営の技術まで幅広い知識とスキルを習得できるのはもちろん、教育実習をはじめとした実践的な学びも豊富です。

また、ゼミナールなどの演習では学問的な探究心を深めるとともに、ゼミの仲間と協働して教育現場での課題解決能力やコミュニケーション能力も養えます。

教員養成課程では同じ目標を持つ仲間たちにたくさん出会えるので、日々切磋琢磨して自己成長も促進されるでしょう。

学校教育から学校外の教育まで幅広く学びたい人

幅広く学びたい人

教員養成系では、教員養成課程から特色ある新課程まで、さまざまな観点から教育について研究できる環境が整っています。

そのため、学校教育の理論と実践を学びつつ、現在の学校教育にない視点から教育を研究してみたい人や、学校教育の根本的な問題解決に関わってみたい人にも向いています。

教員養成系は教員免許の取得に必要な単位が卒業単位に含まれることも多いため、教員免許の取得を目指しながら教育に関わる幅広い科目を履修することも可能です。

教育という学問に特化して多角的に学びたいなら、教員養成系はぴったりでしょう。

将来教育に関わる職業に就きたいと考えている人

学校教員になるかどうかは決めていないものの、将来教育に関わる職業に就きたいと考えている人にも教員養成系はおすすめです。

なぜなら、教員養成系のカリキュラムに沿って学ぶことで、子どもの効果的な指導法や最新の教育事情といった教育業全般に活かせる知識とスキルが身につけられるからです。

新課程なら興味のある教育テーマについて多角的に研究することができますし、希望すれば資格の一つとして教員免許も取得できます。

民間企業やNPO、公務員といった学校教員以外の職種に就く学生も増えているので、教員にならなくても教育に興味があればぜひおすすめです。

教員養成系の大学を検討している人がよく抱く疑問

教員養成系の大学を検討している人がよく抱く疑問

最後に、教員養成系の大学を検討している人がよく抱く疑問にまとめて回答していきます。

教員養成課程と教職課程の違いってあるの?

教員養成課程と教職課程の違いは、対象となる学生の所属学部が教育学部か他学部か、という点です。

教員養成課程は、教育学部や教員養成学部に設置されている教員養成に特化した課程です。

一方で教職課程は、教育学部や教員養成学部以外の学部で学んでいる学生が教員免許を取得するために副次的に履修する課程のことを指します。

教職課程は各学部のカリキュラムに含まれていない副次的な課程のため、取得した単位は卒業単位に含まれません。あくまで教員免許を取得するために必要な課程となっています。

つまり、教員養成課程は教員になるための総合的なプログラムであり、教職課程は他の専門分野を学びながら教員資格を取得するためのプログラムと言えます。

教員養成系学部に通うのと他学部で教職課程を取るのってどっちがいい?

教員養成系学部に通うのと他学部で教職課程を取るのはどちらがいいか

中学校や高等学校といった教科担任制の学校教員を志望していて、指導教科の専門的な知識を身につけたい場合や、大学で研究したいテーマがある場合は、指導教科に関わる学部に行って教職課程を履修するのがおすすめです。

例えば、高等学校の日本史教員を目指しているなら文学部日本史学科、化学の教員を目指しているなら理学部化学科に進んで教職課程を履修するなどの道があります。

教員養成系学部の強みは、教員になるための専門的な教育が充実していて、教育実習やフィールド学習などの実践的な学びが豊富に用意されていることです。

これにより、大学卒業後から即戦力となる教員を目指すことができます。

一方、他学部で教職課程を取る場合は、自分の専門分野を深く学びながら教職に必要な知識を修得できるのが強みです。

また、他学部での教職課程は、教育以外のキャリアパスも視野に入れることができる利点もあります。

つまり、教員養成系学部は教員としての専門性を高めたい人に適しており、他学部で教職課程を取る選択は、専門知識を活かしつつ教職を目指したい人に向いていると言えるでしょう。

教員養成と教育学の違いって?

教員養成は、学校教員を育成するための専門的なプログラムを指します。

これには、学校教育の理論的な学習から実践的な学習までが含まれており、教員養成課程は、具体的な教育現場でのスキルと知識を身につけることを重視しています。

これに対して、教育学は教育そのものを研究対象とする学問分野です。

教育の歴史、教育心理学、教育方法論など、学校教育に限らず教育に関する幅広いテーマを探求します。

教育学は、教育の理論的側面に焦点を当て、教育現場における実践的なスキルの習得を必ずしも目的としません。

つまり、教員養成は実践的な教員としてのスキルを磨くことに重点を置いているのに対し、教育学は教育の理論や方法を深く理解することを目指しています。

教員養成系の教育学部を卒業しても教師にならない選択肢はある?

教員にならない選択肢もあるのか

教員養成系の教育学部を卒業しても、教師以外の職業に就く選択肢はあります。

実際に北海道教育大学や大阪教育大学といった教育系の大学でも、3割ほどは企業就職しています。

▶︎参考:北海道教育大学卒業生の進路状況

大阪教育大学令和5年度卒業・修了生の就職状況(令和5年9月及び令和6年3月卒業)

教育学部で培ったスキルや知識は、学校教員だけでなく、企業の人事部門や研修担当、さらには公共機関やNPOでの教育プログラムの企画・運営など、さまざまな分野で活かすことができます。

また、教育学の専門知識を活かしたライターやコンサルタントとしてのキャリアも考えられます。

教育学部で得たコミュニケーション能力や問題解決能力は、どの職業においても大いに役立つため、自分の興味や適性に合わせたキャリアパスを選ぶことが可能です。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

今回は、教員養成系の概要や4年間の学びの流れ、大学選びのポイントなどについて解説してきました。最後にこの記事でおさえておくべきポイントをまとめます。

  • 教員養成系は学校教員の育成を主な目的として設置されている
  • 大きく分けて教員養成課程と新課程(ゼロ免課程)の2つあり、新課程は教員免許の取得が必須ではない
  • 1・2年で学校教育の理論や指導スキルを学び、3・4年はゼミで研究しながら教育実習などの実習を行い卒業論文・卒業研究を行う
  • 大学によっては1年次から実際に子どもの指導に関わるフィールド学習やインターンシップを実施しているところもある
  • 大学選びのポイントは、取得したい免許がすべて取得できるか、研究したいテーマの研究室や教授があるか、働きたい地域・学校へのの採用実績が豊富か、の3つ
  • 教員養成系の卒業生の多くは学校教員になるが、民間就職も一定数おり、新課程は特に民間就職率が高い 

教員養成系は、教員を目指している人はもちろん、教育について幅広く興味がある人にもおすすめです!

教育についてさまざまな観点から学んでみたいなら、ぜひ教員養成系への進学を検討してみてください!

この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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