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作成日: 2026/1/19 更新日:2026/1/19

指揮者になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

指揮者になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「指揮者のなり方は?」

「指揮者になるのに必要な資格は?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。

  • 編曲家とはどんな職業なのか
  • 仕事内容・やりがい・給料
  • 編曲家になるには何をすべきか
  • 取得すべき資格
  • 向いている人の特徴

また、指揮者に関するよくある質問にも答えています。

指揮者に興味のある人や、指揮者を目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。​

​本記事の内容をスライドにまとめた「指揮者のなり方ガイド」の受け取りはこちら。​​​

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

  • 1 指揮者とは
    • 1-1 指揮者の仕事内容
    • 1-2 指揮者の給料・給与・年収
    • 1-3 指揮者のやりがい
    • 1-4 指揮者の働き方
    • 1-5 指揮者に必要な知識、資格、スキル
    • 1-6 指揮者という職業の注意点
  • 2 指揮者になる方法
    • 2-1 音楽の基礎(楽器・理論・ソルフェージュ)を身につける
    • 2-2 音楽大学や専門機関で指揮・スコアリーディングを学ぶ
    • 2-3 学生オーケストラや地域団体で指揮・指導の経験を積む
    • 2-4 アシスタント指揮者としてプロの現場に関わる
    • 2-5 指揮者コンクールやオーディションに挑戦する
    • 2-6 指揮者としてのキャリアを積み上げる
  • 3 指揮者になりたい高校生の進路
    • 3-1 大学に進学する
    • 3-2 専門学校に進学する
    • 3-3 進路を考えるときのチェックポイント
  • 4 おすすめの大学
    • 4-1 指揮者を目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
  • 5 おすすめの専門学校
  • 6 よくある質問
    • 6-1 指揮者に向いている人の特徴は?
    • 6-2 指揮者という職業だけで生活できる?
    • 6-3 独学で指揮者を目指せる?
  • 7 まとめ

指揮者とは

指揮者

指揮者とは、オーケストラや合唱団などの演奏全体を統括し、楽曲の解釈や方向性を決める音楽のリーダーです。

楽譜の内容を理解し、演奏者にわかりやすい合図と指示を出すことで、一つの音楽としてまとめ上げる役割を担います。

以下に指揮者の仕事内容や給料についてまとめます。

  • 指揮者の仕事内容
  • 指揮者の給料・給与・年収
  • 指揮者のやりがい
  • 指揮者の働き方
  • 指揮者に必要な知識、資格、スキル
  • 指揮者という職業の注意点

それぞれ見ていきましょう。

指揮者の仕事内容

指揮者の仕事は「本番でタクトを振ること」だけではありません。

リハーサル計画や楽曲分析など、準備段階の業務が多くの割合を占めます。

演奏団体の音楽的な方向性を決めるポジションとして、舞台裏の運営にも関わることが多いです。

  • 演奏会での指揮
  • リハーサルの計画・進行
  • 楽曲分析・スコアの読み込み
  • 演奏者への音楽的指示・フィードバック
  • 演奏会でのMC
  • プログラム構成(曲目選定・構成)
  • 団体の音楽方針の策定
  • 教育的指導(若手演奏家・学生オーケストラなど)

指揮者は、ステージ上での動きだけでなく、準備段階でどれだけスコアを読み込み、リハーサルで適切な指示を出せるかが重要です。

この準備の質が、本番の完成度と説得力につながります。

指揮者の給料・給与・年収

給料・給与・年収

指揮者の収入は、立場や活動の仕方によって大きく異なります。専属かフリーランスか、日本か海外か、オーケストラの規模などで差が出ます。

一般的な会社員のような「平均値」を出しにくい職業であり、実績と知名度が収入に直結する世界です。

以下に、指揮者としてのキャリアごとの給与の一例をまとめました。

専属・常任指揮者

  • オーケストラや歌劇場と長期契約
  • 基本給+公演料・録音料など

客演・フリーランス指揮者

  • 公演ごとのギャラが主な収入
  • 海外公演・録音・マスタークラスなどを組み合わせる

教育機関との兼務

  • 音楽大学・音楽高校・専門学校の教員
  • レッスン料・講義料が収入の一部になる

有名楽団の常任指揮者や世界的指揮者になれば高収入も可能ですが、多くの指揮者は教育・レッスン・講習会などと組み合わせて生計を立てています。

収入は安定しにくいため、長期的なキャリア設計と自己投資が欠かせません。

指揮者のやりがい

指揮者のやりがいは、「自分の解釈した音楽が、大勢の演奏者と聴衆を巻き込みながら形になること」にあります。

楽譜という情報から、自分なりの音楽像を構築し、それをリアルな響きとして実現できる点が大きな魅力です。

  • リハーサルを重ねて演奏がまとまってきた瞬間
  • 本番で、演奏者と呼吸が合い、一体感が生まれたとき
  • 聴衆の反応や拍手から、音楽が届いたと実感できるとき
  • 難しい曲や大規模な作品をやり遂げたとき
  • 若手演奏者や学生が成長していく様子を見られるとき

指揮者は、演奏者・聴衆・作品(作曲家)をつなぐ立場として、大きな責任と同時に独特の達成感を味わえる仕事です。

自分の音楽観がストレートに反映されるため、やりがいとプレッシャーが常にセットで存在します。

指揮者の働き方

働き方

指揮者の働き方は一つではありません。

専属として一つの団体を中心に活動する人もいれば、世界を飛び回る客演型の指揮者もいます。

教育現場やアマチュア楽団での指導を軸にした働き方もあり、キャリアの組み立て方は多様です。

働き方
特徴
専属・常任指揮者特定のオーケストラや歌劇場と長期契約。定期公演やツアーの中心を担う。 ​
客演指揮者団体に所属せず、各地の楽団に招かれて指揮をする。海外公演も多い。
教育機関の指揮者・教員音楽大学・音楽高校などでオーケストラや合唱を指導。授業やレッスンも担当。
アマチュア楽団の指導者市民オーケストラや吹奏楽団、合唱団などを継続的に指導。地域音楽活動の中心となる。

指揮者は、演奏シーズンやプロジェクトごとにスケジュールが大きく変わります。

移動や夜間の本番も多く、生活リズムが一定しにくい面もあります。

一方で、世界各地の演奏家と共演できるなど、音楽家として刺激の多い働き方ができる職業です。

指揮者に必要な知識、資格、スキル

指揮者には、楽譜を深く理解するための音楽理論と、合奏をまとめるためのコミュニケーション力の両方が必要です。

資格が必須というより、長年の学習と経験で培われる知識とスキルが重視されます。

必要な知識

  • 音楽理論(和声・対位法・楽式論)
  • 管弦楽法(各楽器の音域・音色・奏法の理解)
  • 音楽史・作曲家や様式の理解
  • スコアリーディング(総譜を読む力)

必要なスキル

  • 楽譜を頭の中で鳴らす力(内的聴覚)
  • 指揮法(拍の振り方・キューの出し方・体の使い方)
  • リハーサル運営力(時間配分・指示の優先順位付け)
  • コミュニケーション力・リーダーシップ
  • 言語力(曲により英・伊・独・などの発音・用語理解(合唱は歌詞の発音指導も))

資格・学歴の目安

  • 音楽大学・大学の音楽系学部での学位(必須ではないが有利)
  • ピアノや主楽器の高い演奏力

指揮者は「資格を取ればなれる職業」ではありません。

長期間の勉強と実践を通じて、総合的な音楽力と人間力を身につけていく必要があります。

学歴や資格は一つの目安であり、最終的には実力と実績で評価される世界です。

指揮者という職業の注意点

注意点

指揮者は華やかに見えますが、精神的・肉体的な負荷が高く、競争も厳しい職業です。

生活の安定や働き方の面で、あらかじめ理解しておきたいポイントがあります。

注意点
内容
競争が非常に激しい指揮ポストが少なく、オーディションやコンクールの倍率が高い。 ​
収入が不安定になりやすいフリーランスの場合、公演数や依頼内容で年収が大きく変動する。 ​
準備と移動が多いスコア勉強、リハーサル、本番に加え、国内外の移動が多く体力が必要。 ​
精神的プレッシャーが大きい常に演奏の責任を負い、失敗が目立ちやすい立場にある。 ​
私生活との両立が難しい場合がある夜公演・週末公演・長期ツアーなどが生活リズムに影響する。 ​
持続的な自己研鑽が必要
スコア研究、語学や音楽史など、幅広い分野を継続して学び続ける姿勢が求められる

こうした負担を理解したうえで、それでも音楽に向き合い続けたいかどうかが、指揮者を目指すうえでの大きな判断材料になります。

長く続けるには、健康管理やメンタルケアも含めた自己管理能力が重要です。

指揮者になる方法

なる方法

指揮者になるには、「音楽の基礎を固める」「合奏現場で経験を積む」「実力を客観的に示す」という3つの流れを段階的に進めていくことが重要です。

一度に飛び級しようとするのではなく、この流れを何度も回しながら、少しずつレベルと活動範囲を広げていくイメージが現実的です。

音楽の基礎(楽器・理論・ソルフェージュ)を身につける

指揮は「音楽のまとめ役」なので、その前提として音楽全体を理解できる力が必要です。

この段階では、以下のような基礎を身につけます。

楽器演奏

  • ピアノを中心に、少なくとも1つの楽器を集中的に学ぶ
  • フレーズ感・音色・発音の難しさなどを、自分の体で理解する

音楽理論

  • 和声(コード進行・機能)
  • 対位法(旋律同士の絡み方)
  • 楽式(ソナタ形式・ロンド形式など)

ソルフェージュ

  • 視唱(楽譜を見て歌う)
  • 聴音(聴いた音を楽譜に書く)
  • リズム・リーディング(複雑なリズムを正確に読む)

指揮者は、スコアを見て作品全体の構造を理解し、どの声部をどう聞かせるかを瞬時に判断する必要があります。

この判断の土台が、楽器経験・理論・ソルフェージュの3つであり、ここが弱いと指揮の「中身」が薄くなってしまいます。

音楽大学や専門機関で指揮・スコアリーディングを学ぶ

指揮・スコアリーディング

基礎がある程度固まったら、指揮そのものとスコアの読み方を体系的に学びます。

独学では「それっぽく振る」レベルで止まりやすいため、専門家からのフィードバックが重要です。

大学や専門機関で学ぶ主な内容は以下のとおりです。

指揮法

  • 基本の拍の振り方(2拍子・3拍子・4拍子など)
  • テンポ変更(リタルダンド・アチェレランド)の示し方

キュー(入りの合図)の出し方

  • 手・腕・体の使い方、姿勢・視線

スコアリーディング

  • 多段の総譜を素早く読み取るトレーニング
  • 移調楽器(クラリネット・ホルンなど)の読み替え
  • 音のバランス・和声進行・声部の役割を理解する練習

リハーサル技術

  • 間違いを見抜き、どのように伝えるか
  • 限られた時間で優先順位をつけて直す方法
  • 言葉とジェスチャーのバランス

ただ「授業を受ける」だけでなく、実際にスコアを毎日のように読み、録音や動画などで他の指揮者の解釈も研究すると吸収が早くなります。

また、試験や発表の機会を「本番」として経験値を積むことも大切です。

学生オーケストラや地域団体で指揮・指導の経験を積む

指揮は、机上の勉強だけでは身につきません。

実際に人の前に立ち、音を出してもらい、思った通りにならない中で試行錯誤することで、初めて「使える指揮」になります。

例えば下記のような現場で経験を積むと有効です。

  • 大学の学生オーケストラ・吹奏楽団・合唱団
  • 地域の市民オーケストラ・吹奏楽団・合唱団
  • 学校部活(吹奏楽部・弦楽部など)の指導
  • 小編成のアンサンブル(室内楽・合唱アンサンブルなど)

現場での経験は、「どんな言い方だと伝わるか」「どこまで踏み込むべきか」といった、人間的なコミュニケーションの勘も育ててくれます。

アシスタント指揮者としてプロの現場に関わる

アシスタント指揮者

ある程度の実力がついてくると、プロオーケストラや合唱団などでアシスタント指揮者として活動するチャンスが生まれます。

アシスタントは、表に立つ時間は短くても、現場のすべてを間近で見られる貴重なポジションです。

例えば下記のような現場があります。

  • リハーサルでの譜めくり・スコア補助
  • サブリハーサル(部分練習)を任される
  • 本番とは別プログラムの指揮を担当することがある
  • スコア準備・パート譜チェック・進行管理の補佐
  • 指揮者・マネジメントとの連絡調整の補助

アシスタントとして現場に帯同することで、実際の公演での時間配分や動き方、演奏者とのコミュニケーション方法など、学習だけではわからない点を多く経験することができます。

ここでの観察と学びを、自分の指揮にどう生かすかが、プロレベルに近づく大きな分かれ目になります。

指揮者コンクールやオーディションに挑戦する

指揮者はポスト(常任・専属など)が限られており、それを得るためには「実力を客観的に示す場」が必要になります。

その代表的なものが、指揮者コンクールやオーケストラの指揮者オーディションです。

コンクールやオーディションでは、審査員から下記のような点が評価されます。

  • スコアの理解度(分析の深さ・楽曲把握)
  • リハーサル能力(短時間でどこまで仕上げられるか)
  • 身体表現(指揮の明瞭さ・無駄の少なさ)
  • 音楽的な個性・解釈の説得力
  • オーケストラとのコミュニケーション・人間性

ただし、一度の入選・入賞によって、指揮者としてのキャリアが確立するわけではありません。

継続して公演やオーディション・コンクールをこなすことにより、自身の立場を築いていくことが重要です。

このステップは「ゴール」ではなく、キャリアを広げるための通過点としてとらえると、長く挑戦を続けやすくなります。

指揮者としてのキャリアを積み上げる

指揮者としてのキャリアを積み上げる

指揮者としてのキャリア形成は一度で完結せず、同じ学習と実践のサイクルを繰り返しながら積み上げていきます。

その中で得意分野を作ることが重要です。

例えばバロックやロマン派といった時代別、特定の作曲家、オペラ、合唱、現代音楽などが挙げられます。

専門性が評価されることで任される現場が広がり、長期的に信頼を築いていく道筋となります。

指揮者になりたい高校生の進路

高校生の進路

大学は、「どの進路なら音楽にどれだけ時間を割けるか」と「どんな環境なら長く続けられるか」を冷静に見ることが大切です。

まずは音楽の基礎力と、将来の学び方のイメージを固めることから始めます。

大学に進学する

指揮者を目指す上では、音楽大学への進学が一般的です。

音楽に関する基礎的な知識を身につけ、2年次以降は指揮者としての専門的なカリキュラムを受講します。

大学によっては、海外の大学の提携している場合もあり、海外留学の可能性もあるでしょう。

一方で、通常の4年生大学の教育学部や音楽学部も選択肢になり得ます。

おすすめの学部・学科

  • 音楽学部……指揮科、作曲科、、演奏科
  • 教育学部……音楽専攻

また大学では、以下のような内容を学ぶと良いでしょう。

1. 音楽理論・ソルフェージュ

  • 和声法・対位法・楽式論などの理論科目
  • 視唱、聴音(メロディ・和音)、リズム訓練
  • 指揮者に必要な「スコアを見て音をイメージする力」の土台になる

2. スコアリーディング・指揮法

  • 総譜の読み方(移調楽器の扱い、声部の役割の把握など)
  • 拍の振り方、テンポや強弱の示し方、キューの出し方
  • 実際にピアノを弾きながらスコアを読む授業や、小編成を振る実習など

3. オーケストラ・合唱の実習

  • 学内オーケストラや合唱団への所属
  • 定期演奏会や試験演奏での本番経験
  • 曲の一部を学生指揮者が振る機会を用意している大学もある

4. 音楽史・様式論など

  • バロック・古典・ロマン派・近現代など、時代ごとのスタイルの理解
  • 代表的作曲家と作品の背景
  • 指揮者が「解釈」を組み立てるときの知識のベースになる
  • 指揮・作曲・演奏など、複数の分野をまたいで学べる
  • 教員や先輩・同級生との人脈が、そのまま将来の仕事や共演につながりやすい
  • 学内オーケストラ・合唱団など、「大人数を相手にする現場」に早くから触れられる

大学進学を考える場合は、「指揮科があるか」「オーケストラ実習がどれくらいあるか」「どの先生に師事したいか」といった点を早めに調べ、逆算して準備していくと動きやすくなります。

専門学校に進学する

専門学校は、より実践的・職業的なスキルを短期間で集中的に身につけたい人に向いたルートです。

指揮そのものを学ぶ場というより、「演奏」「音響」「現場運営」など、音楽業界で働くための技術を学びやすい環境です。

おすすめの分野

  • 音楽専門学校(演奏・作曲・サウンド系)
  • ミュージックビジネス・音響・レコーディング系

専門学校では、以下のような内容を学ぶと良いでしょう。

1. 実践的な演奏・アンサンブル

  • バンドやアンサンブルでの実技授業
  • アンサンブルリーダーとしてメンバーをまとめる経験
  • 人前で演奏する機会(ライブ・発表会・イベントなど)が多い

2. 音楽制作・レコーディング

  • DTM(パソコンでの音楽制作)
  • 録音・ミキシング・マスタリングの基礎
  • マイクの立て方、音のバランス作りなど、音響的な耳を鍛える内容

3. コンサート運営・マネジメント基礎

  • コンサートの企画・集客・当日運営
  • ステージセッティング・タイムテーブル管理
  • アーティストとスタッフの連携の仕方

これらは、指揮者として将来、自主公演を行ったり、団体運営に関わったりする際に役立ちます。

専門学校から指揮者を目指す場合は、下記のような段階を踏むと良いでしょう。

  • 演奏力やアンサンブル経験をしっかり積む
  • 吹奏楽や合唱などの指導の機会を自分で作る(部活動・市民楽団など)
  • 並行してスコア勉強や指揮レッスンを受ける

「現場に近い経験」と「理論・指揮の勉強」を両立させていくイメージが現実的です。

進路を考えるときのチェックポイント

高校生が進路を比較するときの観点を簡単に整理します。

観点
大学の方が有利な点
専門学校の方が有利な点
学べる内容理論・歴史・指揮・合奏実習など、アカデミックも実技もバランスよく学べる実技・制作・現場運営など、実務寄りの内容を集中して学べる
期間主に4年(+大学院という選択肢も)多くは2年(学校によって異なる)
指揮との直結度指揮科・オーケストラ実習がある大学なら高い直接の「指揮専攻」は少なく、工夫して指揮につなげる必要がある
向いているタイプ基礎からじっくり積み上げたい、アカデミックな学びも重視したい人早く現場感覚を身につけたい、実務型のキャリアも視野に入れる人

どのルートを選んだとしても、「音楽どのルートを選んだとしても、「音楽の基礎」「合奏経験」「スコアの勉強」を自分で継続し続けることが、最終的に指揮者への道につながります。

大事なのは、今の自分の状況や性格、将来のイメージに合った環境を選び、その中で音楽にどれだけ本気で向き合えるかという点です。

おすすめの大学

おすすめの大学

指揮者を本格的に目指す場合は、「指揮専攻(指揮科)」や、指揮に直結する実習環境が整った音楽大学が有利です。

ここでは、指揮者志望者にとって特に学びやすい環境を持つ代表的な大学を紹介します。

大学名
学部・学科
指揮者を目指す上で有利な特徴
​東京藝術大学​
​音楽学部
指揮科
指揮専攻
​日本唯一の国立総合芸術大学に設置された「指揮科」
1年次からソルフェージュ・和声・スコアリーディングなど理論を集中的に学び、3年次以降はオペラ指揮演習や高度なスコアリーディングを履修できる
在学中にオーケストラを実際に指揮する「学内演奏会」や「卒業演奏会」が用意されており、実践的な経験を積みやすい​​
​桐朋学園大学​
​音楽学部
音楽学科
指揮専攻
​指揮専攻として、ソルフェージュ・音楽理論を徹底的に身につけた上でオーケストラ曲の研究へ進むカリキュラムを採用
専攻実技に加え、音楽理論(分析)、ソルフェージュ、音楽史などを体系的に学ぶことができ、指揮実習を通して現場対応力を養える
副科でも専攻生と同等レベルのレッスンを受けられる点も特徴​​
​京都市立芸術大学​
​音楽学部
音楽学科
指揮専攻
​「音楽家としての基礎能力を徹底して指導する」ことを掲げた指揮専攻を設置
指揮技術だけでなく、楽曲理解力や音楽家としての総合力の育成を重視している
オーケストラやアンサンブルとの実習を通して指揮者に必要なスキルを段階的に学べる​​

これらの大学は、指揮専攻としてのカリキュラムやオーケストラ実習が充実しており、在学中から「本番に近い環境」で指揮経験を積める点が大きなメリットです。

オープンキャンパスや説明会に参加して、自分に合った教育方針かどうかを確かめながら検討するとよいでしょう。

参考:指揮者を目指せる大学の例はこちら

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おすすめの専門学校

おすすめの専門学校

専門学校では、大学よりも短期間で実践的な演奏力やアンサンブル力を高められます。

指揮そのものの専攻は少ないですが、「合奏指導」「指導者養成」に強い学科・コースは、将来の指揮・合奏指導に直結します。

学校名
学部・学科・コース名
指揮者を目指す上で有利な点
​尚美ミュージックカレッジ専門学校​
管弦打楽器学科 吹奏楽・マーチング指導者専攻
管弦打楽器学科は、主に演奏家を目指す「管弦打楽器専攻」と、主に指導者を目指す「吹奏楽・マーチング指導者専攻」の2専攻を設置。吹奏楽・マーチング指導者専攻では、合奏指導・バンドディレクション・アンサンブル運営に重点を置いたカリキュラムが組まれており、学校吹奏楽部や市民バンドなどを指導する立場を目指す上で有利な内容となっている。​

このような「指導者養成」このような「指導者養成」に重点を置いたコースでは、合奏運営や指導技術を体系的に学べます。

そのため将来、吹奏楽やアマチュアオーケストラ・合唱団などで指揮・指導に携わりたい人にとって土台づくりになります。

専門学校で演奏技術と合奏指導力を磨いたうえで、地域楽団の指導やスクール講師として活動しながら、指揮者としての経験を積んでいくキャリアパスも現実的な選択肢の一つです。

よくある質問

FAQ

指揮者に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。

よくある質問とその回答を記載していきます。

指揮者に向いている人の特徴は?

  • 音楽に対する強い興味・探究心がある
  • 楽譜を読み込む地道な勉強を苦にしない
  • 多くの人の前に立つことに抵抗が少ない
  • 人の意見を聞きつつ、最終的な方向性を決められる
  • プレッシャーがかかる場面でも冷静に判断できる

これらの特徴は「必須条件」ではありませんが、長く指揮者として活動するうえで役立つ資質です。

足りない部分は、経験や訓練を通じて少しずつ伸ばしていくことができます。

指揮者という職業だけで生活できる?

指揮者という職業だけで生活できる?

一部の著名指揮者や、プロオーケストラ・吹奏楽団で常任指揮者や音楽監督といった専属ポストを持つ指揮者は、指揮活動のみで安定した収入を得ることが可能です。

定期演奏会やツアー、公演契約などが継続的にある場合、指揮を主な収入源として生活できます。

一方で、そのような立場に就ける指揮者はごく一部に限られます。

多くの指揮者はフリーランスとして活動しており、指揮の仕事だけでは収入が不安定になりやすいのが実情です。

そのため、音楽大学や学校での指導、アマチュア団体の指揮、個人レッスン、講習会やワークショップの講師、音楽関連の執筆や編曲などを組み合わせて収入を確保しています。

指揮活動と教育・指導を並行する働き方は一般的で、キャリアの初期ほどその傾向が強いといえます。

独学で指揮者を目指せる?

独学でも、指揮法の基礎理論やスコアリーディング、楽曲分析などを学ぶことは可能です。

書籍や映像教材を活用すれば、拍の振り方や構造理解といった知識面は一定レベルまで身につけることができます。

しかし、プロの指揮者として活動するためには、専門家からの直接的な指導と、実際に合奏を指揮する現場経験がほぼ不可欠です。

指揮は、楽団の反応をその場で感じ取り、音楽を調整していく実践的な技術が求められるため、独学だけでは限界があります。

そのため、講習会やマスタークラス、音楽大学の公開レッスン、アマチュア団体での指揮経験などを積極的に活用し、実際に人前で振る機会を増やすことが重要です。

独学を土台としつつ、段階的に実地経験と指導を取り入れる形が現実的な進路といえます。

まとめ

まとめ

本記事では、指揮者の定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。

解説した中でも、指揮者に関する重要なポイントを最後に記載していきます。

  • 指揮者は、オーケストラや合唱団の音楽的方向性を統括するリーダーであり、本番だけでなく楽曲分析やリハーサル計画など準備段階の仕事が大きな比重を占める
  • 指揮者の収入や働き方は多様で、専属・客演・教育機関との兼務などがあり、多くの場合は指揮以外の指導・教育活動と組み合わせてキャリアを築く
  • 指揮者には、音楽理論・スコアリーディング・指揮法といった専門知識に加え、リハーサル運営力やコミュニケーション力など総合的な能力が求められる
  • 指揮者になるには、音楽の基礎を固めたうえで、大学や専門機関で学び、学生団体や地域楽団、アシスタント経験などを通じて現場経験を積むことが重要である
  • 競争の激しさや収入の不安定さといった現実も理解したうえで、長期的な視点で経験と実績を積み重ねることが、指揮者として活動を続けるための鍵となる

本記事で解説した内容は、「指揮者のなり方ガイド」でまとめています。

年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。

指揮者のなり方・必要な資格・仕事内容を解説

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この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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