作成日: 2025/12/16 更新日:2025/12/16
マーシャラーになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「マーシャラーのなり方は?」
「マーシャラーになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- マーシャラーとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- マーシャラーになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、マーシャラーに関するよくある質問にも答えています。
マーシャラーに興味のある人や、マーシャラーを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
- 1 マーシャラーとは
- 1-1 マーシャラーの仕事内容
- 1-2 マーシャラーの給料・給与・年収
- 1-3 マーシャラーのやりがい
- 1-4 マーシャラーの働き方
- 1-5 マーシャラーに必要な知識、資格、スキル
- 1-6 マーシャラーという職業の注意点
- 2 マーシャラーになる方法
- 2-1 航空系・工業系の大学や専門学校へ進学する
- 2-2 航空会社・空港会社・グランドハンドリング会社へ就職する
- 2-3 現場でのOJT(実務訓練)を行う
- 2-4 社内認定試験を受け、マーシャラーとしてデビューする
- 3 マーシャラーになりたい高校生の進路
- 4 おすすめの大学
- 5 おすすめの専門学校
- 6 よくある質問
- 6-1 マーシャラーに向いている人の特徴は?
- 6-2 マーシャラーという仕事の難易度は?
- 6-3 マーシャラーは高卒でもなれる?
- 6-4 マーシャラーとグランドハンドリングの違いは?
- 6-5 マーシャラーは女性でもなれる?
- 6-6 マーシャラーの「手信号」とは何ですか?
- 7 まとめ
マーシャラーとは

マーシャラーとは、空港の駐機場で航空機を安全に誘導する専門スタッフのことです。
パドル(誘導棒)を使い、手信号でパイロットに進行方向・停止位置などを伝える役割を担います。
以下にマーシャラーの仕事内容や給料についてまとめます。
- マーシャラーの仕事内容
- マーシャラーの給料・給与・年収
- マーシャラーのやりがい
- マーシャラーの働き方
- マーシャラーに必要な知識、資格、スキル
- マーシャラーという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
マーシャラーの仕事内容
マーシャラーの仕事は、空港での航空機の安全な運航を支える重要な役割です。
滑走路から駐機場までの移動をサポートし、パイロットに適切な指示を伝えることで、空港全体の流れをスムーズに保ちます。
目立たないようでいて、航空機の安全運航に欠かせない“地上のプロ”がマーシャラーです。
以下では、マーシャラーの仕事内容についてまとめました。
- 航空機の地上誘導:パドル(誘導棒)を使い、進行方向・停止位置などをパイロットに手信号で伝える
- 駐機位置の確認:航空機が正しい位置に停まるよう、距離や角度を細かく調整しながら誘導する
- 地上設備の配置:コンテナ台車、パワーユニット、マーシャリングポイントなど必要な設備を適切に配置
- 出発時のサポート:機体周りの安全確認、プッシュバック車両との連携、出発合図などを実施
- 安全確保:滑走路・誘導路周辺の障害物確認や、他の車両・スタッフとの連携による事故防止
- 停止・合図:正確な停止、エンジン停止の合図(チョーク装着)、地上電源・空調車の接続補助
- 連携業務:手荷物・貨物・給油・清掃・機内食・搭乗橋(PBB)チームとのタイムマネジメント
- 天候対応:雨・雪・強風・高温時の安全措置
マーシャラーは、航空機が空港内を安全かつ正確に移動できるよう、地上から的確な指示を行う専門職です。
誘導業務だけでなく、駐機位置の調整や出発準備、周囲の安全確認など、その仕事は多岐にわたります。
空港の裏側で、航空機の“安全な一歩目と最後の一歩”を支えている重要な存在と言えるでしょう。
マーシャラーの給料・給与・年収

マーシャラーの給料については、経験や勤務する空港によって異なりますが、一般的には他のグランドハンドリング職と比べてやや高めの水準にあります。
初任給は約20万円からスタートし、経験やスキルが向上するにつれて昇給することが多いです。
また、夜間勤務手当や休日手当などの諸手当が加わることもあり、年収としては300万円から600万円程度が目安とされています。
さらに、資格取得や特定の技能を身につけることで、昇進や給与アップの機会も広がります。
マーシャラーのやりがい
マーシャラーのやりがいは、航空機の安全運航を地上から支える“見えない責任”を担うところにあります。
一つひとつの判断が空港全体の流れに影響するため、常に高い集中力と技術が求められます。
その分、自分の仕事がパイロットや空港スタッフ、そして乗客の安全につながっているという確かな手応えを感じられる仕事です。
以下では、マーシャラーのやりがいについてまとめました。
- 航空機の運航を支える責任感:自分の誘導が機体の停止位置や動線を決めるため、“安全を守っている”という実感が大きい
- プロフェッショナルとしてのスキル向上:機体の種類や大きさ、状況に応じて最適な誘導が求められ、専門的な判断力・技術を身につけられる
- 空港運営の重要ポジションに関われる:航空機の到着から出発までの一連の流れに携わり、空の交通を支える中心メンバーとして働ける
- チームで安全を作る達成感:整備士やグランドスタッフなど、多職種と連携しながら業務を進めるため、チームワークの力を実感できる
- ダイナミックな現場で働ける:大型機が目の前を動く迫力ある現場で、毎日が緊張感と刺激に満ちている
マーシャラーのやりがいは、航空機の安全と空港全体の運航を支えているという大きな使命感にあります。
専門スキルを磨きながらチームと連携し、日々の業務を安全に導くことで、空の世界に貢献している実感を得られる仕事です。
責任の大きい職種でありながら、その分だけ成長と達成感を強く感じられる魅力にあふれています。
マーシャラーの働き方

マーシャラーの働き方は、航空機の運航スケジュールに合わせて動くため、一般的な職種とは少し異なるリズムがあります。
空港という止まらない現場を支えるため、時間帯や勤務日が柔軟に変化する仕事ですが、その分、独自のメリットや働きがいも大きい職業です。
以下では、マーシャラーの働き方についてまとめました。
区分 | 内容 |
|---|---|
職種 | ・航空機の地上誘導を行う専門職 ・グランドハンドリングスタッフの一部門 ・ランプ業務(手荷物・貨物積み下ろし、牽引補助 等)などのグランドハンドリング業務との兼任が一般的 ・航空会社/空港会社/地上支援会社に所属して働くケースが多い |
雇用形態 | ・正社員がメイン ・一部、契約社員・派遣社員の採用もあり ・航空会社・空港運営会社・グランドハンドリング会社など、雇用元はさまざま |
特徴 | ・シフト制が一般的で早朝・深夜勤務あり ・週末・祝日勤務が多く柔軟な働き方が求められる ・平日休みを取りやすく私生活との両立がしやすい ・屋外作業が中心で体力が必要 ・給与は比較的高めで昇給チャンスあり ・福利厚生が充実している企業が多い |
マーシャラーの働き方は、空港という特殊な環境ならではのシフト勤務や体力が必要となる点が特徴です。
しかし、その分、平日の休みを有効に使えたり、高い安全性を求められる職種だからこその安定した待遇を得られる魅力があります。
航空機の運航を支える責任ある仕事でありながら、専門性を磨き成長できる働き方ができる職業と言えるでしょう。
マーシャラーに必要な知識、資格、スキル
マーシャラーとして働くためには、航空機を安全に誘導するための専門知識や現場で求められるスキルが欠かせません。
空港内は常に多くのスタッフや車両が行き交うため、一瞬の判断が航空機の安全を左右します。
そのため、知識・資格・スキルのすべてをバランスよく身につけることが重要になります。
■必要な知識
マーシャラーには、航空機や飛行場に関する基本的な知識が必須です。
特に重要なのが以下の内容です。
- 航空機の構造や動き方に関する知識
- 空港内のエリア構造、誘導路、駐機場の理解
- 国際的な航空規則(ICAOルール)
- マーシャリング手信号の正確な理解と実践
手信号は、パイロットに進行方向や停止位置を伝えるための重要な視覚コミュニケーションです。
誤ったサインは事故につながるため、正確な理解が求められます。
■あると有利な資格
マーシャラーになるために必須の国家資格はありませんが、以下の資格があると業務がスムーズになり、信頼性も高まります。
- 空港保安(セキュリティ)に関する資格:空港で働くための基礎的なセキュリティ教育を修了していることが求められる場合が多い
- 航空無線通信士(任意):無線での連携が必要な業務に役立つ
- 空港会社や航空会社が実施する社内資格・講習:マーシャリング実技、誘導安全講習など
これらの資格は、現場での信頼性を高め、より幅広い業務に携わるために有利に働きます。
■必要なスキル
マーシャラーとして求められるスキルは、現場の安全を守るうえで非常に重要です。
具体的には以下のような能力が挙げられます。
- 迅速かつ正確な判断力:航空機の動きや周囲の状況を瞬時に把握し、安全なタイミングで指示を出す
- 冷静な対応力:大型機が接近する緊張感の中でも落ち着いて行動できる
- 高いコミュニケーション能力:整備士、地上車両スタッフ、運航管理者など多職種と連携して業務を進める
- チームワーク力:周囲と協力しながら、空港全体の運航をスムーズに保つ
- 体力、集中力:広い駐機場で長時間立ち続けながら正確な手信号を出す必要があり、肉体的負荷と高い注意力が同時に求められる
これらのスキルが揃うことで、航空機の安全な離着陸を支えるプロフェッショナルとして活躍できます。
マーシャラーという職業の注意点

マーシャラーは、航空機の地上運航を支える重要な役割を担う一方で、特殊な環境ならではの注意点もあります。
空港という止まらない現場で働くため、勤務時間や作業環境が一般的な職種とは大きく異なるのが特徴です。
安心して長く働くためには、事前に職場環境や求められる姿勢を理解しておくことが大切です。
注意点 | 説明 |
|---|---|
勤務時間が不規則になりやすい | 航空機の運航スケジュールに合わせるため、早朝・深夜勤務、休日出勤が発生する |
体力面の負担が大きい | 長時間の立ち仕事や広い空港内での移動が多く、体力が求められる |
天候の影響を受けやすい | 屋外作業が中心のため、夏の炎天下・冬の寒風・雨天など厳しい環境下での業務が発生する |
高い集中力が必要 | 航空機の安全を守る現場のため、わずかなミスも大きな事故につながる可能性がある |
精神的なプレッシャーがかかる | 責任の重い仕事であるため、緊張感のある環境で働く場面が多い |
心身の健康管理が不可欠 | 不規則な勤務リズムや屋外環境に合わせて、自己管理が求められる |
マーシャラーの仕事には、勤務時間や作業環境の厳しさ、常に高い注意力を求められるといった注意点があります。
しかし、その分だけ航空機の安全を支え、多くの人々の移動を支える大きな役割を担えるやりがいも魅力です。
特性を理解し、心身のケアをしながら働くことで、航空業界の最前線で充実したキャリアを築くことができるでしょう。
マーシャラーになる方法

マーシャラーになるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、マーシャラーのなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 航空系・工業系の大学や専門学校へ進学する
- 航空会社・空港会社・グランドハンドリング会社へ就職する
- 現場でのOJT(実務訓練)を行う
- 社内認定試験を受け、マーシャラーとしてデビューする
それぞれ見ていきましょう。
航空系・工業系の大学や専門学校へ進学する
マーシャラーになるために必須ではありませんが、航空系・工業系の学校へ進学すると、航空機の仕組みや空港運用の基礎知識を体系的に学べます。
マーシャリングに必要な安全知識や航空法の基本に触れられるため、就職活動でもアピール材料になり、入社後の研修も理解しやすくなるメリットがあります。
航空会社・空港会社・グランドハンドリング会社へ就職する

マーシャラーとして働くには、まず空港関連企業に就職することが必要です。
航空会社のグランドスタッフ部門や、空港運営会社、ハンドリング専門会社などが主な就職先です。
「ランプハンドリング」「グランドハンドリング」「マーシャラー」などの名称で募集されており、ここで採用されることがキャリアの入り口になります。
現場でのOJT(実務訓練)を行う
入社後は、経験豊富な先輩スタッフの指導のもと、実際の空港内でOJTが行われます。
航空機の誘導動線の確認や、地上設備の取り扱い、安全確認の手順など、現場でしか学べない実践的な内容が中心です。
模擬誘導から始まり、段階的に業務レベルを上げていくことで、マーシャラーとして必要な基礎力を身につけます。
社内認定試験を受け、マーシャラーとしてデビューする

OJTを通じて一定の知識と技術を身につけたら、各企業が実施する社内認定試験に挑みます。
手信号の正確さや航空機に関する安全理解、状況に応じた判断力などが試験され、合格すると正式にマーシャラーとして現場に立つことができます。
実務経験を積みながら、航空機の種類による誘導方法の違いや悪天候時の対応、安全管理のコツなどを現場で学び、スキルを磨いていきます。
徐々に大型機の誘導やプッシュバック業務、後輩の指導を任されるなどキャリアアップの道も広がります。
マーシャラーになりたい高校生の進路

ーシャラーになりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
マーシャラーを目指す際、大学への進学は航空分野や工学分野の専門知識を深く学べる進路として有効です。
特に、航空機の構造や空港運用の基礎を体系的に理解することで、就職後の研修や実務にスムーズに対応しやすくなります。
おすすめの学部・学科
- 航空工学科
- 機械工学科
- 航空操縦学科
- 空港マネジメント系の学科
- 電気電子工学系の学科
学べる内容
- 航空機の構造・システム
- 航空力学、機体メンテナンスの基礎
- 空港運営・航空法・安全管理
- 整備や誘導に関連する工学的知識
- 航空業界全体の仕組みや運航管理
大学では、航空機や空港運用に関する高度な専門知識を体系的に身につけることができます。
特に工学系の学びは現場での理解度を高めるため、マーシャラーとしての土台作りに非常に有効です。
航空業界で幅広くキャリアを積みたい人に適したルートです。
専門学校に進学する
より実践的なスキルを身につけたい人には、航空系の専門学校への進学が向いています。
空港での実務に直結した授業が多く、在学中から現場に近い環境で訓練できるのが大きな魅力です。
おすすめの学部・学科
- 航空ビジネス学科
- エアポート学科
- グランドハンドリング学科
- 航空整備科(基礎知識として有効)
- 空港オペレーションコース
学べる内容
- マーシャリング手信号の基礎
- 空港内での安全ルール・動線理解
- 航空機の誘導・グランドハンドリング業務
- 航空法・セキュリティ・運航の基礎
- 空港実習やインターンシップによる実務体験
専門学校では、マーシャラーに直結する実務スキルを短期間で効率的に習得できます。
現場実習が豊富なため、空港での働き方をイメージしながら学べるのが強みです。
早く現場に出たい人や、実践を中心に学びたい人に特におすすめの進路です。
おすすめの大学

以下では、マーシャラーを目指す方におすすめな大学を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学部学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
大分県 | 工学部 航空宇宙工学科 | 航空機の構造・設計・材料・エンジンなどを体系的に学べる 航空整備や運航管理の基礎を学ぶエアライン整備・オペレーションコースも設置されている 航空業界や製造業など幅広い分野への就職実績があり、実験設備やシミュレーション環境も充実している 航空の基礎と実務理解を深められる点で、マーシャラーを目指す高校生にも適している | |
千葉県 | 危機管理学部 航空技術危機管理学科 | 航空技術と危機管理を同時に学べる全国的にも珍しい学科 航空マネジメントコースでは空港運営や航空会社の業務管理、安全管理体制などを体系的に学べる 航空安全、航空法、航空技術、緊急時対応といった「安全運航」に直結する内容が充実している 空港・航空会社で求められる安全意識やリスク管理の姿勢を実践的に身につけられる 空港業務、運航管理、安全管理部門など航空業界への進路にも強い |
大学へ進学する道は、マーシャラーを目指す上で、航空機や空港運用に関する専門知識を深く身につけられる有効な選択肢です。
特に、航空工学や機械工学、空港マネジメントなどの学びを通して、航空業界で必要となる理論的な理解や安全に対する意識を体系的に習得できます。
これらの知識は、入社後の研修や現場での判断力にも大きく役立ち、将来的に空港業務全体を広い視野で捉えられる強みになります。
航空業界でのキャリアを長期的に考えている人にとって、大学進学は確かな土台づくりとなる進路と言えるでしょう。
マーシャラーを目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
マーシャラーを目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
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しかも、大学から「あなたに入学してほしい」というオファーをもらえる可能性もあります。
合格を十分に狙うことができ、一般受験を受けずに入学を目指せる大学がわかるので、ぜひ登録してみてください。
おすすめの専門学校

以下では、マーシャラーを目指す方におすすめな専門学校を紹介します。
学校名 | 所在地 | 学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
北海道 | 新千歳空港キャンパス グランドハンドリング科 | 新千歳空港のすぐ隣という立地を活かし、空港実習が非常に豊富 グランドハンドリングの実務を想定した設備が整っており、実際の空港に近い環境で学べる 手信号(マーシャリング)、航空機の牽引、荷役作業など、現場に直結するカリキュラムが中心 空港会社や航空会社との連携が強く、就職実績も高い | |
千葉県 | グランドサポート学科 | 成田空港に近く、空港見学や実習機会が多い環境 グランドハンドリング全般(荷物取扱い、航空機誘導、搭載管理など)を幅広く学べる 現場経験のある講師陣が多数在籍し、空港業務について実践的に理解できる 成田空港でのインターンシップなど、有力企業とのネットワークが強い | |
岐阜県 | エアポートサービス科 | グランドスタッフ・マーシャラーなど空港サービス職全般を学べる総合カリキュラムを備えている グランドハンドリングコースでは手荷物・貨物の取扱い、ランプ業務、安全管理など地上支援の専門スキルを重点的に習得できる 空港の動線、安全管理、マーシャリング実技など必要な知識と技術をバランスよく学べる 校内に本格的な実習施設があるため現場に近い形でトレーニングできる 全国の空港への就職実績も豊富で、サポート体制が整っている |
専門学校への進学は、マーシャラーをはじめとする空港業務を目指すうえで、最も実践的なスキルを身につけられる進路です。
空港に近い立地や本格的な実習設備を備えた学校が多く、在学中から現場に近い環境でトレーニングできるのが大きな魅力です。
また、空港会社や航空会社との連携が強い学校が多く、インターンシップや企業実習を通じて就職に直結しやすいのも大きなメリットです。
実務に基づいた学びを重視する人や、空港で働くイメージを明確に持ちたい人にとって、専門学校進学は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
よくある質問

マーシャラーに興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
マーシャラーに向いている人の特徴は?
マーシャラーは、空港で航空機を安全に誘導する重要な役割を担う仕事です。
大型の航空機を扱うため、一つのミスが大きな事故につながる可能性もあり、常に冷静さと確かな判断力が求められます。
そのため、この仕事には向き・不向きが大きく表れやすく、特に向いている人には共通する特徴があります。
以下では、マーシャラーに向いている人の特徴を表にまとめました。
特徴 | 説明 |
|---|---|
集中力が高く、細かい確認を怠らない人 | 誘導の一瞬の判断が安全性に直結するため、常に注意を保てる人が適任 |
冷静に判断できる人 | 大型機が迫る緊張感の中でも、落ち着いて指示を出せる力が必要 |
体力に自信がある人 | 屋外での業務が多く、天候の厳しい環境でも動ける体力が求められる |
チームワークを大切にできる人 | 整備士やグランドスタッフと協力して動くため、連携の姿勢が不可欠 |
責任感が強い人 | 航空機と乗客の安全を守る仕事のため、自分の行動に責任を持てる人が向いている |
航空業界が好き・興味がある人 | 航空機や空港で働くことに魅力を感じる人は、日々のやりがいを感じやすい |
マーシャラーに向いているのは、集中力や冷静さを保ちながら、チームと協力して安全を守れる人です。
体力や責任感など、現場ならではの資質も求められますが、その分だけ大きなやりがいや達成感が得られる職種です。
航空業界で働きたい人にとって、マーシャラーは専門性と使命感を持って活躍できる魅力ある仕事と言えるでしょう。
マーシャラーという仕事の難易度は?

マーシャラーは、航空機を地上で安全に誘導する重要な役割を担うため、決して簡単な仕事ではありません。
特に、手信号の正確さや瞬時の判断力、周囲の状況を常に把握する注意力が求められます。
また屋外での業務が中心となるため、天候による影響も受けやすく、体力的な負担が大きい場面もあります。
ただし、しっかりとした研修とOJTで段階的にスキルを身につけるため、未経験からでも着実に成長できる職業です。
マーシャラーは高卒でもなれる?
マーシャラーは、高卒からでも十分に目指せる職業です。
採用条件として「高卒以上」としている企業が多く、特別な資格や専門学校を必須としていません。
入社後に必要な知識や手信号などの技術を研修でしっかりと学ぶ仕組みが整っており、未経験者にも門戸が開かれています。
ただし、航空系の専門学校や大学を経て入社する場合は、航空知識の理解が早く、就職活動でも有利に働くケースがあります。
マーシャラーとグランドハンドリングの違いは?

マーシャラーは「航空機の誘導を専門に担当する職種」であるのに対し、グランドハンドリングは「空港地上業務を総合的に行う職種」を指します。
グランドハンドリングには、手荷物の搭載・貨物の積み下ろし、航空機の牽引、給油サポート、出発準備など、多岐にわたる業務が含まれます。
その中の一つとして、航空機を誘導するのがマーシャラーであり、グランドハンドリングの中でも特に高度な安全意識と技術が求められるポジションとなります。
マーシャラーは女性でもなれる?
女性でもマーシャラーになることは可能です。
体力が必要な仕事ではありますが、航空会社や空港会社が女性スタッフの育成に力を入れています。
また、正確な手信号や冷静な判断力など、性別に関わらず発揮できる能力が評価されやすい特徴があります。
男女問わず活躍できる環境が整いつつあり、女性のキャリアとしても十分に魅力ある仕事です。
マーシャラーの「手信号」とは何ですか?

マーシャラーの手信号とは、航空機を地上で誘導するためにマーシャラーが使う「視覚によるコミュニケーション」です。
パドル(誘導棒)や腕の動きを使って、パイロットに「進め」「止まれ」「方向転換」などの指示を正確に伝えます。
航空機の安全運航に直結するため、非常に重要なスキルです。
まとめ

本記事では、マーシャラーの定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、マーシャラーに関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- マーシャラーとは、空港で航空機を地上で安全に誘導する専門職である
- 主な仕事は、手信号による航空機の誘導、駐機位置への停止指示、出発時の安全確認、地上設備の配置などが挙げられる
- マーシャラーに取得必須の国家資格はないが、空港保安教育・社内認定資格の取得が必要である
- 集中力が高い人・体力があり屋外業務が苦にならない人にマーシャラーはおすすめ
- マーシャラーになりたい高校生は、航空・工業・グランドハンドリングについて学べる大学や航空系専門学校に進学するのがおすすめ
本記事で解説した内容は、「マーシャラーのなり方ガイド」でまとめています。
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マーシャラーのなり方・必要な資格・仕事内容を解説
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この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
