作成日: 2025/10/17 更新日:2025/10/17
郵便局員になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「郵便局員のなり方は?」
「郵便局員になるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- 郵便局員とはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- 郵便局員になるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、郵便局員に関するよくある質問にも答えています。
郵便局員に興味のある人や、郵便局員を目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
郵便局員とは

郵便局員とは、郵便局で働く職員のことを指します。
主に日本郵便株式会社に所属し、郵便物の取扱いや窓口業務など、地域住民の生活に密着したサービスを提供する職業です。
以下に郵便局員の仕事内容や給料についてまとめます。
- 郵便局員の仕事内容
- 郵便局員の給料・給与・年収
- 郵便局員のやりがい
- 郵便局員の働き方
- 郵便局員に必要な知識、資格、スキル
- 郵便局員という職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
郵便局員の仕事内容
郵便局員は、郵便物を扱うだけでなく、金融サービスや地域活動など幅広い業務を担当する仕事です。
日々の業務をスムーズに進めるためには、正確さとスピードに加え、地元の人々とのコミュニケーション力やチームワークも欠かせません。
主な仕事内容は以下が挙げられます。
- 郵便物の仕分け・配達:手紙や荷物を正確に仕分け、担当エリアに配達
- 窓口業務(接客):切手やはがきの販売、荷物の受付、住所変更などの手続き対応
- 金融サービスの案内:貯金口座の開設、定期預金、保険商品の説明や契約手続き
- 営業活動:年賀状やゆうパック、保険・金融商品の提案
- 地域活動や防災訓練:地域イベントへの参加や防災訓練など、地域住民との交流
郵便局員は、配達や窓口業務だけでなく金融や営業、地域活動など幅広い仕事を担うため、安定性とやりがいがあります。
一方で、柔軟性と体力が求められる職業です。
郵便局員の給料・給与・年収

郵便局員の給料は、年収にすると300万円から500万円程度と言われています。
具体的な金額は、勤務地や職務内容、経験年数によって異なります。
職業情報提供サイトJobTagでは、平均月給18万円、平均年収506万円と記載されています。
新卒で採用された場合、初任給は比較的低めですが、昇進や昇給の機会があり、長く勤めることで収入が増えることも期待できます。
郵便局員のやりがい
以下では、郵便局員のやりがいについてまとめます。
- 地域社会に密着し、人々の生活を支える役割を担える
- 地元の高齢者や常連客と信頼関係を築ける
- 感謝の言葉を直接もらえる機会が多い
- 郵便物を正確・迅速に届けることで地域に安心感を与えられる
- 日々の業務を通じて地域とのつながりを実感できる
郵便局員のやりがいは、地域社会に深く関わりながら人々の生活を支えられる点にあります。
毎日の業務を通じて地元の人々と信頼関係を築き、感謝の言葉を直接もらえることは大きな励みになります。
また、郵便物を正確かつ迅速に届けることで地域に安心感を提供でき、社会貢献を実感できるのも魅力です。
郵便局員の働き方

郵便局員の働き方について、代表的な勤務形態や勤務時間の特徴、職場のバリエーション、チームでの役割分担を具体的に解説します。
勤務形態 | 特徴 |
|---|---|
正社員(地域基幹職・一般職) | 長期雇用を前提に、窓口・営業・配達など幅広い業務を担当 昇進や異動の可能性もあり キャリア形成を重視した働き方ができる |
契約社員(期間雇用社員) | 郵便物の仕分け、配達、窓口業務などを担当 シフト制で短時間勤務も可能なため、ライフスタイルに合わせやすい |
アルバイト・パート | 年賀状シーズンや繁忙期限定の短期募集が多く、仕分けや配達補助が中心 |
カテゴリー | 詳細 |
|---|---|
勤務時間の特徴 | シフト制勤務が多い 早朝仕分け(5:00〜9:00)、日中の窓口業務(8:30〜17:15)、午後〜夕方配達など時間帯が分かれている 繁忙期は残業が発生しやすい(年末年始、ギフトシーズン) 比較的安定した休日(窓口業務は土日休み、配達業務はシフト制だが週休2日) |
職場のバリエーション | 郵便局の窓口:切手販売、貯金・保険の受付など接客中心 集配センター:郵便物の仕分けやトラックへの積み込み 配達エリア:バイク・自転車・徒歩での配達 コールセンターや本社部門:問い合わせ対応、事務業務、営業企画など |
郵便局員の働き方は「地域密着・チームワーク重視・正確さとスピードの両立」が大切です。
郵便局員に必要な知識、資格、スキル
郵便局員として働くうえで必要とされる知識・資格・スキルを整理して解説します。
カテゴリ | 詳細 |
|---|---|
必要な知識 | 郵便関連の基礎知識:郵便料金、配達方法、特殊取扱(速達・書留・簡易書留など)のルール 金融・保険の知識:ゆうちょ銀行の貯金商品、かんぽ生命の保険商品、簡単な税金や利息計算 地域地理の知識:配達員の場合はエリアの地理に精通していると効率よく回れる 接客マナー・ビジネスマナー:窓口対応や高齢者への説明など、丁寧で分かりやすい接客が求められる |
必要な資格 | 必須資格はなし:郵便局員になるために国家資格は不要。高卒以上で応募できる 普通自動車免許・原付免許:配達担当になる場合はほぼ必須(軽四輪やバイクで配達するため) 金融関連資格(任意):FP(ファイナンシャル・プランナー)や証券外務員資格があると、貯金・保険窓口業務に有利 |
必要なスキル | コミュニケーション能力:窓口での接客、地域の人との信頼関係構築に必須 正確さと注意力:誤配や金銭ミスを防ぐため、細部まで確認する慎重さ 体力・持久力:長時間の配達や立ち仕事、屋外業務に対応するための基礎体力 時間管理能力:限られた時間内で仕分けや配達を完了させる段取り力 PCスキル・事務処理力:データ入力や簡単な事務作業ができることが望ましい |
郵便局員になるために特別な資格は不要ですが、免許・正確さ・体力・接客力がそろっていると活躍しやすくなります。
金融知識や事務スキルがあると、窓口業務やキャリアアップにも有利です。
郵便局員という職業の注意点

以下では、職業上の主な注意点についてまとめました。
注意点 | 詳細 |
|---|---|
体力的な負担がある | 配達業務は雨・雪・猛暑でも外回りが必須 バイクや徒歩で長時間移動するため、腰や膝への負担がかかる |
天候の影響が大きい | 雨や雪、猛暑でも配達が必要なため、安全管理が重要 |
繁忙期のスケジュール | 年末年始は荷物量が急増し、残業や休日出勤も多くなる 長期休暇が取りづらいこともある |
正確性とスピードの両立 | 郵便物の誤配や紛失はクレームに直結 金融・保険業務では金額間違いや説明不足が大きなトラブルになる そうした正確性の中でも、予定通りの配達を行うスピード感が求められる |
顧客対応のストレス | 窓口ではクレームや複雑な手続き対応が発生 高齢者や外国人への説明では、根気強さや柔軟な対応力が必要 |
雇用形態と待遇の差 | 正社員と契約社員・アルバイトで待遇差が大きい ボーナス・昇進・福利厚生があるかどうかは雇用形態で変わる |
営業目標が重圧となる可能性がある | 保険や貯金、年賀状などの販売目標を課されることがある 特に簡易保険や投資信託などの契約件数が重視され、支店や個人単位でノルマが設定される場合もある 営業実績が評価や昇進に影響するため、プレッシャーを感じる局員も多い |
郵便局員は地域に貢献できるやりがいのある仕事ですが、体力的負担・正確さへのプレッシャー・繁忙期の多忙さが大きな注意点です。
応募前に、自分の体力・ライフスタイル・雇用形態を考慮して選ぶと、長く続けやすい職場になります。
郵便局員になる方法

郵便局員になるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、郵便局員のなり方の具体的なステップについて紹介します。
- 学歴別ルートを選ぶ
- 郵便局の採用試験を受け就職する
それぞれ見ていきましょう。
学歴別ルートを選ぶ
高校卒業後すぐに働くか、専門学校や大学でスキルや知識を身につけてから就職するかによって、キャリアのスタート地点や将来の選択肢が変わってきます。
専門学校もしくは高校卒業後に就職する
高校卒業後にすぐ日本郵便へ就職する方法です。地域基幹職や一般職として採用試験を受け、筆記試験・面接・健康診断を経て採用されます。
早く社会人として経験を積みたい人や、地元で安定して働きたい人に向いています。
入社後は研修で基礎知識を学び、窓口や配達業務に配属されます。
専門学校では、ビジネスマナーや金融知識、接客スキルを学び、卒業後に郵便局員を目指す方法です。
特に窓口業務や営業職では、事務処理スキルや接客力が即戦力として評価されやすくなります。
短期間で実践的な力を身につけたい人におすすめの進路です。
大学卒業後に就職する
大学卒業後のルートは、経済、経営、法律などの幅広い知識を身につけ、卒業後に総合職や管理職候補として採用試験に挑戦するものです。
もちろん、地域基幹職への応募も可能です。
将来的に郵便局長や本社勤務、企画・管理部門などキャリアアップを狙う人に向いています。
学歴を活かして昇進や異動の幅を広げたい人に適しています。
郵便局の採用試験を受け就職する
郵便局員の採用試験は、応募する職種や雇用形態によって内容が異なりますが、基本的には次の流れで行われます。
応募は日本郵便の公式サイトやハローワークを通じて行います。
募集職種の確認と応募
- 地域基幹職(正社員):窓口・営業・配達など幅広い業務を担当
- 一般職(正社員):主に郵便・貯金・保険などの窓口対応や配達など、現場実務を中心に担当
- 契約社員・期間雇用社員:仕分け・配達・窓口補助など
- アルバイト・短期スタッフ:年賀状や繁忙期の仕分け・配達補助が中心
試験の内容
- 筆記試験:一般常識・適性検査(言語、計算、判断推理などの基礎学力を確認)
- 面接試験:志望動機、接客対応力、協調性、勤務条件への適応力をチェック
- 体力・技能確認:配達希望者は運転技能(原付・軽四輪)の確認が行われる場合あり
郵便局員の採用試験は難関ではなく、基礎学力・協調性・安全運転・接客姿勢が重視されます。
特別な資格は不要ですが、原付免許や普通自動車免許があると配達業務に応募しやすく、選考で有利になることもあります。
なお、日本郵便や日本郵政には総合職があり、大卒の場合は総合職に応募することができます。
一方で、いわゆる「郵便局員」は窓口業務の担当や配達を行う人を指すので、本記事では総合職の解説は割愛します。
郵便局員になりたい高校生の進路

郵便局員になりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
大学では経済学、経営学、法学などを学び、社会やビジネスの仕組みを深く理解できます。
卒業後は日本郵便の総合職や管理職候補として応募でき、将来的に郵便局長や本社の企画職などキャリアの選択肢が広がります。
地域基幹職として採用されることを目指し、実績を積んでから局長を目指すのも良いでしょう。
学歴を活かして昇進スピードを高めたい人、長期的に安定したキャリアを築きたい人に向いています。
学ぶべき主な学問・科目
- 経済学
- 経営学
- 会計学
- マーケティング
- 商法
- 労働法
- 統計学
- ビジネスコミュニケーション
主な学部・学科
- 経済学部
- 経営学部
- 商学部
- 法学部
- 社会学部
- 地域政策学部
大学に進学することで、経済学・経営学・法学などを体系的に学び、社会やビジネスの仕組みを深く理解できます。
専門学校に進学する
専門学校ではビジネスマナー、事務処理、金融・接客スキルなどを短期間で集中的に学べます。
卒業後は窓口業務や営業職で即戦力として活躍しやすく、実践的なスキルを身につけたい人におすすめです。
2年以内で学びを終えて早く働き始めたい人や、コストを抑えて進学したい人にも適しています。
学ぶべき主な学問・科目
- ビジネスマナー
- パソコンスキル(Word・Excel)
- 簿記
- 接客マナー
- 金融商品基礎
- 営業実習
- コミュニケーションスキル
主な学部・学科
- ビジネス学科
- 事務・経理学科
- 金融・会計学科
- 接客・販売サービス学科
専門学校ではビジネスマナーや事務処理、金融・接客スキルを短期間で集中的に学び、窓口業務や営業職で即戦力として活躍しやすくなります。
短期間で学んで早く働き始めたい人や、コストを抑えつつスキルを習得したい人に向いています。
おすすめの大学

以下では、郵便局員を目指す方におすすめな大学を紹介します。
大学名 | 所在地 | 学部・学科 | 特徴 |
|---|---|---|---|
新潟県 | 経済学部(経済経営学科・文化経済学科) | 地域密着型の教育を重視し、地域企業や自治体と連携した実践教育がさかんである 初年次教育やゼミを通じて、学ぶ力やコミュニケーション能力を養える環境が整っている 時代に合わせた新しいコース制度も導入されており、地域社会で活躍する人材を育成している | |
千葉県 | 商経学部(商学科・経営学科) 総合政策学部(経済学科・政策情報学科) | 実学教育を重視し、企業や自治体と連携したプロジェクト型授業が豊富である 簿記や会計、税理士、公認会計士など資格取得支援が充実している 数理データサイエンスや起業支援など、時代に合わせた新しい教育プログラムも展開している | |
埼玉県 | 経済経営学部(経済経営学科) | 少人数教育で教員と学生の距離が近く、個別指導が手厚い 心理・教育・人文系と経済・経営系の両方を学べるため進路の幅が広い 無料スクールバスなど通学サポートがあり、大学院進学で専門性を深めることも可能 |
いずれも、ビジネスや経済、地域社会について学べる学部・学科を持ち、将来郵便局員として働く際に役立つ知識やスキルを身につけられる大学です。
新潟産業大学は地域密着型の実践教育が強みで、地元で活躍したい人に向いています。
千葉商科大学は実学と資格取得支援が充実しており、経営や会計の知識を深めたい人におすすめです。
埼玉学園大学は少人数教育で一人ひとりへの指導が手厚く、心理や人間理解、経営知識をバランスよく学びたい人に適しています。
郵便局員を目指せるぴったりな大学は年内入試ナビで見つかる
郵便局員を目指す際に最も適した大学を探すには、年内入試ナビの利用がおすすめです。
年内入試ナビは、一般選抜以外の形式で受験できる大学や受験情報をまとめたナビサイトです。
評定平均や通学可能な地域を登録すれば、現実的な合格圏内の大学や、自宅から通える範囲の大学が表示されます。
しかも、大学から「あなたに入学してほしい」というオファーをもらえる可能性もあります。
合格を十分に狙うことができ、一般受験を受けずに入学を目指せる大学がわかるので、ぜひ登録してみてください。
おすすめの専門学校

以下では、郵便局員を目指す方におすすめな専門学校を紹介します。
学校名 | 所在地 | 主な学科・コース | 特徴 |
|---|---|---|---|
栃木県 | 電子情報処理科、公務員ビジネス科、情報経理科、経営情報科、経営ビジネス科 | 情報処理・IT分野に強く、国家資格取得支援が充実 公務員試験対策や就職サポートも手厚く、地元企業への就職実績が豊富 | |
栃木県 | AIエンジニア学科、情報処理学科、デジタルクリエイター学科、総合ITビジネス学科、公務員総合学科 | IT・デジタル分野から観光、ホテル、公務員まで幅広い学びが可能 駅近で通いやすく、最新分野の教育や資格取得支援も充実 | |
愛知県 | 法律科、大学併修制度で通信制大学と同時卒業が可能 | 歴史ある法律専門学校で、公務員試験や司法書士、行政書士、宅建など資格取得対策に強い 法律を基礎から学びたい人や大学卒業資格を得たい人に適している |
いずれも、郵便局員として働くうえで役立つスキルを身につけられる専門学校です。
宇都宮ビジネス電子専門学校は情報処理や事務スキル、資格取得に強く、郵便局の窓口業務や事務処理に活かせるパソコン操作力やビジネスマナーを学びたい人におすすめです。
国際情報ビジネス専門学校はITやビジネス、観光サービスなど幅広い学科があり、接客力やコミュニケーション力を高めたい人に向いています。
中京法律専門学校は法律知識を体系的に学べるため、郵便局での金融・保険業務やコンプライアンス意識を高めたい人、将来的に管理職を目指す人に適しています。
よくある質問

郵便局員に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
郵便局員に向いている人の特徴は?
以下では、郵便局員に向いている人の特徴をまとめました。
特徴 | 詳細 |
|---|---|
人と接するのが好きな人 | 窓口業務では地域の人と毎日顔を合わせるため、明るく丁寧な接客ができる人に向いている |
コツコツ作業が得意な人 | 郵便物の仕分けや配達は正確さが求められるため、注意深く仕事を進められる人に適している |
体力に自信がある人 | 外回りの配達は天候や季節に左右されることも多く、体力と持久力が必要 |
責任感の強い人 | 誤配や金銭ミスは大きなトラブルになるため、責任感を持って業務に取り組める人が求められる |
郵便局員に向いているのは、人と接することが好きで明るい対応ができ、コツコツと正確に仕事を進められる人です。
配達業務では体力も求められるため、健康管理ができる人が活躍しやすい仕事と言えるでしょう。
郵便局員は公務員なのか?

現在の郵便局員は公務員ではありません。
2007年の郵政民営化によって、日本郵便株式会社の社員として働く形になりました。
ただし、仕事内容は公共性が高く、地域社会に貢献する仕事という点では公務員に近い性質があります。
郵便局員の就職後のキャリアアップは?
郵便局員として採用された後は、職種や勤務エリアによってキャリアの方向性が異なります。
主に「地域基幹職」と「エリア基幹職」に分かれており、それぞれに昇進や異動の仕組みがあります。
区分 | 地域基幹職 | エリア基幹職 | 一般職 |
主な特徴 | 全国転勤ありの総合職に近い職種 | 勤務エリアが限定された職種 | 転勤がほとんどなく、定型業務中心の職種 |
主な業務内容 | 営業、渉外、企画、管理業務など幅広く担当 | 窓口対応や郵便・保険商品の販売が中心 | 郵便物の仕分け・配達、窓口での基本対応など定型業務 |
キャリアアップ | 支店長、エリアマネージャーなど管理職を目指せる | 主任、リーダーなど地域拠点内で昇格が可能 | 昇格の範囲は限られるが、長期勤務による安定が得やすい |
異動の範囲 | 全国規模で転勤あり | 原則として居住地近郊に限定 | 基本的に転勤なし |
向いている人 | キャリアアップ志向が高く、転勤にも柔軟に対応できる人 | 地域に根ざして安定的に働きたい人 | ルーティン業務を着実にこなし、地域に落ち着いて働きたい人 |
郵便局員の正社員になることを「やめとけ」と言われる理由は?

郵便局員の正社員は「やめとけ」と言われることもありますが、それは仕事に何を求めるかによって感じ方が大きく変わります。
郵便局員は全国に職場があり、地域に根ざして働ける安定した職業です。
福利厚生や各種手当も整っており、長期的に安心して働きたい人には向いている環境といえます。
一方で、郵便局員の仕事は業務範囲が広く、繁忙期は特に忙しくなるため、プレッシャーを負担に感じる人もいます。
窓口対応、配達、営業などさまざまな業務に柔軟に対応する力が求められます。
また、かつては保険や金融商品の販売に厳しい営業ノルマが課されていた時期もあり、営業成績が重視される風土に負担を感じる職員もいました。
近年は改善傾向にありますが、営業目標に対するプレッシャーは依然として一定程度存在します。
結論として、郵便局員は「やめとけ」と一概には言える仕事ではありません。
安定性や地域貢献に魅力を感じる人にとってはやりがいのある仕事です。
最終的には、自分が求める働き方や価値観と照らし合わせて判断することが大切です。
まとめ

本記事では、郵便局員の定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、郵便局員に関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- 郵便局員とは、郵便局で働き、郵便物の取扱いや窓口業務、金融・保険サービスなどを通じて地域の暮らしを支える職業である
- 主な仕事は、郵便物の仕分けや配達、切手やはがきの販売、貯金・保険の窓口業務、集荷や営業活動などが挙げられる
- 郵便局員に取得必須の資格は「特にない」が、配達担当の場合は原付免許や普通自動車免許が必要となる
- 人と話すことが好きな人・コツコツと正確に作業をすることが得意な人に郵便局員はおすすめ
- 郵便局員になりたい高校生は、商業科やビジネス系学科など、事務処理やビジネスマナーが学べる学校に進学するのがおすすめ
当記事で解説した郵便局員のなり方は、「郵便局員のなり方ガイド」でまとめています。
年内入試ナビの会員になるだけで受け取れるので、復習のためにもぜひ登録してご覧ください。
郵便局員のなり方・必要な資格・仕事内容を解説
この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
