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作成日: 2025/5/01 更新日:2026/6/25

ゲームクリエイターになるには?目指す高校生のためになり方・必要な資格・仕事内容を解説

ゲームクリエイターになるには?目指す高校生のためになり方・必要な資格・仕事内容を解説

「ゲームクリエイターになるにはどうすればいい?」

「ゲームクリエイターになるのに必要な資格は?」

このような疑問を持つ高校生も多いのではないでしょうか。

本記事では、主に以下のことについて解説します。

  • ゲームクリエイターになる方法
  • 高校生の進路とおすすめの進学先
  • 仕事内容・給料・やりがい
  • 役立つ資格と向いている人の特徴

また、ゲームクリエイターに関するよくある質問にも答えています。

ゲームクリエイターを目指している人は、最後までご覧ください。

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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

ゲームクリエイターになる方法

ゲームクリエイターになるために、必須の資格はありません。

ゲーム会社に採用されるには、スキルと作品で実力を示す必要があります。

一般的な流れは以下のとおりです。

  1. 目指す職種を決める
  2. 大学や専門学校でスキルを身につける
  3. ポートフォリオ(作品集)を作る
  4. ゲーム会社に就職し実務経験を積む

それぞれ見ていきましょう。

目指す職種を決める

「ゲームクリエイター」は、ゲーム制作に関わる人の総称です。

実際には、さまざまな職種に分かれています。

主な職種と必要なスキルは以下のとおりです。

職種
役割
必要なスキル
プロデューサー
企画の全体像を考え、予算や人員を管理する
企画力、スケジュール管理、リーダーシップ
ディレクター
制作現場の責任者
進行管理、判断力、リーダーシップ
プランナー
ゲームのルールや仕様を設計する
企画力、論理的思考、文章力
プログラマー・エンジニア
ゲームを動かすプログラムを作る
C++、C#、UnityやUnreal Engineの操作
デザイナー
キャラクターや背景などのビジュアルを作る
デッサン力、Photoshop、Blender、Maya
シナリオライター
ストーリーや会話を書く
構成力、文章力、世界観の表現力
サウンドクリエイター
音楽や効果音を作る
作曲、音響編集ソフトの操作

好きなことから職種を考えると選びやすくなります。

たとえば、絵が好きならデザイナー、プログラムが得意ならプログラマーが候補です。

大学や専門学校でスキルを身につける

目指す職種が決まったら、必要なスキルを学べる進学先を選びます。

職種によって、選ぶべき学部や学科は異なります。

主な学びの場は以下のとおりです。

目指す職業
学べる進路先の例
プログラマー・エンジニア
大学の情報学部・工学部、専門学校のゲームプログラム系学科
デザイナー
美術大学、大学の芸術学部、専門学校のCG・デザイン系学科
プランナー・シナリオライター
大学のメディア系・文学系学部、専門学校のゲーム企画系学科
サウンドクリエイター
音楽大学、専門学校のサウンド系学科

在学中は、授業に加えて自分でゲームを作る経験を積むことが大切です。

UnityやUnreal Engineは無料で使い始められるため、高校生のうちから触れておくと役立ちます。

ポートフォリオ(作品集)を作る

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績を示す作品集です。

ゲーム会社の選考では、ポートフォリオが重視されます。

ポートフォリオに入れたい内容は以下のとおりです。

  • 自分で制作したゲームやプログラム、イラスト、3Dモデル
  • 作品ごとの制作期間、使用したツール、工夫した点
  • チーム制作の場合は、自分が担当した範囲
  • コンテストやゲームジャムへの応募作品

学校の課題や個人制作の作品も、立派な実績になります。

完成した作品はWebで公開すると、多くの人に見てもらえます。

ゲーム会社に就職し実務経験を積む

ゲームクリエイターとして働く一般的な方法は、ゲーム会社への就職です。

就職活動では、ポートフォリオを使って実力をアピールします。

就職後の主なキャリアは以下のとおりです。

段階
内容
入社直後
先輩の指導を受けながら、担当分野の制作に関わる
経験を積んだ後
専門分野のリーダーや、ディレクター、プロデューサーを目指す
独立
フリーランスや個人開発(インディーゲーム)で活動する

在学中のインターンシップやアルバイトで、現場を経験できる場合もあります。

ゲーム業界は技術の進化が速いため、就職後も学び続ける姿勢が求められます。

ゲームクリエイターになりたい高校生の進路

ゲームクリエイターになりたい高校生の主な進路は、大学への進学と専門学校への進学の2つです。

それぞれ特徴が異なるため、目指す職種に合わせて選びましょう。

大学に進学する

大学では、専門スキルに加えて幅広い知識を学べます。

ゲームクリエイターを目指せる主な学部は以下のとおりです。

  • 工学部、情報学部など情報系を学べる学部
  • 芸術学部、美術学部、美術大学などデザインを学べる学部
  • メディア系の学部

大学で学ぶ主なメリットは以下のとおりです。

メリット
内容
理論を深く学べる
数学や情報科学の基礎は、プログラマーやエンジニアに役立つ
就職の選択肢が広い
ゲーム会社以外のIT企業も視野に入る
研究や制作に時間を使える
4年間で大きな作品に取り組める

大学を選ぶ際は、インターンシップの機会があるかも確認しましょう。

年内入試ナビでは、ゲームクリエイターを目指せる大学をまとめています。

参考:ゲームクリエイターを目指せる大学一覧はこちら

専門学校に進学する

専門学校では、ゲーム制作に特化した実践的なスキルを学べます。

2〜4年制の学科が多く、早く現場に出たい人に向いています。

専門学校で学ぶ主なメリットは以下のとおりです。

メリット
内容
実践的なカリキュラム
入学直後からゲーム制作の実習に取り組める
業界とのつながり
企業と連携した授業や、業界出身の講師が多い
就職支援
ポートフォリオ作りや就職活動のサポートがある

一方で、大学に比べると一般教養や理論を学ぶ時間は少なくなります。

目指す職種と、学びたい内容に合わせて選びましょう。

ゲームクリエイターとは?

ゲームクリエイターとは、ゲームの企画、デザイン、プログラミングなど、制作に関わる人の総称です。

ここでは、仕事内容や給料、働き方などを解説します。

ゲームクリエイターの仕事内容

ゲーム制作は、複数の工程に分かれています。

主な工程と内容は以下のとおりです。

工程
内容
企画
ゲームのコンセプトやルールを考え、仕様書にまとめる
シナリオ
世界観やストーリー、キャラクターの会話を作る
デザイン
キャラクターや背景、アイテムなどのビジュアルを作る
プログラミング
ゲームエンジンを使い、ゲームの動作を実装する
サウンド
音楽や効果音を作る
テスト
実際にプレイして不具合(バグ)を見つけ、修正する

大きな会社では、各工程を専門の職種が担当します。

小規模な会社や個人開発では、1人で複数の工程を担当することもあります。

ゲームクリエイターの年収・給与

ゲームクリエイターの年収は、職種、経験、会社の規模で差があります。

厚生労働省のjob tagに掲載されている統計は以下のとおりです。

項目
数値
平均年収
約591万円
統計の出典
賃金構造基本統計調査(job tag掲載値)

この統計は、ゲームクリエイターを含む職業分類全体のデータです。

経験を積んでディレクターやプロデューサーになると、年収が上がる傾向があります。

参照:ゲームクリエーター|職業情報提供サイト(job tag)

ゲームクリエイターのやりがい

ゲームクリエイターの仕事には、多くのやりがいがあります。

主なやりがいは以下のとおりです。

やりがい
内容
多くの人に楽しんでもらえる
自分のアイデアが形になり、プレイヤーを楽しませられる
チームで作品を作れる
異なる専門分野のメンバーと1つの作品を完成させる
最新技術に触れられる
VRやAIなど、新しい技術を使った表現に挑戦できる
反応を直接感じられる
SNSやレビューで、プレイヤーの声をすぐに知れる
好きなことを仕事にできる
ゲームが好きな気持ちを、制作の原動力にできる

自分が関わった作品が世に出る瞬間は、この仕事ならではの喜びです。

ユーザーの声を次の作品に生かせる点も魅力です。

ゲームクリエイターに必要な能力

ゲームクリエイターには、専門スキルに加えてさまざまな能力が求められます。

主な能力は以下のとおりです。

  • 創造力、アイデア力
  • チームで協力する力
  • 最新の技術やトレンドへの好奇心
  • プログラミングやデザインなどの専門スキル

面白いゲームを作るには、新しいシステムやストーリーを生み出す発想が欠かせません。

そのアイデアを形にするには、チームで協力して開発する力が必要です。

ゲームクリエイターの働き方

ゲームクリエイターの働き方には、いくつかの選択肢があります。

主な働き方は以下のとおりです。

  • ゲーム会社の社員として働く
  • 個人や小規模チームでインディーゲームを開発する
  • フリーランスとして複数の会社から仕事を受ける

多くの人は、まずゲーム会社に就職して経験を積みます。

実績を積んだ後に、フリーランスとして独立する人もいます。

ゲームクリエイターという職業の注意点

やりがいが大きい一方で、注意点もあります。

主な注意点は以下のとおりです。

  • 発売日前は忙しくなりやすい
  • 批判的な意見を受けることもある
  • 技術の変化が速く、学び続ける必要がある

発売日やアップデート日が決まっているため、締切前は作業が集中しがちです。

心身の健康を保ちながら、長く働ける工夫が大切です。

おすすめの大学

ゲームクリエイターを目指す高校生におすすめの大学は、工学院大学、神奈川大学、明星大学、多摩美術大学、東京国際工科専門職大学、デジタルハリウッド大学です。

各大学の概要を表にまとめました。

大学名
大学の概要
情報学部に情報デザイン学科などを設置。コンテンツ制作やユーザーインターフェース設計を学べる
情報学部で、プログラミングやAIなどの情報技術を学べる
情報学部で、プログラミングの基礎から最新技術まで学べる
美術学部情報デザイン学科で、ゲームデザインやインタラクティブアートを学べる
工科学部デジタルエンタテインメント学科で、ゲームやCGの制作を実践的に学べる
ゲーム・プログラミング、3DCG、アニメなど、デジタルコンテンツを幅広く学べる

プログラマーを目指すなら情報系、デザイナーを目指すなら美術・デザイン系の大学が向いています。

オープンキャンパスで、学生の作品や設備を確認しましょう。

おすすめの専門学校

ゲームクリエイターを目指す高校生におすすめの専門学校は、HAL東京と日本電子専門学校です。

各学校の概要を表にまとめました。

学校名
学校の概要
ゲーム制作学科やゲーム企画学科などを設置。企業と連携した実践的な授業がある
ゲーム制作科やゲームCGデザイン科などを設置。ゲーム業界への就職支援に力を入れている

各校の学科構成や学費、就職実績は公式サイトで確認しましょう。

目指す職種に合った学科があるかを比較することが大切です。

よくある質問

ゲームクリエイターに興味がある人が疑問に思うことをまとめました。

よくある質問とその回答を記載していきます。

ゲームクリエイターになるには何年かかりますか?

ゲームクリエイターになるまでの年数は、進路によって異なります。

高校卒業からの目安は以下のとおりです。

進路
就職までの目安
専門学校
2〜4年
大学
4年

学校を卒業してゲーム会社に就職すれば、ゲームクリエイターとして働き始められます。

一人前になるには、就職後も数年の実務経験が必要です。

高卒でもゲームクリエイターになれますか?

高卒でもゲームクリエイターになることはできます。

ただし、新卒採用では専門学校卒や大学卒を条件とする会社も多くあります。

高卒で目指す場合のポイントは以下のとおりです。

ポイント
内容
作品で実力を示す
独学でゲームを作り、ポートフォリオにまとめる
採用条件を確認する
学歴不問の求人や、未経験可の求人を探す
関連職種から入る
テスター(デバッガー)などから経験を積む

学歴よりも、作品とスキルで評価される場面が多い業界です。

一方で、学校で体系的に学べる点は大きな利点です。

ゲームクリエイターに向いている人の特徴は?

ゲームクリエイターに向いている人には、以下の特徴があります。

主な特徴を表にまとめました。

特徴
説明
アイデアを出すのが好き
新しい遊びや仕組みを次々と考えられる
ゲームが好き
プレイヤーの視点で面白さを追求できる
チームで働ける
メンバーと意見を交わし、協力して制作を進められる
ものづくりが好き
自分の手で作品を形にすることに喜びを感じる
細部にこだわれる
デザインや動作の細かい部分まで品質を追求できる
粘り強い
締切前の忙しい時期も、最後までやり切れる

最初からすべてを満たす必要はありません。

特に、ゲームが好きな気持ちと、作り続ける根気が大切です。

ゲームクリエイターとゲームエンジニア・プランナーの違いは?

ゲームエンジニアとプランナーは、ゲームクリエイターに含まれる職種です。

それぞれの違いは以下のとおりです。

項目
ゲームクリエイター
ゲームエンジニア
ゲームプランナー
範囲
ゲーム制作に関わる職種の総称
プログラミングの専門職
企画・設計の専門職
主な仕事
工程ごとに異なる
ゲームの動作や機能を実装する
ルールや仕様を考え、仕様書を作る
主なスキル
職種ごとに異なる
C++、C#、ゲームエンジンの知識
企画力、論理的思考、文章力

エンジニアは技術面、プランナーは企画面からゲームを支えます。

どちらもゲーム制作に欠かせない職種です。

ゲームクリエイターになるために必要な資格は?

ゲームクリエイターになるために、必須の資格はありません。

ただし、スキルを客観的に示せる資格はあります。

主な資格は以下のとおりです。

資格
証明できるスキル
CGクリエイター検定
CGの制作に関する知識と技術
基本情報技術者試験
ITとプログラミングの基礎知識
Unity認定試験
Unityを使った開発スキル

資格よりも、ポートフォリオの作品が重視されることが多い業界です。

資格は、学習の目標や基礎知識の確認として活用しましょう。

まとめ

本記事では、ゲームクリエイターになる方法から、進路・仕事内容・給料・向いている人の特徴までを解説しました。

重要なポイントは以下のとおりです。

  • ゲームクリエイターは、ゲーム制作に関わる人の総称である
  • 必須の資格はなく、スキルとポートフォリオで評価される
  • まず目指す職種を決め、合った進学先を選ぶ
  • 平均年収は約591万円(job tag掲載値)
  • 高校生は、大学か専門学校でスキルを身につけるのがおすすめ

本記事が、ゲームクリエイターを目指す第一歩になれば幸いです。


ゲームクリエイターになるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

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この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


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