作成日: 2025/10/08 更新日:2025/10/08
コピーライターになるには?なり方・必要な資格・働き方を解説

「コピーライターのなり方は?」
「コピーライターになるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- コピーライターとはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- コピーライターになるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、コピーライターに関するよくある質問にも答えています。
コピーライターに興味のある人や、コピーライターを目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
コピーライターとは

コピーライターは、商品やサービスの魅力を言葉で表現し、消費者の心を動かす役割を担う職業です。
広告や宣伝において中心的な役割を果たし、マーケティング戦略の一部として活動します。
以下にコピーライターの仕事内容や給料についてまとめます。
- コピーライターの仕事内容
- コピーライターの給料・給与・年収
- コピーライターのやりがい
- コピーライターの働き方
- コピーライターに必要な知識、資格、スキル
- コピーライターという職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
コピーライターの仕事内容
コピーライターは、広告や宣伝の文章を考える仕事にとどまらず、企画やマーケティングの一部に関わることも多い職種です。
媒体や案件によって業務内容が変わります。
- キャッチコピーや広告文の作成
- 広告のコンセプト立案
- クライアントやデザイナー、アートディレクター、マーケターなどを含む制作チームとの打ち合わせ
- ターゲットや競合のリサーチ
- プレゼンテーションや提案書の作成
- 商品、サービス、キャンペーン等のネーミング
- 広告企画の言語化(企画書、プレゼンテキスト、CM台本)
- SNSやランディングページに載せる文章の作成
コピーライターの仕事は、消費者の関心を引きつけ、興味を持たせるための魅力的なコピーを作成することです。
具体的には、クライアントの要望をもとに、テレビやラジオのコマーシャル、新聞や雑誌の広告、インターネット上のバナー広告やSNSの投稿文などのあらゆるメディアにおいて、商品やサービスを宣伝するためのコピーを作成するのが大きな役割です。
そして、クライアントや関係者のフィードバックをもとにコピーを何度もブラッシュアップし、最終的にクライアントの売上アップや知名度向上に貢献するような優れたコピーを提供することが求められます。
コピーライターの給料・給与・年収

コピーライターの収入は、勤務先や働き方によって大きく変わります。
新卒で広告代理店に就職した場合と、フリーランスで活動する場合とでは年収の幅があります。
勤務形態 | 年収の目安 | 備考 |
広告代理店勤務 | 350万~600万円 | 経験により昇給、賞与あり |
制作会社勤務 | 300万~500万円 | 中小規模が多く代理店よりやや低め |
事業会社の広報・宣伝部 | 350万~600万円 | 安定した給与水準 |
フリーランス | 収入幅が大きい(数百万円~1000万円超) | 実績・営業力に左右される |
20代では年収300万~400万円程度が一般的で、経験を積み、企画力や実績が評価されると高収入につながる場合もあります。
コピーライターのやりがい
コピーライターは、言葉の力で人の心を動かし、商品やサービスの魅力を伝える仕事です。
その特性から、他の職業にはないやりがいがあります。
- 創造力を活かせる……広告や文章を通して、自分のアイデアや表現力が直接反映される。
- 成果が目に見える……作ったコピーが実際に広告として使用され、売上や反応に結びつく場面を体感できる。
- 多様な業界・媒体で経験が積める……テレビCM、Web広告、SNS、紙媒体などさまざまな媒体に関わることで、幅広い知識やスキルを獲得できる。
- チームで達成感を得られる……デザイナーやディレクターと協働して一つの広告を完成させることで、個人では味わえない達成感を得られる。
コピーライターは「言葉で人の行動や感情に影響を与える」点が最大の魅力であり、自分の表現が社会に届く瞬間にやりがいを感じる職業です。
コピーライターの働き方

コピーライターは雇用形態や所属先によって働き方が異なります。
広告代理店や制作会社に所属する場合はチームでの仕事が中心で、フリーランスは案件ごとに契約を結ぶ働き方になります。
- 会社員として働く……安定した収入や社会保障がある。チームで大規模案件に関われる。
- フリーランスとして働く‥‥働く場所や案件を自由に選べる。営業や経理も自分で行う必要がある。
- インハウス(企業の宣伝部)で働く……自社の商品・サービスに特化して広告や広報を担当する。
コピーライターに必要な知識、資格、スキル
コピーライターになるために必須の学歴や資格はありません。
多くは大学・専門学校を経て広告業界に入り、実務経験を積んでスキルを伸ばします。
学歴
文系・理系を問わず大学卒が多い。広告・マーケティング・文学系の学部出身者も多い。
資格
必須資格はないが、文章力を評価する検定(日本語検定、コピーライター養成講座など)が参考になる場合もある。
必要なスキル
現場では以下のようなスキルが求められる
- 表現力・文章力
- 発想力と企画力
- ターゲットを分析する調査力
- クライアントやデザイナーと協働するコミュニケーション力
- プレゼンテーション力(説明力)
コピーライターという職業の注意点

コピーライターは魅力的に見える一方で、厳しさもあります。
広告は成果が数値で測定されるため、常にプレッシャーが伴います。
- アイデアが出ないときでも納期に追われる
- 不規則な勤務時間や長時間労働になることがある
- 流行や新しい媒体に常に対応し続ける必要がある
- 実績が評価されやすい一方、結果が出なければ継続的な仕事につながりにくい
このように、コピーライターは華やかさと同時に、競争の厳しさや労働環境の課題を抱える職業でもあります。
コピーライターになる方法

コピーライターになるための方法としては、主に以下のようなルートが挙げられます。
ここからは、それぞれのルートについて詳しく解説します。
- 広告代理店や制作プロダクションに就職する
- 関連業界で働きながらコピーライターの養成講座を受け、スキルをつけた後に転職する
- コンペやコンテストで入賞し、コピーライターとしての実績を作る
それぞれ見ていきましょう
広告代理店や制作プロダクションに就職する
コピーライターになるるための最も一般的な方法は、広告代理店や制作プロダクションに就職することです。
これらの企業では、幅広いクライアントの広告キャンペーンに携わることができ、コピーライティングの実務経験を積む絶好の機会となります。
コピーライターはクライアントとの打ち合わせを通じて、顧客ニーズを理解し、それを効果的に伝えるためのコピーを書くスキルが求められます。
そのため、広告代理店や制作プロダクションで様々なプロジェクトを経験し、広告のトレンドや市場のニーズを理解することで、クリエイティブな発想力をより一層高めることが大切です。
制作プロダクションでは、映像やデジタルコンテンツの制作に携わることが多く、クリエイティブなビジュアルと調和するコピーを作成する能力が重要です。
関連業界で働きながらコピーライターの養成講座を受け、スキルをつけた後に転職する

コピーライターになるための一つの方法として、関連業界で働きながら養成講座に通い、スキルをある程度身につけてから転職するというルートもあります。
例えば、企業の宣伝部や広報部などで広告やマーケティング、メディア関連の業務に携わりながら、コピーライターの養成講座でキャッチコピーの作成技術や実践的なスキルを学んで転職を目指すというものです。
養成講座では現役のコピーライターから直接指導を受けられる機会も多く、転職時には即戦力として活躍できるスキルを効率よく身につけることができます。
また、未経験からの転職を考える方にとっても養成講座の受講は非常に効果的です。
コンペやコンテストで入賞し、コピーライターとしての実績を作る
コピーライターとして活躍するためには実績を作ることが最も重要であり、実績を示すための一つの方法として、コンペやコンテストで入賞することが挙げられます。
コピーライティングのコンペやコンテストは、自分のアイデアや表現力を試す絶好の機会であり、入賞することで自分のスキルを業界内に証明することもできます。
また、受賞歴はポートフォリオの一部としても活用でき、信頼性を高められるだけでなく、クライアントへのアピール材料にもなるでしょう。
多くのコンペやコンテストはプロだけでなくアマチュアにも開かれており、経験の浅いコピーライターや未経験者でも挑戦しやすい環境が整っています。
そのため、コンペやコンテストには積極的に参加し、スキルの向上と実績の積み重ねを図ることが大切です。
コピーライターになりたい高校生の進路

ここからは、コピーライターになりたい高校生が取るべき進路について解説します。
文章力や表現力、発想力が磨ける大学に進学する
コピーライターという仕事は、多様な表現を駆使して人々の心を動かすコピーを考える必要があり、文章力や表現力、発想力などのスキルが不可欠です。
そのため、大学では文章力や表現力、発想力などのスキルを磨くことができる以下のような学部を選ぶのがおすすめです。
具体的な学部名 | 学ぶ内容 |
文学部 人文学部 | さまざまな文章表現を学ぶことで、文章を論理的に構築する力や多様な表現技法を学ぶことができる。 |
メディア学部 | 広告やマーケティングの基礎知識を学びながら、情報の発信方法や宣伝の効果的な伝え方、クリエイティブなスキルを実践的に磨くことができる。 |
コミュニケーション学部 | 人との関わりや情報伝達の方法を深く理解することで、コピーライティングにおけるメッセージの伝え方などを学ぶことができる。 |
経済学部 経営学部 | 市場分析や消費者心理を基盤にしたマーケティングを体系的に学ぶ。 コピー制作に必要な「ターゲット理解」と「訴求戦略」の力を養うことができる。 |
文章力や表現力、発想力が磨ける専門学校に進学する
コピーライターとして必要なスキルを短期間で効率よく学びたいなら、専門学校に進学することも大きな選択肢の一つです。
なかでも、文章力や表現力、発想力を磨くことに重点を置いた専門学校では、現役で活躍するプロによる実践的なカリキュラムが用意されており、文章作成能力やクリエイティブな感覚を磨き上げることができます。
さらに、実習を通じて実際の広告制作に携われる機会も多く、現場で求められる実践力や応用力を直接身につけることも可能です。
おすすめの大学

コピーライターを目指す高校生におすすめの大学としては、以下のような大学が挙げられます。
上記以外にも、年内入試ナビではコピーライターを目指せる大学の例を以下でまとめています。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
おすすめの専門学校

コピーライターを目指す高校生におすすめの専門学校としては、以下のような学校が挙げられます。
よくある質問

コピーライターのなり方や必要な資格・スキル、高校生の進路などについて紹介してきましたが、コピーライターという職業についてもっと詳しく知りたいという方も多いでしょう。
ここでは、コピーライターという職業についてよくある質問とその回答について紹介します。
コピーライターとライターの違いは?
コピーライターとライターはどちらも文章を書く職業ですが、その目的には大きな違いがあります。
職業名 | 業務内容 |
コピーライター | 広告やマーケティングの分野で短いキャッチコピーやスローガンを作成するのが主な役割。 商品の魅力を引き出し、消費者の購買意欲を高めることを目的とする。 |
ライター | 雑誌、新聞、WEB、エッセイなど様々な媒体で比較的長い文章を執筆するのが主な役割。 情報を読者にわかりやすく伝えたり、読者に知識や娯楽を提供したりすることを目的とする。 |
このように、両者は文章を書くという共通点を持ちながらも、その目的やアプローチには明確な違いがあります。
それぞれに求められるスキルも異なるため、自分の興味や得意分野に合わせてキャリアを選ぶことが重要です。
コピーライターの将来性は?

コピーライターの将来性は、デジタル技術の進化と消費者の購買行動の変化により、大きく左右されると考えられます。
AI技術の進化により、データ分析を活用したターゲティングやパーソナライズされた広告制作が求められるため、コピーライターには新しいスキルセットが必要となってきています。
その一方で、人間ならではの感性や独創性が求められる場面も増えてきており、コピーライターはその点で強みを発揮できます。
特に、感情に訴えるメッセージやブランドの独自性を際立たせるための広告やコピーは、現在のAIでは容易に再現できないことも多く、コピーライターの価値は依然として高いと言えます。
また、SNSの運用ができるコピーライターも重宝されるでしょう。
SNSは短文が多用されるため言葉の力がより注目されるツールであるということが理由です。
総じて、コピーライターの将来性はどちらかと言うと明るい傾向にありますが、成功するためには絶え間ないスキルアップと市場の変化に対する柔軟な対応が求められます。
最新のトレンドを追いながら、自分自身のクリエイティブな力を磨き続けることで、長期的なキャリアの発展が可能となるでしょう。
フリーランスのコピーライターになるにはどうすればいい?
フリーランスのコピーライターになるには、まず自分自身のスキルと実績をしっかりと積み重ねることが重要です。
最初のステップとして、広告代理店や制作プロダクションで基礎的なスキルや実践力を身につけ、業界でのネットワークを築き上げておくのがおすすめです。
その次は、自らの得意な分野や領域を決めるとよいでしょう。
商品、サービス、スポーツ、経済など、多様なジャンルがあり、いくつかの領域にまたがって活動することもできます。
フリーランスとして活動するには、自己管理能力と営業力が必要不可欠です。
自分の強みを効果的にアピールするためのポートフォリオを作成したり、SNSを活用して同業者や潜在的なクライアントと繋がったりする努力も怠らないようにしましょう。
さらに、オンライン講座やセミナーを活用して最新のトレンドや技術を習得し、常に市場価値を高めることも大切です。
継続的な努力と成長を意識しながら、自分だけのコピーライティングスタイルを確立することが、フリーランスのコピーライターとして成功する鍵となるでしょう。
まとめ

本記事では、コピーライターになるための方法や必要なスキルについて詳しく説明してきました。
コピーライターを目指す高校生が押さえておきたいポイントについて改めて整理しておくと以下のようになります。
- コピーライターになるには、広告代理店や制作プロダクションに就職する道もあれば、関連業界で働きながら養成講座を受けてスキルを磨き、転職する方法もある
- コピーライターになる方法の一つとして、コンペやコンテストで入賞して実績を作ることも挙げられる
- コピーライターになるうえで特定の資格や学歴は必須ではないが、文章力や表現力、発想力が求められる
- コピーライターを目指す高校生は、文章力や表現力などが学べる大学や専門学校に進学するのがおすすめ
- フリーランスのコピーライターになるには、広告代理店などで経験を積み、業界内での人脈やネットワーク、SNSを駆使して、自分のスキルや実績を売り込んでいくことが重要
コピーライターは表現力が活かされるクリエイティブな職業であり、多くの人々の心に残るコピーを生み出すという重要な役割を担っています。
本記事がコピーライターを目指す皆さんの参考となり、今後のキャリア形成に役立つことを願っています。
コピーライターになるには?なり方・必要な資格・働き方を解説
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この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
