作成日: 2025/7/09 更新日:2025/7/09
視能訓練士になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説

「視能訓練士のなり方は?」
「視能訓練士になるのに必要な資格は?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。
- 視能訓練士とはどんな職業なのか
- 仕事内容・やりがい・給料
- 視能訓練士になるには何をすべきか
- 取得すべき資格
- 向いている人の特徴
また、視能訓練士に関するよくある質問にも答えています。
視能訓練士に興味のある人や、視能訓練士を目指している人に向けてわかりやすく解説しますので、最後までご覧ください。
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この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部
年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。
目次
視能訓練士とは?

視能訓練士とは、目の検査や視力回復のトレーニングを行う国家資格の医療専門職です。
目の病気の早期発見や、子どもの視力トラブル、弱視、斜視などに対して検査・訓練を行います。
以下に視能訓練士の仕事内容や給料についてまとめます。
- 視能訓練士の仕事内容
- 視能訓練士の給料・給与・年収
- 視能訓練士のやりがい
- 視能訓練士の働き方
- 視能訓練士に求められるスキル、知識、資格
- 視能訓練士という職業の注意点
それぞれ見ていきましょう。
視能訓練士の仕事内容
視能訓練士は、眼科医のもとで視力や視覚機能に関する検査・訓練を行う専門職です。
視力に関する問題を抱える患者に対して、正確な検査と適切なトレーニングを提供し、目の健康を支える重要な役割を担っています。
主な仕事内容は以下の通りです。
業務内容 | 詳細 |
|---|---|
視力検査 | 近視・遠視・乱視・老眼などの基本的な視力測定 |
視機能検査 | 両眼視機能や眼位(斜視)のチェック |
視覚訓練 | 弱視や斜視に対する訓練プログラムの作成と実施 |
検査機器の操作 | 視野計、眼底カメラなど最新機器を使った検査 |
生活支援 | 視覚に不安のある患者への生活アドバイス |
眼圧検査 | 眼球内の圧力を測定し、緑内障などのリスクを調べる検査 |
視野検査 | 見える範囲に異常がないかを確認し、視神経や脳の障害を評価する検査 |
眼鏡やコンタクトレンズが合っているかのチェック | 矯正視力や装用感を確認し、適切な度数かどうかを判定する業務 |
検査データの記録と報告 | 行った検査の結果を正確に記録し、医師が診断に使えるように報告する業務 |
視能訓練士は、病院や眼科クリニックだけでなく、リハビリ施設や教育現場でも活躍しています。
視覚に関するあらゆるニーズに応える専門職として、医療現場で欠かせない存在です。
視能訓練士の給料・給与・年収

視能訓練士の給料・給与・年収については、その勤務先や経験年数によって大きく異なります。
厚生労働省の職業情報サイト「jobtag」によると、視能訓練士の平均年収は約432万円です。
新卒の初任給は月20万円前後が目安で、経験を積むと年収500万円以上も可能です。
大学病院や総合病院では比較的高収入が期待でき、個人クリニックでは地域差があります。
国家資格のため安定性が高く、今後も需要の増加が見込まれています。
視能訓練士のやりがい
視能訓練士の魅力は、視覚に困っている人の「見える喜び」を引き出すことができる点にあります。
患者の生活の質(QOL)向上に貢献できることが、仕事の大きなやりがいにつながっています。
視能訓練士がやりがいを感じる主な場面は以下の通りです。
シーン | 喜び・やりがい |
|---|---|
弱視の子どもが文字を読めるようになった | 「見えるようになった!」という笑顔に出会える |
視覚障害のある高齢者が外出に前向きになった | 生活の質(QOL)向上を実感できる |
医療チームと連携し、診断・治療がうまく進んだ | 医療従事者としての誇りと信頼感が得られる |
また、学校健診や地域イベントに参加することで、医療以外の場でも社会に貢献できます。
新しい知識や技術を学びながら成長できる点も、多くの視能訓練士にとってのモチベーションとなっています。
視能訓練士に求められるスキル、知識、資格

視能訓練士は、視力や視野の検査、弱視や斜視などへの訓練指導を行う専門職です。
正確な検査技術だけでなく、医学的な知識や患者対応の力も求められます。
以下のようなスキルや知識が必要です。
分類 | 内容 |
|---|---|
検査・訓練スキル | 視力・視野・眼球運動の検査や、視能訓練の実施 |
対応・連携力 | 患者への丁寧な説明や、医師・看護師との連携対応 |
医学・視覚の知識 | 眼科医学、解剖学、生理学、視覚心理学などの基礎知識 |
倫理・制度の知識 | 医療現場で必要な法律・倫理・個人情報保護の理解 |
医療機器の操作スキル | 検査機器を正確に扱うことで、診断に必要なデータを安定して取得する |
細かい作業を丁寧にできる集中力 | 視力測定や装用テストなど精密な検査を正確に行う場面で求められる |
なお、視能訓練士として働くには、視能訓練士国家資格の取得が必須です。
養成課程のある大学・短大・専門学校を修了し、国家試験に合格することで取得できます。
視能訓練士の働き方
視能訓練士は、主に医療機関での勤務が中心ですが、活動の場は年々広がっています。
基本は日勤が多く、ライフスタイルに合わせやすい職業の一つです。
働く場所ごとの主な仕事内容は以下の通りです。
就職先 | 仕事内容 |
|---|---|
眼科クリニック | 日常的な視力検査 視能訓練 患者対応 |
総合病院 | 精密検査 手術前後のサポートなど高度な医療現場 |
小児専門施設 | 子どもに特化した視覚訓練 学校との連携 |
リハビリ施設 | 高齢者・視覚障害者への生活支援と訓練 |
勤務時間はクリニックや病院の診療時間に準じる日勤が一般的ですが、病院によっては夜間や休日の診療に対応することもあり、その場合はシフト勤務となることもあります。
地域の健康づくりの一環として、学校や地域住民向けの視力検査・啓発活動などに参加する機会も増えており、医療の枠を超えた活躍が可能です。
視能訓練士という職業の注意点

視能訓練士はやりがいのある仕事ですが、働くうえで意識しておきたい点もあります。
より良いケアを提供するためには、専門性だけでなく人との関わり方や体力面も重要です。
働くうえでの主な注意点は以下の通りです。
注意点 | 詳細 |
|---|---|
継続的な学習が必要 | 医療技術や検査機器は日々進化するため、最新の知識を学ぶ必要がある |
コミュニケーション力が求められる | 子どもや高齢者にわかりやすく説明し、信頼を築く力が重要 |
チーム医療の重要性 | 医師や看護師、他職種と連携しながら業務を行う必要がある |
体力的な負担への対応 | 長時間の立ち仕事や細かな作業が続くため、体調管理も大切 |
これらをしっかり理解したうえで、自身のスキルと向き合いながら成長することで、長く安定して活躍できる専門職としての道が開けます。
視能訓練士になる方法

視能訓練士になるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
ここでは、具体的なステップについて紹介します。
- 視能訓練士国家試験に合格し資格を取得する
- 大学病院や総合病院に就職する
それぞれ見ていきましょう。
視能訓練士国家試験に合格し資格を取得する
まずは「視能訓練士」の国家資格を取得することが必須です。
この国家試験は毎年3月に実施され、視覚や検査方法、矯正技術などに関する知識が問われます。
合格を目指すためには、視能訓練士養成課程のある大学や専門学校に通い、専門的なカリキュラムを履修する必要があります。
講義での知識習得だけでなく、病院での臨床実習も経験できるため、実践力も身につきます。
視能訓練士国家試験の合格率については、非常に高い水準を誇ります。
第55回(2025年実施)の試験では、全体の合格率は96.8%となっており、新卒者の合格率は98.7%と極めて優れた結果を示しています。
一方、既卒者の合格率は約48.6%と、新卒者よりも低い傾向が見られます。
視能訓練士国家試験の概要
項目 | 内容 |
|---|---|
実施時期 | 毎年3月頃 |
試験形式 | 多肢選択式 |
試験内容 | 基礎医学 視能検査学 視能矯正学 視能訓練学 視能障害学など |
受験資格 | 視能訓練士養成課程(大学・短大・専門学校等)を修了した者 |
合格基準 | 全169点中102点以上(約60.4%)が目安 |
合格率(全体) | 約90%前後(※第55回は96.8%) |
合格率(新卒) | 非常に高く、例年95〜99%(※第55回は98.7%) |
合格率(既卒) | 約40〜50%(※第55回は48.6%) |
参照:第55回視能訓練士国家試験の合格発表について | 厚生労働省
大学病院や総合病院に就職する
資格を取得したら、次は就職です。大学病院や総合病院に勤めることで、実践的なスキルを磨くことができます。
これらの大きな医療機関では、多くの患者と接する機会があり、さまざまな視覚の症例に対応できます。
最新の医療設備に触れながら、チーム医療の一員として働けるのも大きな魅力です。
現場では、まず基本的な検査スキルを習得し、徐々に難易度の高いケースにも対応できるよう成長していきます。
このような環境での経験は、将来のキャリアアップや独立開業を目指す上でも大いに役立ちます。
また、視能訓練士として働き始めた後は、学会や講習会への参加、さらには最新情報の入手ができる日本視能訓練士協会への加入をする人もいます。
視能訓練士になりたい高校生の進路

視能訓練士になりたい高校生の進路はどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な進路について解説します。
- 大学に進学する
- 短大や専門学校に進学する
それぞれ見ていきましょう。
大学に進学する
視能訓練士になるために4年制大学へ進学する場合、視能訓練士に必要な専門知識だけでなく、医学、視覚科学、リハビリテーション学、心理学、生理学などの学問領域を体系的に学びます。
さらに、幅広い教養科目を通して、論理的思考力や対人コミュニケーション能力も養うことができます。
大学では以下のような学部・学科で学ぶことができます。
学部名 | 主な学科・専攻例 | 学べる内容 |
|---|---|---|
医療系学部 | 視機能療法学科 リハビリテーション学科など | 眼科医学 視覚生理学 神経眼科学 視能訓練実習 視覚心理学 保健医療制度など |
保健医療学部 | 視覚機能療法専攻 医療貢献学科など | 医学的基礎知識・視機能評価・訓練技術 ロービジョンケア チーム医療など |
4年間かけて専門性を深めつつ、大学病院や研究施設での実習やインターンシップを経験し、視能訓練士としての土台をじっくりと築くことができます。
短大や専門学校に進学する
短大や専門学校では、視能訓練士に必要な実践的スキルや知識を中心に学びます。
具体的には、視覚検査技術、視能評価法、医療機器の操作、患者対応、視覚リハビリテーションなど、現場に直結するカリキュラムが中心です。
学校種別 | 主な学科・専攻名 | 学べる内容 |
|---|---|---|
短期大学 | 視機能療法専攻 リハビリテーション学科など | 基礎医学 視能検査技術 視能訓練 医療コミュニケーション 国家試験対策など |
専門学校 | 視能訓練士学科など | 実践的な視能評価・訓練法、検査機器の操作 現場実習 国家試験対策など |
2〜3年の集中した学びで、国家試験受験資格を取得し、早期に医療現場で活躍することができます。
おすすめの大学

視能訓練士を目指す人におすすめの大学は、北里大学、愛知淑徳大学、国際医療福祉大学です。
これらの大学では、国家資格である視能訓練士の取得に向けた専門的なカリキュラムが整っており、医療現場で即戦力として活躍できる力を養うことができます。
以下に、各大学と課程の概要を紹介します。
大学名 | 大学の概要 |
|---|---|
医療衛生学部 リハビリテーション学科 視覚機能療法学専攻では、視覚科学・健康科学・予防医学などを体系的に学べるカリキュラムを提供 医療機関だけでなく企業や教育分野への就職実績もあり、幅広い進路が目指せる | |
健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻では、視能訓練士に必要な眼科系知識や視覚心理学を基礎から学べるカリキュラムを提供 多様な医療施設での実習を通じ、実践的スキルを磨けるのが特徴 | |
大田原キャンパス 視機能療法学科では、神経眼科学や視覚心理学、大脳生理学などを含む高度なカリキュラムを提供 同行援護従業者の資格取得も可能で、福祉分野にも強みがある |
視能訓練士を目指せる大学
上記に挙げた以外にも、視能訓練士を目指せる大学はあります。
年内入試ナビでは、視能訓練士を目指せる大学の例をまとめています。
こちらもぜひ参考にしてください。
おすすめの短期大学・専門学校
視能訓練士を目指す人におすすめの専門学校・短期大学は、平成医療短期大学、日本医歯薬専門学校、大阪医専です。
これらの学校では、視能訓練士の国家試験合格を目指す実践的なカリキュラムに加え、視覚リハビリや検査機器の扱いなど、現場で即戦力となるスキルを段階的に学べる環境が整っています。
以下に、各学校の概要を紹介します。
学校名 | 学科・コースの概要 |
|---|---|
リハビリテーション学科 視機能療法専攻(3年制)では、国家試験対策を含めた専門科目と教養教育を組み合わせ、視能訓練士としての基礎と応用力を養成 臨地実習も充実し、卒業後の即戦力を育てる | |
視能訓練士学科 午前部(3年制)は、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層への視機能評価・訓練ができる専門知識と技術を学べる ロービジョンケアや検査法にも力を入れた実践重視のカリキュラム | |
視能訓練学科(3年制・夜間部)は、18:00〜21:10の授業時間で社会人やダブルスクールにも対応 最新の検査機器を用いた実習中心の学びに加え、「国家資格合格保証制度」や「就職保証制度」などの支援体制も充実 |
各学校の特色や学習スタイルを比較しながら、自分の生活環境やキャリアプランに合った進学先を選ぶことが大切です。
特に「働きながら資格を取りたい」「実習を重視して即戦力になりたい」「福祉やリハビリの視点から視能訓練士を目指したい」という目的がある方には、短大や専門学校が実践的な学びを得られる有力な選択肢となります。
短大のメリットは、専門的な知識に加えて一般教養も学べる点にあります。
これにより、医療現場で求められる幅広い視野やコミュニケーション力を養うことができます。
また、大学への編入学制度があるため、卒業後にさらなる専門性を高めたい場合にも柔軟に対応できる点が魅力です。
よくある質問

視能訓練士に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。
よくある質問とその回答を記載していきます。
視能訓練士に向いている人の特徴は?
視能訓練士に向いている人には、以下のような特徴があります。
向いている人の特徴 | 特徴の詳細 |
|---|---|
コミュニケーション能力が高い | 小児から高齢者まで幅広い患者と接するため、緊張を和らげ、丁寧に説明できる力が必要 他職種との連携も多く、情報を正確に伝える力が求められる |
細かい作業を正確にこなせる | 検査結果は診断や治療に直結するため、ミスのないよう几帳面で正確な作業が求められる |
忍耐力・根気強さがある | 訓練や矯正は長期間に及ぶことも多く、結果がすぐ出ない中でも患者に寄り添い続ける力が重要 |
段取りよく作業を進められる | 多くの検査を効率的にこなす必要があり、素早く的確に動ける処理能力が求められる |
機械や数値に抵抗がない | 検査機器の操作やデータの読み取りが日常的に必要なため、機械操作や数値に苦手意識がないことが望ましい |
これらの特徴を持つ人は、視能訓練士として患者に信頼される専門職として活躍しやすいといえるでしょう。
特に「人と接するのが好きで、丁寧な対応ができる人」はこの職種に適しています。
視能訓練士になるのはやめとけと言われる理由は?

視能訓練士は視覚機能の評価や訓練を行う専門職で、患者の生活を支える大切な仕事ですが、「やめとけ」と言われる理由もいくつかあります。
- 公務員や他の医療職と比べて年収が低く給与水準に不満を感じる人もいる
- 昇進の機会が少なく専門性が高いため他職種への転職が難しい場合がある
- 長時間労働や休日出勤が発生しやすく勤務環境が厳しいと感じることがある
- 地方では求人が少なく勤務地の選択肢が限られることがある
- 子どもや高齢者との関わりが多くコミュニケーションにストレスを感じやすい
これらを踏まえて自分に合っているかを慎重に見極めることが大切です。
視能訓練士は社会人からでも目指せる?
はい、社会人からでも視能訓練士を目指すことはできます。
社会人から視能訓練士を目指すには、視能訓練士養成施設に通い、国家試験に合格する必要があります。
受験資格は主に以下が挙げられます。
ルート | 主な対象者 | 修業内容・条件 | 補足 |
|---|---|---|---|
① 養成校3年以上修業ルート | 高校卒業者など | 文科省または都道府県指定の養成校(大学・短大・専門学校等)で3年以上学び、卒業(見込み) | 最も一般的なルート |
② 大学・短大等+養成校1年以上修業ルート | 大学・短大・看護師・保育士養成校卒業者など | ① 大学・短大等で2年以上学修+② 指定科目(必須6〜7科目+選択2科目)を履修+③ 養成校で1年以上学び卒業(見込み) | 指定科目が不足する場合は通信制大学等で単位補完可能 |
③ 外国の養成校卒業・免許取得ルート | 海外で視能訓練士教育を受けた方 | 外国の養成校を卒業または同等免許を取得し、厚労大臣による審査で「日本の養成校卒と同等以上」と認定される | 修業年数3年以上、授業1,440時間以上、日本語能力N1などの要件あり(外国籍・海外学歴者向け) |
看護師や保育士の養成機関で指定科目を履修していれば、1年制の養成校を選ぶ方法もあります。
また、通学制での学習が必須ですが、夜間や土日コースもあるため、働きながら学ぶことが可能です。
公益社団法人日本視能訓練士協会とは?

益社団法人日本視能訓練士協会は、全国の視能訓練士が所属する職能団体です。
1972年に任意団体として発足し、1988年に社団法人、2012年からは公益社団法人として運営されています。
主な事業は、学会・研修会の開催、学術誌の発行、生涯教育制度の運営、養成校への教育支援、賠償責任保険の提供などです。
また、3歳児健診の視力検査動画や目の健康チェックシートの提供、全国的な近視実態調査などを通じて国民の眼保健衛生向上にも貢献しています。
視能訓練士の資質向上と職域の発展を目的に、多方面から制度や現場を支える役割を担っています。
今後も眼科医療や視能矯正学の発展に向けた活動を積極的に展開していくことが期待されています。
まとめ

本記事では、視能訓練士の定義から仕事内容・給料・やりがい・なり方・向いている人の特徴までを解説しました。
解説した中でも、視能訓練士に関する重要なポイントを最後に記載していきます。
- 視能訓練士とは、眼科医のもとで視力や視覚機能に関する検査・訓練を行う専門職である
- 主な仕事は、視力検査・視機能検査・視覚訓練・検査機器の操作などが挙げられる
- 視能訓練士に取得必須の資格は「視能訓練士」である
- コミュニケーション能力が高い人・細かい作業を正確にこなせる人に視能訓練士はおすすめ
- 視能訓練士になりたい高校生は視能訓練士養成課程のある学校に進学するのがおすすめ
本記事が視能訓練士についての全体像を理解する参考になれば幸いです。
視能訓練士になるには?なり方・必要な資格・仕事内容を解説
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この記事の監修者

竹内 健登
東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。
