年内入試ナビ年内入試ナビ
資料請求
オーキャンで体験するぴったりな大学を探す年内入試を探すブログニュース
ブログぴったりな大学を探すオーキャンで体験する年内入試を探すニュース
資料請求
合格への第一歩
あなたの夢の大学、見つけよう!
ログインして合格力診断を受ける

ベストマッチな大学を探す

あなたにぴったりの大学選びをサポートします

受験生応援ブログ
  • 総合型選抜
  • 公募推薦・推薦入試
  • 大学進学関係
  • 学部・学科
  • 学問
  • なりたい仕事、職業
  • 親御様向け
  • 特集記事
大学を探す
体験する
  • オープンキャンパスを探す
受験対策
  • 年内入試を探す
サポート
  • 問い合わせフォーム

アプリダウンロード

Google Play

Download on

Google Play

App Store

Download on

App Store

ソーシャルメディアでフォロー

  • 運営会社情報
  • 利用規約
  • 個人情報保護方針

Copyright © 2026 Avalon Consulting株式会社 All rights Reserved.

作成日: 2025/1/31 更新日:2025/1/31

農業経済学とは何を学ぶ学問?学ぶことや就職先を解説

農業経済学とは何を学ぶ学問?学ぶことや就職先を解説

「農業経済学とは何を学ぶ学問?」

「農業経済学を学べる大学は?」

「学んだ人の進路は?」

農業経済学に興味を持った人は、このような疑問を持つと思います。

そこで本記事では、主に以下のことについて解説します。

  • 農業経済学とはどんな学問なのか
  • 専攻すると何を学ぶのか
  • 農業経済学を学べる大学
  • 学んだ後の進路や就職先
  • 学ぶのに向いている人の特徴

農業経済学で学ぶ内容や進路選択の参考にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

全文で1万文字程度の長文になるので、当ページのポイントだけを知りたい方は、年内入試ナビの無料会員にご案内している以下のガイドをお受け取りください。 ​農業経済学のポイントガイドを受け取る​

この記事を書いた人

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部

年内入試ナビ編集部は、総合型選抜並びに推薦入試対策の専門塾ホワイトアカデミー高等部の講師経験者で構成されています。 編集部の各メンバーは社会人のプロ講師という立場で高校生の総合型選抜や公募推薦・指定校推薦対策のサポートを現役で担当しています。 メンバーの一例としては、「大学受験の指導実績が15年越えの講師や総合型選抜・公募推薦対策の専門塾を現役で運営している塾長、教員免許保有者等が在籍。 各教員の指導経験に基づいた実体験の情報をベースに年内入試関連の様々な情報を定期的に配信しています。

目次

  • 1 農業経済学とは
  • 2 学問の重要性
  • 3 農業経済学とは何を学ぶ学問?学ぶ内容・分野を紹介
    • 3-1 経済済学的アプローチ
    • 3-2 統計学とデータ分析
    • 3-3 政策と社会科学
  • 4 農業経済学を学べる学部
  • 5 農業経済学を学べる大学の例
    • 5-1 筑波大学 生命環境学群生物資源学類
    • 5-2 宇都宮大学 農学部農業経済学科
    • 5-3 東京農業大学 国際食料情報学部食料環境経済学科
  • 6 学んだ後の進路
    • 6-1 宇都宮大学 農学部の卒業後の進路
    • 6-2 東京農業大学 国際食料情報学部食料環境経済学科の卒業後の進路
    • 6-3 2つの大学の進路から見える傾向
  • 7 学びが活かせる就職先・職業
    • 7-1 公的機関
    • 7-2 農業関連企業
    • 7-3 農業協同組合(JA)
    • 7-4 食品メーカー
    • 7-5 流通、小売業
  • 8 よくある質問と回答
    • 8-1 農業経済学は理系・文系どっち?
    • 8-2 経済学と農業経済学の違いは?
    • 8-3 学ぶのに向いている人の特徴は?
  • 9 まとめ

農業経済学とは

農業経済学とは

農業経済学とは、農業や食料生産に関する経済活動を研究する学問です。

​農業は基本的な食料供給を担う重要な産業であり、その経済的側面の理解は、持続可能な農業や農村地域の発展、世界の食料安全保障に不可欠です。​

具体的には以下のようなテーマを学びます。

  • 農業生産の効率化
  • 資源利用の最適化
  • 農産物市場の動向
  • 農業政策の影響
  • 農産物の流通や消費

学問の重要性

農業経済学の重要性

農業経済学は、農業と経済の相互関係を探求する学問分野です。

食料生産、資源管理、環境保全など、人類の生存に直結する課題に取り組む農業経済学の重要性は、以下の点に集約されます。

農業経済学の重要性
概要解説
食料安全保障への貢献
世界人口の増加に伴い、限られた資源で効率的に食料を生産・分配する方法を研究します。
持続可能な農業の実現
環境に配慮しつつ、経済的にも持続可能な農業システムの構築を目指します。
農村開発と貧困削減
途上国における農業振興を通じた経済発展と貧困削減の方策を探ります。
農業政策の評価と立案
効果的な農業政策の立案と評価を行い、政策決定に科学的根拠を提供します。
食品安全と消費者保護
安全な食品の供給と消費者の利益保護に関する経済的側面を研究します。

このように、農業経済学は食料生産、資源管理、環境保全など、人類の生存に直結する複雑な課題に取り組む重要な学問分野です。

経済学の理論と手法を基礎としつつ、多様な分野の知見を統合し、農業問題に総合的にアプローチします。

気候変動や生物多様性の損失など、新たな地球規模の課題に直面する中、農業経済学の役割はますます重要になっています。

政策立案、農業実践、消費者保護など、社会の様々な場面で活用される実践的な学問として、持続可能な未来の実現に不可欠な存在となっています。

農業経済学とは何を学ぶ学問?学ぶ内容・分野を紹介

農業経済学で学ぶ内容と分野

農業経済学では何を学ぶのでしょうか。

以下に農業経済学で学ぶ内容・テーマについてまとめます。

  • 経済学的アプローチ
  • 統計学とデータ分析
  • 政策と社会科学

経済済学的アプローチ

農業経済学では、経済学の理論と手法を用いて、農業の効率化や政策提言を行います。

具体的には、以下のテーマを扱います。

テーマ
内容
市場分析
農産物の価格形成や供給・需要の関係を理解し、市場の動向を予測します。
生産効率の向上
生産要素(土地、労働、資本)と産出の関係を分析し、資源の最適配分や技術革新の効果を評価します。
政策評価
政府の農業政策(補助金、価格支持、貿易政策)を経済的視点から評価し、政策の効果や問題点を明らかにします。
国際貿易
農産物の輸出入に関する経済理論を適用し、国際市場の動向や貿易政策の影響を分析します。
環境と農業
環境経済学の視点から、農業活動が環境に与える影響を評価し、環境保護と農業生産のバランスを取る方策を検討します。

これらのテーマを学ぶことで、農業と経済の複雑な相互作用を理解し、実践的な解決策を見つける力を養います。

統計学とデータ分析

統計学とデータ分析

統計学とデータ分析は、農業経済学の研究に不可欠です。

農業分野で生成される多種多様なデータを適切に分析し、農業の効率化や市場の需要予測に繋げます。

テーマ
内容
農業経済学での応用
記述統計
グラフ作成や統計指標の算出が主な内容。主に学ぶ統計指標は右記の通り
平均値
すべてのデータを加算して、データの個数で割って算出した値

米の品種別平均収量を地域ごとに算出して比較する

農業従事者の年齢分布を分析し、高齢化の傾向を把握する

など

中央値
データの数値を小さい順に並べた時にちょうど真ん中の値
標準偏差
各データが平均値から標準的にどれくらい離れているかを示す値
頻度分析
​データを特定の範囲に分類し、それぞれの範囲にいくつのデータが該当するかまとめた分布図
推測統計
部分的に収集したサンプルデータを基に、母集団全体について推論する手法。農業経済学では、現地調査やサンプリングによるデータを活用して、全体の傾向を把握する。主に学ぶのは右記の通り
信頼区間
母数が特定の範囲内に含まれる可能性を示す

気候変動が特定作物の生産量に与える影響を、サンプリングデータを基に推測する

農家が新政策に対してどのように反応するかをアンケートデータから分析する

など

仮設検定
仮説を立て、それが正しいのか否かを統計学的に検証する
回帰分析
変数xと変数yの平均的な値の間に関数関係を想定した分析
データ分析手法
記述統計や推測統計を応用して、データの深い洞察を得るためのアプローチ。主に学ぶのは右記の通り
回帰分析
変数xと変数yの平均的な値の間に関数関係を想定した分析

回帰分析を用いて、農薬使用量が作物収量に与える影響を評価する

時系列分析で、未来の農産物価格を予測し、価格変動リスクを軽減する

など

時系列分析
時間の経過に伴い変化するデータを分析する
クラスタリング
特定の特性や類似性に基づいて、データを「クラスタ」と呼ばれるグループに分ける

これらのスキルを習得することで、現場でのデータ収集から分析、戦略的な意思決定までを自分で行えるようになります。

政策と社会科学

「政策と社会科学」分野では、農業政策や農村開発政策を学びます。

政府の介入や支援策(価格安定、補助金、技術普及など)が農業に与える影響を分析し、持続可能な農業や農村地域の発展を目指します。

テーマ
そのテーマで学ぶ内容
農村社会の研究
農村の高齢化や地域コミュニティの維持、地方創生などのテーマを扱います。
国際的な視点
国際貿易や食料安全保障、気候変動の影響を分析し、グローバルな課題に対応します。

これらの知識を活かし、政府機関や国際機関、研究機関でのキャリアを築くことができます。

農業経済学を学べる学部

農業経済学を学べる学部

農業経済学を学べる大学は、主に以下のふたつです。

  • 農学部
  • 経済学部

農学部とは、微生物、植物、動物など、人間が活用するあらゆる生物に関して研究する学部です。

農学部の中に農業経済学科が設置されていることがあり、農業経済学を学ぶことができます。

経済学部とは、個人(家計)、企業、政府、海外など、人や社会が営む経済活動について学ぶ学部です。

学科として農業経済学を設置している大学はありませんが、経済の一環として農業経済学をカリキュラムに含めている大学もあります。

農業経済学を学べる大学の例

農業経済学部のある大学

農業経済学を学べる大学はあまり多くありません。

本記事では、下記の3大学を取り上げてご紹介します。

  • 筑波大学 生命環境学群生物資源学類
  • 宇都宮大学 農学部農業経済学科
  • 東京農業大学 国際食料情報学部食料環境経済学科

筑波大学 生命環境学群生物資源学類

筑波大学生命環境学群生物資源学類では、人間を含む多様な生物の生命現象やそれを支える地球環境、さらには生物資源の保全や持続的利用について総合的に探求します。

生物資源に関する知識と問題解決能力を養い、社会で活躍できる未来創造型の人材を育成することを目指しています。

幅広い学問領域を学び、最先端の知識や技術を習得することができます。

筑波大学生命環境学群生物資源学類のカリキュラムには以下のような特徴があります。

  • 4つの専門コース(農林生物学、応用生命化学、環境工学、社会経済学)がある。
  • 国内外のインターンシップや英語による授業など、国際的な視野を養う機会が豊富である。
  • 実験や実習を通じて、実践的な問題解決能力を身につける教育プログラムである。

そのため、生物資源や環境問題に関心があり、持続可能な社会の実現に貢献したいと考える人に向いています。

参考:筑波大学

宇都宮大学 農学部農業経済学科

宇都宮大学

宇都宮大学農学部農業経済学科は、食料・農業・農村に深く根ざした社会科学的視点から教育と研究を行います。

国内外の農業経済、農村社会の機能、環境問題などを幅広く学びます。

持続可能な農業と豊かな国民生活の構築を目指し、実践的な解決能力を備えた人材を育成します。

宇都宮大学農学部農業経済学科のカリキュラムには以下のような特徴があります。

  • 広範な経済理論と実践的な農業経済の知識を学ぶ。
  • 現場での実習やインターンシップが充実している。
  • 国内外の食料問題や農村地域の課題に対する研究が豊富である。

そのため、食料や農業、環境問題に関心があり、経済学的視点からこれらの課題を解決したいと考える人に向いています。

参考:宇都宮大学

東京農業大学 国際食料情報学部食料環境経済学科

東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科では、食料生産から消費までの過程を経済学的視点から分析し、持続可能な食料システムの構築を目指します。

特に、地域資源のブランド化やサステイナビリティに重点を置いた学習を行います。

食料経済、環境経済、農業経済の各分野を専門的に学ぶことで、食と環境の問題解決に貢献できる人材を育成します。

東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科のカリキュラムには以下のような特徴があります。

  • 地域資源のブランド化や食品ロス削減を学ぶ専門コースがある。
  • 実地研修やフィールドリサーチを通じた実践的な学びができる。
  • 食品企業や地域と連携したプロジェクト活動が充実している。

そのため、持続可能な食料システムや環境問題に関心があり、実践的なアプローチで社会貢献を目指す人に向いています。

参考:東京農業大学

学んだ後の進路

農業経済学を学んだ後の進路

農業経済学を大学で専攻した人は、卒業後にどのような進路を歩んでいるのでしょうか。

2つの大学について見ていきましょう。

宇都宮大学 農学部の卒業後の進路

宇都宮大学農学部の2020〜2022年度卒業生の進路の内訳は以下の通りです。

業種(進学含む)
割合
進学
34%
国・地方公務員
22%
サービス業
10%
製造業
9%
卸小売業
7%
情報通信業
5%
建設業
2%
金融・保険
2%
農林業
1%
教育
1%

参考:宇都宮大学

東京農業大学 国際食料情報学部食料環境経済学科の卒業後の進路

東京農業大学 国際食料情報学部食料環境経済学科

東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科の2022年度卒業生の就職者における主な業種別の内訳は以下の通りです。

業種
割合
卸売業・小売業
22.4%
サービス業 その他
15.4%
サービス業 情報
10.3%
サービス業 協同組合等
8.3%
建設業
7.7%
製造業 食料品
7.7%
金融・保険業
​5.1%​
公務員
5.1%
製造業 その他
​3.8%​
運輸・通信業
3.2%
その他
11.0%

参考:東京農業大学

2つの大学の進路から見える傾向

これらのデータから、農業経済学を専攻する学生は、大学卒業後に多様な進路を選択していることが分かります。

大学院進学や公務員、サービス業や製造業など、それぞれの興味やキャリアプランに応じた道を歩むことが可能です。

大学によっても傾向が異なるので、志望大学の卒業生の進路をホームページやパンフレットで確認するようにしましょう。

学びが活かせる就職先・職業

農業経済学部卒業後の進路

農業経済学が活かせる仕事はどのようなものがあるのでしょうか。

代表的な3つの就職先について解説します。

  • 公的機関
  • 農業関連企業
  • 農業協同組合(JA)
  • 食品メーカー

公的機関

農業経済学の知識を活かして公的機関に就職することは、社会全体に貢献する有意義なキャリア選択です。

公的機関には、農業関連の政策策定や施行を担当する省庁、地方自治体、公共団体などが含まれます。

具体的な例として、農林水産省や地方農政局、県庁や市役所の農業部門があります。

職種
業務内容
​政策策定者
農業政策の企画・立案を行い、持続可能な農業を支える政策を策定します。
​調査分析官​
農業経済のデータ収集・分析を行い、政策決定のための基礎資料を提供します。
補助金・助成金担当者
農業者への補助金や助成金の管理・配分を行い、農業経営の支援を行います。
国際協力機構職員
発展途上国の農業振興プロジェクトに参加し、現地の農業経済の発展を支援します。

これらの機関では、農村振興や農業政策の企画・実施、農業経済の調査・分析、補助金や助成金の管理、農業者支援プログラムの運営を行います。

また、国際協力機構(JICA)などの国際的な公的機関では、発展途上国の農業振興プロジェクトに参加し、現地の農業経済の発展を支援する役割も担います。

農業関連企業

農業関連企

農業経済学の知識を活かせる就職先として、農業関連企業があります。

これらの企業は、肥料や農薬の製造・販売、農産物の生産までの広範囲に関わるため、求められる知識とスキルのレベルも高くなります。

職種
業務内容
農業技術者
新しい農業技術の開発や既存技術の改良に携わります。持続可能な農業方法や効率的な生産技術を導入します。
マーケティング担当者
農産物や農業関連商品の市場調査を行い、効果的な販売戦略を立案します。
供給チェーンマネージャー
生産者から消費者までの物流を最適化し、コスト削減と効率向上を図ります。
経営コンサルタント
農業関連企業の経営戦略を支援し、経済的な視点からのアドバイスを提供します。

農業関連企業は、環境保護や持続可能な農業に対する取り組みが求められるため、環境経済学や政策分析の知識も重要です。

国際的な活動を行う企業も多く、海外の市場や生産現場での経験が求められることがあります。

農業協同組合(JA)

​農業者を中心とした組合員が、農家の営農と生活を守り高めることなどを目的に組織された協同組合です。

農業生産に必要な肥料や農薬等の資材を共同で購入したり、農畜産物を共同で販売したりします。

具体的には、以下のような事業を行っています。

事業名
事業内容
指導事業
農家に向けて、農産物のつくり方や売り方を指導する
販売事業
農家がつくる農産物を集め販売する
購買事業
肥料や農薬など、農業やくらしに必要なものを購入し、農家に向けて販売する
信用事業
農家間での銀行業務。農家から口座への入金を受け付けたり、農家にお金を貸し出したりする
共済事業
農家間の保険業務。農家からお金を徴収し、農家が病気や事故などにあったときに補填する仕組み

食品メーカー

食品メーカー

食品メーカーは、農業経済学の知識を活かせる代表的な就職先の一つです。

食品メーカーでは、原材料の調達から製品の販売まで幅広い業務が行われており、農業経済学で学んだ知識が多岐にわたって役立ちます。

業務内容
業務に活かせる知識
原材料の調達
農産物の市場動向や価格形成理論を活用し、効率的な調達戦略を立てます。
製品の開発
消費者の需要動向や市場の競争状況を分析し、製品の企画や価格設定に反映します。
マーケティング
​地域特産品を活かした商品開発や、地産地消を推進するプロジェクトに貢献します。
環境配慮
持続可能な農業や環境経済学の知識を活かし、環境に優しい製品を提供します。

食品メーカーでは、国内外の農業政策や貿易政策の影響を理解し、適切に対応するためにも農業経済学の知識が求められます。

例えば、輸入規制や関税の変動に対するリスク管理や、新しい市場への進出戦略を立てる際に役立ちます。

食品メーカーでのキャリアパスも多岐にわたり、調達部門、マーケティング部門、製品開発部門などで農業経済学の知識を活かすことができます。

これにより、自身の専門性を高め、企業内でのキャリアアップを図ることができるでしょう。

流通、小売業

流通・小売業は、スーパマーケットなどの店舗や農業関連の商社、卸売業などを指します。

近年ではインターネットによるオンラインショップも小売業に含まれます。

それぞれの業務内容は以下のとおりです。

業種
業務内容
小売業
店舗やネットショップを持ち、卸売業者から商品を仕入れて、消費者に販売する
農業関連商社
食品の輸出入、卸売業者や小売業者、飲食店への販売。商社が卸売業を兼ねる場合も多い
卸売業
製造業社(メーカー)から商品を仕入れ、小売店や飲食店などに販売する

よくある質問と回答

農業経済学に関する疑問

農業経済学に興味がある人はどんなことを疑問に思うのでしょうか。

よく抱く疑問とその回答を記載していきます。

農業経済学は理系・文系どっち?

農業経済学は、経済学や経営学などの社会科学系の理論を基礎として、農業に関連付けて学ぶ学問です。

このため、農業経済学は文系に分類されることが一般的です。

しかし、農業経済学は農業の技術的な側面や環境科学、統計学など、理系の知識も重要な要素となるため、文系と理系の枠を超えた学問領域と言えます。

具体的には、農業の生産技術や環境問題、自然資源の管理といった分野も扱うため、理系の基礎知識が必要となる場面も多いです。

このため、農業経済学を学ぶ学生は、文系と理系の両方の視点から物事を考える柔軟な思考が求められます。

実際、日本の大学では農業経済学は農学部の一部の学科に設置されていることが多く、理系の大学で学ぶことが一般的です。

経済学と農業経済学の違いは?

経済学との違い

農業経済学は、経済学の分野のひとつです。

経済学と農業経済学は密接に関連していますが、アプローチや目的が異なります。

以下にそれぞれの特徴を表にまとめます。

比較対象
経済学
農業経済学
目的
​社会全体の経済活動の理解と改善
​農業に特化した経済活動の理解と改善
内容
​マクロ・ミクロ経済学、経済理論、数理分析
農産物市場の動向、生産効率、資源利用、農業政策、環境問題
アプローチ
​経済理論を用いた全般的な経済分析
​経済理論に基づく農業特有の課題解決、実地調査、データ解析
応用範囲
​一般的な経済活動、政策評価、価格形成、需給分析
​農業生産の効率化、資源の最適配分、農業政策の影響分析、環境保護
環境との関係
主に経済活動の内部と外部のバランスを取る
環境保護と農業生産のバランス、食料安全保障、国際食料貿易の問題

経済学は、全体的な経済活動を分析し、効率化や政策評価を行う学問です。

農業経済学は、この経済学の手法を農業に応用し、農産物市場の動向、生産効率、資源利用の最適化、農業政策の影響などを扱います。

また、環境問題や食料安全保障にも取り組み、持続可能な農業の発展に貢献します。

学ぶのに向いている人の特徴は?

以下の表に、農業経済学を学ぶのに向いている人の主要な特徴を5つに絞ってまとめました。

農業経済学に向いている人の特徴
詳細な説明
農業や農村社会に興味がある
農業や農村社会の現状や課題に興味を持ち、それらを解決したいという意欲がある人。
経済学や社会科学の理論に関心がある
経済学や社会科学の基礎理論を学び、それを農業分野に応用する能力を持つ人。
分析力や問題解決能力がある
統計データの分析や経済モデルの理解を通じて、農業経営の具体的な改善策を考えられる人。
環境問題に関心がある
農業が環境に与える影響を理解し、環境保護と農業生産のバランスを考えられる人。
実地調査やデータ解析に興味がある
実地調査やデータ解析を通じて、具体的な解決策を見出し、現場や政策に役立てることに興味がある人。

農業経済学を学ぶのに向いている人は、農業や農村社会に対する強い興味と関心を持ち、経済学や社会科学の理論を農業分野に応用できる能力を持つ人です。

また、分析力や問題解決能力があり、統計データの分析や経済モデルの理解を通じて具体的な改善策を考えられる人、環境問題にも関心がある人が適しています。

実地調査やデータ解析を通じて現場や政策に役立てることに興味がある人も、この分野に向いているでしょう。

まとめ

まとめ

本記事では、農業経済学の定義から、学ぶ内容、農業経済学を学べる大学、学んだ後の進路や就職先、向いている人の特徴までを解説しました。

解説した中でも、農業経済学に関する重要なポイントを最後に記載していきます。

  • 農業経済学とは、農業と経済の関係を研究する学問である
  • 学ぶ分野としては、経済学的アプローチ・統計学とデータ分析・政策と社会科学などが挙げられる
  • 農業経済学を学べる大学の卒業後の主な就職先としては、農業関連企業・メーカー・公務員・サービス業などが挙げられる
  • 分析力や問題解決能力がある人・農業や農村社会に対する強い興味と関心がある人に農業経済はオススメ
  • 農業経済学を専攻できる大学でも入学後のカリキュラムが異なるので、あなたの興味やキャリア目標に合わせて大学を選ぶ

当記事を通して農業経済学の全体像を理解していただければ幸いです。

農業経済学とは何を学ぶ学問?学ぶことや就職先を解説

農業経済学とは何を学ぶ学問?学ぶことや就職先を解説

農業経済学で学ぶことや、農業経済学を学び卒業した後の進学先をまとめた「農業経済学のポイントガイド」をプレゼント中。無料受け取りは、年内入試ナビの無料会員になるだけ。

多数の大学情報毎日更新
この資料を受け取る

この記事の監修者

竹内 健登

竹内 健登

東京大学工学部卒業。総合型選抜並びに公募推薦対策の専門塾「ホワイトアカデミー高等部」の校長。 自身の大学受験は東京大学に加え、倍率35倍の特別選抜入試を使っての東京工業大学にも合格をし、毎年数人しか出ないトップ国立大学のダブル合格を実現。 高校生の受験指導については東京大学在学時の家庭教師から数えると約10年。 ホワイトアカデミー高等部の創業以来、主任講師の一人として100人以上の高校生の総合型選抜や公募推薦をはじめとした特別入試のサポートを担当。 早慶・上智をはじめとした難関大学から中堅私立大学まで幅広い大学に毎年生徒を合格させている。 2023年には、「勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法」という本を日経BPから出版。


Recommend

今のあなたが狙える大学


Recommend

少し頑張れば目指せる大学