Nennai Nyushi Navi Logo image

神戸大学

学校情報

食料環境システム学科 食料環境経済学コース

注意:神戸大学のイベントや資料請求が設定されていません。大学側でイベントや資料請求の設定完了後に閲覧又は申込が可能になります。

食料環境システム学科 食料環境経済学コース

偏差値

64

工学的、社会科学的アプローチで食料環境システムを学ぶ 20世紀に入ると世界の人口は爆発的に増加し、食料需要も大幅に増加してきました。それに伴い、先進国では食料過剰、発展途上国では食料不足といった食料分配の不平等問題も顕著になっています。 日本に目を向けると、海外から大量に輸入される安価な農産物によって、日本農業は壊滅的な打撃を受け、崩壊しつつある農村地域も見られます。そのため、食料自給率は40%を切り、先進国の中では際立った低さとなっています。こうしたなか、消費者の食料安全保障や食の安全・安心に対する関心が高まっており、それらへの適切な対応が強く求められています。 食料環境経済学コースでは、世界や日本の食料や農業生産、地域社会、環境などに関する諸問題を経済学や経営学、統計学など社会科学的な手法を用いて解明・解決することをめざした教育・研究を行っています。

学べる学問

社会学情報学経済学経営学外国語学

目指せる仕事

研究・技術者(農業)国家公務員地方公務員金融会社勤務会社員(一般企業勤務)

学びの特徴

学びの特徴

相互に関係の深い3つの教育研究分野 ■食料経済・政策学分野 国内外の農林水産・食料関連ビジネス、消費者と生産者をつなぐ生産・加工・流通・消費やツーリズム、それに関わる政府・企業・農業団体・住民組織などの問題発見と解決のプロセスに注目しながら、持続可能な経済システムと政策のあり方を解明する教育研究を行います。 ■農業農村経営学分野 安全な農産物・食料を持続的かつ効率的に生産・供給していくための農業経営と食料・農業関連産業のあり方や、農山村地域の維持・発展に関して、経営学あるいは社会学の考え方や分析方法による理論的・実証的な教育研究を行います。 ■国際食料情報学分野 子どもや高齢者の食行動・食意識、貧困世帯や社会的弱者のフードセキュリティ、貧困と格差、農村開発などに関する国内外の社会調査データを用いた実証的研究、および社会調査や統計データなどの統計処理法に関する教育研究を行います。

カリキュラム

■1、2年生 1、2年生では、食料・農業・農村や環境に関する社会経済問題を解明できる基礎知識を学びます。2年生からは並行して専門的な知識を学ぶとともに、2年生後期からは少人数での演習が始まります。 ■3、4年生 3年生後期からは各研究室に分属し、先輩や後輩と一緒に調査研究をすすめ、食や地域の課題解決や新しい価値を創造する専門家に必要な知識や技術を学びます。

Work & License

就職・資格

卒業生の進路

食料環境経済学コース卒業者の進学・就職状況(2020〜2022年度) 民間企業:62.2% 進学:21.6% 公務員・教員:8.1% その他:8.1%

就職支援

■キャリア相談 神戸大学キャリアセンターのキャリア相談では、キャリアコンサルタント資格を持つ(またはキャリアコンサルタント試験合格の)アドバイザーが個別の進路・就職相談で指導・助言を行い、学生の主体的なキャリア選択をサポートします。 ■豊富な資料 神戸大学キャリアセンターでは、各種情報誌・資料、求人情報、インターンシップ情報等を豊富に取り揃えており、KUCS(神戸大学キャリアセンター就職支援システム)等で自由に閲覧することができます。 ■キャリア科目 各学部/各研究科においてそれぞれの特色に応じた、将来のキャリアを考える際に役立つ講義を開講しています。

就職実績

食料環境経済学コース卒業者の主な就職先(2020〜2022年度) ■民間企業 全国農業協同組合連合会、商船三井、ヤンマー、クボタ、エーザイ、関西電力、NTTデータ経営研究所、大和証券、阪急・阪神百貨店 ■公務員・教員 農林水産省、大阪府

卒業生に人気の職種

農学部の職種別進路比率(2024年度) 事務従事者:22.5% 販売従事者:17.5% 農林業従事者:7.5% サービス職業従事者:7.5% 建築・土木・測量技術者:7.5%

卒業生に人気の業界

食料環境経済学コースの業種別進路比率(2023年度) 金融業:42.9% 電⼦部品・デバイス・電⼦回路製造業:14.3% 情報通信業:14.3% 運輸業・郵便業:14.3% 複合サービス事業(郵便局・農林⽔産協同組合等):14.3%


tuition fee

授業料

年間授業料

535,800円

入学金

282,000円

ー施設利用料等その他費用

0円

4年間合計

2,425,200円

entrance exam

入試情報

実施している年内入試

「志」特別選抜(総合型選抜)

浪人でも出願できる

出願基準 必須の評定

4

必須の英語 基準スコア

試験日程 出願締切日

2024/09/06

一次合格発表日

2024/10/23

二次試験日

2024/09/29(第1次選抜)、11/02(最終選抜)

合格発表日

2024/11/28

提出書類

志望理由書

活動報告書

その他書類

試験内容

小論文や学科諮問などの筆記試験

面接

その他

倍率 2024

2

倍率 2023

募集人数

2

補足説明

■出願要件 次のすべてを満たすもの (1)農学部食料環境システム学科食料環境経済学コースでの勉学を強く希望し、合格した場合は入学することを確約できる者 (2)調査書における「全体の学習成績の状況」が4.0以上の者 ■提出書類 調査書、志望理由書、活動報告書 ■選抜方法 「書類審査」「模擬講義・レポート(文系)」「総合問題(文系)」「面接・口頭試問」の結果に基づき、第1次選抜及び最終選抜において段階的に合格者を決定します。 ■第1次選抜(神戸大学鶴甲第1キャンパスで実施) 「書類審査」「模擬講義・レポート(文系)」「総合問題(文系)」を課し、その結果を総合して第1次選抜合格者を決定します。 ■書類審査 調査書、志望理由書、活動報告書から、志願者の「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」を総合的に評価します。 ■模擬講義・レポート(文系) 大学で学ぶ主に人文学や社会科学等に関する内容の模擬講義を行い、それに関連した課題を提示し、講義レポートを課します。講義レポートでは、講義内容を理解し、知識を活用する力や文章表現力等を通して、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を評価します。 ■総合問題(文系) 高等学校全般の学習を前提として、食料環境経済学を学ぶ上で必要な日本語や英語の読解力・判断力・文章表現力・論理的思考力及び数学的思考力等を問う記述式を主とした出題をします。そこから志願者の「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を評価します。 ■最終選抜(神戸大学六甲台第2キャンパス農学部学舎で実施) 第1次選抜合格者に対して、最終選抜を行います。最終選抜では、「面接・口頭試問」を課し、第1次選抜及び最終選抜の結果を総合して最終合格者を決定します。 ■面接・口頭試問 面接・口頭試問は個人単位で行い、面接では提出書類を参考に、志望理由や入学後の修学計画等について質疑応答を行い、口頭試問では英語、数学ならびに社会問題に関する基礎知識をふまえて、学びたい専門分野について質疑応答を行い、「知識」「思考力・判断力・表現力」「主体性」を評価します(但し、英語での質疑応答は含まれません)。